松下幸のブログ一覧

プリウス

欧米販売車種のアクセルのリコールと今回のプリウスのブレーキの話を重ねてまぁたそれに対する理解もなく無責任にわめき立てている連中がそこかしらに。

根本的に前者は生産品質やチェック体制でのトラブルであり、後者は新機構に対する一般道での使用のエラーとも言うべき事象。この二つを同軸上の話とする事自体が間違い。

物事の本質を全く見ずに、ただただ騒ぎ立てたいだけの連中に踊らされないように。

言ってしまえば、機械製品に常に万全などあり得ない。まずこれを理解出来ない人は、クルマに乗らない方がいい。

そしてさらに新型車を買うという事はどういう事か、これが理解出来るだろうか？

クルマにはマイナーチェンジやイヤーモデルという商品の小変更があるこれがなんの為に存在するか考えれば、そんなのは誰にでも解るはずだ。

新型車は公道実験。

実際に発売される前にメーカーは様々なテストを行う。が、世の中には様々なユーザーがいて、多種多様な使用条件がある。それらすべてをテストするなどもちろん不可能。そして公道に出た新型車からのフィードバックでクルマが熟成されていくのは至極当たり前の話。
本来新型車を買うというのは出たばかりのクルマを買うという優越感とその実験台になるという等価交換な話に過ぎないはず。
それも今回の現行（30系）プリウスのような様々な複合制御の塊のようなクルマであれば、今回のブレーキトラブルは極端に言うと驚くに値しないレベルのトラブルだと思うのだが。

インプレにも書いたが、30系プリウスは人間を全く信頼していない作りになっている。いや正しくはヘタクソに遠慮する必要はないと公言しているとでも言おうか、すべての入力に対して補正を加える。自分にとってはこれは極めて不快な事であり、この30系プリウスは先代（20系）プリウスとは違い、決して好きになれないクルマだと思った。

それら様々な電子制御がかかるクルマであるという事を理解した上で購入したんだろう？まさかそういう事も理解せず“エコ“だから購入したとでも？減税対象だから買ったとでも？それとも流行だから？


今回の30系プリウスのリコールは部外者がギャーギャーわめく事でもなければ、オーナーがガタガタいう事でもない。これは複雑な制御の管理下におかれる自動車という製品において、発売する側も購入する側も想定しておくべき事態が起きたに過ぎない。

クルマの側が入力を制御するようになっていくのは実際どうなんだろうかね。ABSに始まり、横滑り制御装置やトラクションコントロールにそれらをギアシフトやアクセルまで含んでの統合制御…

メーカーがドライバーを信頼していない/信頼させれていないというのは、これらの制御の介入の仕方を見ると容易に理解出来る。同時にスポーツカーと言われるクルマにこれらの機構のカットオフ機能がついている事からもジレンマもある事だろうと思う。

いざという時に入力に対し、そのままの出力であれば後悔というのは自分の運転技術へのみになる。自分のような言い訳をしてすぐ逃げたがる人間にも、責任云々も余計な言い訳の余地がない方がその結果を真摯に受け止める事が出来るだろう。
その様々な統合制御下での己の意図しない動きが何か致命的な事へ繋がったとしたら…いや、その統合制御によって命を拾った人もいるだろうが、それに身を任せ甘える以上は、その結果に対しどのような制御/反応があろうとも、文句を言ってはいけないと思う。


自分は、自分の運転において出された結果に対し、自分の運転技術だけが反映される方を望む。




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あれもやりたい、これもやりたい。

ジワジワと煮詰まった仕事をしているとツーリングに行きたくなる。

さらに窓の外の吹雪を見ていると、この雪が無くなったら、必ずッ！と闘志すらかき立てられる。

まぁそんな数をこなす事は出来ないけど、願望をば。

ジェラートが久しぶりに食べたい。

穂高ドライブインが閉鎖して以降食べてないジェラートだけど、よくよく調べてみるとその近所でフツーに営業してたりする（まぁそれ見つけたのも２年前なのだけど）。

ジェラツー、やりたいなぁ。

あと一泊。これはやりたい。

個人的には佐渡島とか行きたいんだけど、クルマ持ち込みフェリー往復で27000～33000円ほどするのがイタい。でも佐渡島、魚とか美味いし、焼き物とかもイイのあるんだよなぁ。

まぁ現実やっぱ近間の温泉とかが距離的にも予算的にもベタで良いかな、と。

まったりだらりとクルマ談義しながら温泉につかる…いやぁたまりませんな。前に毒汁バトルで泊まった白骨温泉とかTACさんを追いつめた（黒い人が）下呂温泉とか、料理が旨い平湯温泉とか…うん、今年は一泊、絶対やろう。

まぁとにかく家族とか増えたりでなかなか自由に集まれなくなってきているけど、もっとCruiseで走りたいね！

こういう馬鹿話を延々出来るという素晴らしさ、まだまだ味わい足りない。

それを踏まえて、新規メンバーとも出会いたい。

いまや絶滅危惧種なクルマオタ、横の繋がりを増やしたいねぇ。新しい人との出会いはまた面白い変化があるかもしれないし。

クルマの馬鹿話始めたらもう止まらないってウチらに着いてこれるディープな人は少ないかもしれないが、決してゼロでは無いはず。

真剣にクルマと向き合うクルマ好き、募集しています！


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　運転が上手い人。

　運転が上手い人とはどんな人か？そう聞かれたら自分はこう答えますね。


　サーキットでタイムが速い人

　であり、

　事故を起こしていない/起こさせていない人

　であり、

　警察に捕まってない人

　である、と。

　サーキットでタイムが速い人というのはもちろんクルマのコントロール技術が高いという事。タイムというのは冷徹に、小理屈など一切挟まず運転技術を具体的に表してくれる唯一のモノサシです。

　そして同時にもちろんサーキットという場所での運転は一般道ではそう簡単には得られないレベルの技術を安全かつ容易に習得する事の出来る場所。
　少なくとも自分が見てきた人では、サーキットを走った事がある人間と無い人間には文字通り、越えられない壁があるように感じます。

　そして事故を起こしていない人というのはもちろん危機回避能力に長けているという事。これは周囲への注意力、自己管理、認識力の統合の結果といえるでしょう。もちろん操舵・制動による運転技術的な事故回避能力も含まれます。

　そして同時に事故を起こさせていない、というのは相対速度差が理解出来てなかったり割り込みの車間の読み間違いなど、他車に対し負荷をかけるような運転をしていない、という事。自分さえ良ければそれでイイ的な運転しかできない人間は公道を走る資格がそもそも無い。

　最後の警察に捕まっていない人。もちろん警察の追走を振り切るとか馬鹿げた行為ではなく、事前の情報収集能力と、これも周囲への注意力そのものがものを言う。
　警察に捕まったという事に対し、「運が悪かった」等という人間に運転が上手い人はいない。捕まった時点で運転に必要な“注意力・認識力・想像力”が欠如している事の証明そのものなのだから。


　とまぁ理由を書き連ねるとこんな感じ。
　んでこれらを一文にまとめると


　踏むべき所で踏む、踏まざるべき所では踏まない、その判別が出来る事。


　かと。

　あとコレを踏まえた上で、自分が好きなクルマのキャッチコピーを一つ。

　スピードは好きだけど、急ぐのは嫌いだ。

　VWのキャッチですが、これ秀逸ですね、ホント。



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