ソニーα7S~昼間の写真はどうなんよ
さて、とりあえずα7S使用レビューのラストは
気にせずザクザク撮ってどんな写真が撮れるか、です。
NCロードスターのインテリアを。
MOMOステアリングの
堅めの革の質感もしっかり伝わってきます。
いつもの護国神社前で。
高画素の驚き的なものはありませんが、色はほぼ肉眼で見るのと変わらない、
自然な感じ。
ローアングルなのでディスプレイを使って撮影です。
春は桜の花びら、秋は紅葉した葉、毎度キレイに落ちてきてくれます。
電子ファインダーは自分のように目が悪い人間にも非常に優しい。久しぶりに
ファインダーをのぞいて写真を撮る楽しみを感じました。
青も黄も緑も、文句なしです。
金属の質感の表現はやはりPENTAX K-01の方が勝っている感じはしますね。
瞬間的なセッティングはダブルダイヤルのα7Sは非常にスピーディで、なおかつそれがリアルタイムでディスプレイに反映されるので、
露出ミスってNGな写真にはまずならないメリットは大きいですね。
暗い水族館でも、ミスはありません。
狙った瞬間を思った通りに撮れます。
こんな
押井守な世界も思うままに。
マツカサウオ。
ISO 32000でこのノイズの無さ。この低照度で動き回る魚を撮れるのは驚きです。
手持ちでクラゲ写真が当たり前のように撮れます。
そしてもちろん、子供の一瞬もハズれなしで間違いなくモノに出来ます。何がスゴいかって、
被写体ブレとか皆無なんですよ、水族館で。
こちらは
ISO 40000。さすがにちょっとノイズが目立ちますが、それとてフツーはフラッシュに頼らないと無理な写真がほぼ肉眼そのままでサクッと撮れます。
肌の質感とかも、文句なし。元々の高感度だけに、光量があるところでは
まさに余裕、です。
無造作にシャッタースピード上げても全然OK。センサーの余裕はさすがです。
追随オートフォーカスの性能も十分すぎるくらい。メリーゴーランドくらいの速度なら連続撮影してもすべてピシッっとピントが合ってます。
とにかく
万能感がスゴい。
「どこでもだれでもどれだけでも」
このα7Sは超高感度撮影向けのマニアックなカメラに思われがちですが、
実際はさにあらず。
これ、ホントーに世の中の
子育て世代に向けてのカメラだ、と思います。どんな場所でもほキチンと肉眼そのままの写真が撮れる。これ、相当にスゴい事、です。
フルオートでも水族館のような室内以上に低照度な場所でも
ミスなく撮れるというのは本当に圧巻。
もちろん設定して撮れば
それ以上の写真が。
しかも針の穴を通すようなギリギリ感もなく、そこにあるのはさらに一歩先まで考える事の出来る余裕も。
その昔の、「写ルンです」からデジカメへと画質・使い勝手で進歩を感じて、デジイチになってグッと画質の差を感じましたが、これほど
圧倒的な”違い”を体感したのは初めて。
趣味としてではなく考えると、これは
そうとうに高価なカメラです。ただ、実際使ってみて、この値段で
こういう写真が当たり前のように撮れるなら、いやさ
撮りたいその瞬間をミス無く撮れるなら、この価格はハッキリ言って
「アリ」だと思います。
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Posted at 2014/11/17 16:23:29 | |
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