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松下幸のブログ一覧

2019年02月12日 イイね!

Unihertz Atom

Unihertz Atom
Unihertz Atom

クルマオタク以外にもガジェットオタクな自分ですが、その中でもモバイルに関してはやはりPHS~ケータイ~スマホと全ての黎明期を通過してきているので、やはり興味があります。

その中でも近年のスマホの大型化にはちょっと辟易しておりまして、もうちょっとコンパクトなのが欲しいなぁと思っていたところ、クラウドファンディングで超コンパクトタフネススマホというものが。

これは欲しい!絶対面白いやつだ!

クラウドファンディング:キャンプファイヤーで25000円にて予約。3ヶ月待ち、届いた実物は・・・

atom (1) 
良い、非常に良い!とにかく小さい!しかもタフネスらしく無骨!それでいてけっこうサクサク動く。ディスプレイは小さいものの入力もATOKでけっこうサクサク。

atom (2) 
ガジェットオタク心を十二分にくすぐってくれます。

さらには他の人が見ても圧倒的なインパクトと感嘆の声。

いやぁ、これはたまらんですよ。

atom (3)

外装ハードウェア的には極めて満足なUnihertz Atomですが・・・4ヶ月ほど使った辺りで・・・ちょこちょこ気になる部分が・・・

とはいえ、まずこの機種の値段を考えると、すべては許されるべきことである、ということをハッキリ言っておきます。間違いなく、素晴らしい機種です。それはそれとして、やはり自分の使い方にマッチするかどうか、というのはモバイルガジェットとして重要な部分で。

まずカメラ。本体価格的にそれほど優秀な素子を積んでいるわけはありませんが、圧倒的に暗所に弱い。ここは残念ながら、15年前の130万画素ケータイレベル。使えば使うほど、厳しい。デジイチとの併用が良いのかもしれないが、防水な状況下で使うときはやはりこれだけになる。そして素子そのもの以上に、ソフトウェア処理がイマイチ。

今現在のデジイチとスマホの「素子とレンズの差」を埋めているのは間違いなくソフトウェア処理。なるほど、ここら辺にメーカーのノウハウがかなり詰まってて、かなり恩恵を受けていたのだなぁ、と。

さらにはAFが全然ダメ。まともに合焦しない。カメラはオマケでそこまでは、と思っていたが、ここまで使えないのも厳しいし、そして案外自分でも思った以上にスマホのカメラを活用していたのだなぁ、と。

さらには相性の悪いアプリがけっこうある。

ほぼ素のままのAndroid端末でそんなこと無いだろう、と思っていたが、これがなかなか。ディスプレイサイズ的に表示不具合があるのは仕方ないのだけど、どうもそういう感じじゃない。

自分的にかなり使用頻度の高い天気予報アプリとの相性の悪さに続いて、指紋認証の不具合が連発。一発認証するときと何度やっても認証しないときが不定期に。何か法則みたいなモノがあればと思うけど、どうにも解らない。

そして致命的なのが電話帳アプリにフリーズが出始めた。どうも何か裏で処理してるものに引っかかってるぽいのだけど、本体も電話帳アプリもアップデートしてないので、どこか他の干渉なのだろう。データ抜かれてる、とかはいくら中華メーカーでもさすがに無いと思うし。

う~~ん、カメラだけならまだコンデジ併用とかで我慢も出来たけど・・・こうも不具合が続くと、どうにも。

Unihertz Atom、本当に面白い機種なのだけど、これ以上は、なぁ。

やはり大手メーカーの作り込みはスゴかった。ずっとXperiaを使ってて、そのスゴさに気がつかなかった自分が愚かでした。ごめんなさい、SONY。

懺悔の意味も込めて、Xperia XZ2 Compactをポチッとな。

でもまぁ、こういうのも含めてデジタルガジェットは面白いねぇ。




Posted at 2019/02/12 17:30:53 | コメント(0) | トラックバック(0) | その他 | 趣味
2015年05月02日 イイね!

TNGパトレイバー首都決戦

TNGパトレイバー首都決戦

まず始めに、実写化に際して不安と不満を感じていたことを押井守監督始めスタッフの方々におわびをしなければいけません。

正直、なまじ好きな作品だけに、伝説の実写版『デビルマン』越えもあるのではないか、と思っていました。いや、高確率でそこまでは行かなくとも、遠からずであろうなぁ、と思っていました。

自身の過去の日記を見ても、当時間違いなくそう思っておりますし、実写版ショート7本、長編1本を見終わってなお、ちょっと信じられないという感すらあります。

実写版、面白かった。

そこにあるのは、まぎれもない『パトレイバー』の空気だったわ。





自分が唯一と言っていいほどハマった作品。小学校6年生の時に初めて観た『パトレイバーTheMovie』。それから多感な時期を一緒に過ごした作品。

「真面目にやっているものが報われる・報われなきゃいけない」をはじめとして、現在の自分の様々な思想・思考に影響を与えた作品であるのは、間違いないです。

だからこそ、怖かったのはありますね。リメイクでメチャクチャになるんじゃないか、っていう。『WXIII』は番外編としても、OVAのラストもしっかり『パトレイバー』らしい「明日も続く日常」でしたし。

『パトレイバー』って”レイバーが出てくる”ってのはさして重要じゃないんですよね。ロボットものでロボットが登場しなくてOK、ってのは、まぁ『パト』知らないに人は何を言っているか解らないとは思いますが、そうなのです。

あのなんというか、ダラダラとした日常の空気感と、スパイシーな非日常感のブレンド、これが『パトレイバー』だと思います。

さて、前書きが長くなりましたが、ここからネタバレ含む感想なので、まだ劇場に行ってない人はこの感想は読まずに、”まず『パトレイバーTheMovie』『パトレイバーTheMovie2』『The NEXT GENERATIONパトレイバー』1~7話を観てから“観に行って下さい。











冒頭、「これは『パトレイバーTheMovie2』の全くの続編である」と宣言されます。ナレーションでも、BGMでも。これにはまず驚き。柘植は出てくるけど、そこらへんはもっと曖昧な扱いなのだろうな、と思っていましたから、最初から押井監督のペースに呑まれている感があります。

そして自衛隊試作ヘリ“グレイゴースト”による、レインボーブリッジの爆撃。セルフカバーもここまで来るともう立派なもので、まさに『パトレイバーTheMovie2』のベイブリッジ爆撃の完璧な実写版。

逆に考えると、『パトレイバーTheMovie2』の完成度がどれだけ高かったか、という事にもなりますが。

そして特車二課に持ち込まれたその爆撃シーンの解析映像を見て空気を読まずに軍事知識をまくし立てる佑馬。状況考えずに嬉々として語る空気の読めないマニアを解説キャラに持ってくるのは便利なものですな。遊馬以上の使い勝手です。

まぁ全編通じて公安の高畑がなんでここまで特車二課に関わってくるのかイマイチ不明ですが、これはあれですか、元公安の後藤隊長と関係あるのでしょうか。

『パトレイバーTheMovie2』の時は3機の戦闘ヘリ・ヘルハウンドで東京を蹂躙、そしてそれは使い捨てられ埋め立て地で爆破されていましたが、今回のグレイゴーストは再びその姿を消した。つまりその後ろにバックアップ・補給部隊がいる、そしてそれは“次がある”という事になります。

このじわじわ盛り上げていく焦燥感、素晴らしいですね。ちなみにここまで、前述の佑馬のグレイゴーストの解説以外、若者の活躍シーン、無し。筧利夫扮する後藤田隊長独壇場です。ちなみにスタッフロールでも一番上は筧利夫さんでした。

お約束の巨大水槽の前での密談、水面ギリギリからの目線、修理されているレインボーブリッジ・・・「ちょうどいい押井ワールド」がそこにあります。

しかし今回一番裏切られたのは、まぁ『パトレイバー』ファン、いや押井守を知る者なら「また長尺セリフを延々と抽象的な映像と一緒に見せられるシーンが大半を・・・」と思っていたら、アクションシーンがまた多い!

そしてそのアクションがリアリティよりも派手さや爽快感を最優先されている、って事にも驚き。カーシャのアクション、なかなか見応えがありました。

そしてこの辺りから後藤田隊長と後藤隊長のキャラがラップしてきます。

意図的にちょっとズラしてあった両者のキャラが、徐々に近づいていく。

「先代」の影に隠れていた「現役」が徐々に「先代」を越していく感じ。これちょっと気持ちいいですね。

あと南雲さんの登場。ここまでハッキリと登場してくるというのも、予想外。誰もが「こうすればいいんじゃないか?いや、でもなぁ。」と思っていた”キャラは実写、声は元の声優”というある意味パンドラの箱を「フェンスの向こうの記録上非実在な人間」として制約を課すことで押し通してきました。これ、ギリギリです。

そして同じ手法で後藤隊長を出演させなかった、ってのも面白い。

あくまで後藤は後藤だけど、後藤田とラップさせる事によりその存在感をより浮き彫りに、って部分を重視しているんでしょうね。

まぁしかし『パトレイバーTheMovie2』の会議室の再現はパーフェクト。後ろの書道の「志」って字まで完璧。もうこのシーンだけで一杯やれるくらい。

あとグレイゴーストの搭乗員、灰原零。『パトレイバーTheMovie』の帆場英一のごとく、一切のデータを消去して、っての。

ちなみにこの帆場、「松井さんがデータベース化されていない役所の書類を調べていくと、この帆場英一という人間は若い頃に亡くなっていて、あの箱船から飛び降りた帆場は一体誰だったのか・・・」というこれにより犯人に完全な匿名性を持たせるというアイディアがあったそうで、でもこれはさすがに物語が解りづらくなってしまうのでボツになったそうです。

それをここに持ってきました。

これコアな『パトレイバー』ファンにしか解らねぇよ!と思いつつ、このネタを26年越しでやりやがった、押井守!スゲェ!と思いました。

ところで爆撃のニュースの民衆のシーンで、あれ樋口真嗣監督ですよねって人いたのですけど、これはグレイゴーストのパイロットスーツが『ローレライ』のそれっぽかったのと何か関係あるのでしょうか?

再びの会議室シーン。後藤田がつるし上げられるのだけど、後藤隊長のような激情を表すシーンがあえて無いという対比が面白い。ここで「だから!遅すぎたと言ってるんだッ!」ってセリフを期待した人全員に肩すかし感を与えつつ、かといって後藤田も切れ者だけど食えない人間である事を印象づける、状況を察して机の下にスルスルと身を隠すシーンはキャラ表現としてもギャグとしても秀逸。

あと二課棟の襲撃シーン。戦力としては皆無に等しい特車二課を襲撃したのは、これは柘植が逮捕された事への復讐なのか、もしくは灰原と明に通じる「こだわり」の部分なのか。この辺り、明と野明の違いがある。明はどっちかってぇとバド的な部分があり、野明の方が成長してプロフェッショナルになった感じがある。この辺りの成長を描くのは長編じゃないと無理か。

特車二課棟を破壊されて慟哭するシゲさん。そこからの「テメェら、やるぞぉ!!」って流れも、『パトレイバー』のそれだよね。しかし今回も整備斑大活躍。ブチ山先輩の暴走ッぷりはまさに若かりし頃のシゲさん。

グレイゴーストの補給シーン、これアレですな、マンガ版の『ケルベロス』。ちなみにその時のヘリ整備斑のトップがブチ山先輩という。

そしてふと思ったのが、『パトレイバーTheMovie2』ではテロリスト側である柘植に対する感情移入というか、スタンスがそっちに近かった押井監督の心情の変化。

捕まった柘植のシンパ・グレイゴーストの首謀者がニヤニヤしながら高畑への受け答えをしているところ。そしてそこからの高畑の強攻策からまさかという表情の変化。

これ、昔の押井監督なら首謀者をニヤニヤさせたままで発砲シーンはなかったんじゃないだろうか、と思う。直前に押井守のコラム『世界の半分を怒らせる』を読んだ感想も含め、「今の世間に甘えたまま反対反対とわめいてるだけの連中に愛想を尽かせたのでは」、と思った。

手を出せないだろうと高をくくって好き勝手言ってる人間にグーで殴りつける快感、まさか押井監督作品でこれが見れるとは、思わなかった。

あ、ちなみに上記の『ケルベロス』では「投降すれば命まではとられないだろう」って整備斑が皆殺しにされます。

そしてラストのゲートブリッジでの攻防。

2号機が先にフルボッコというこれまたお約束ののちの再起動スイッチが「98式と同じ、首の後ろ」ってのもまた。これ全シリーズ通じて初めてじゃないですか?イングラムのここが開いたのって。

そしてフロントハッチ爆破。そこからのモーショントレーサーでの射撃。

いい、これはいい。歓喜のシーンといい、まさかまさかの『パトレイバーTheMovie』からの連続のセルフカバー。


これはあれか、『パトレイバー』にずっと付いてきてくれた人への、ご褒美なんだな。

押井監督の数々の『パトレイバー』への愛憎表現。
ラストは愛憎の”愛”の部分だったってのは本当に面白い。

ふと思い出したのは、米良美一さんがどこへ行っても『もののけ姫』の歌の人って言われて苦痛だった、ってエピソード。自分が他にやってきたものを見てもらえず、それだけを見られる表現者としての苦痛。

押井守監督にも、こういう部分があったのかなぁ、と。

前述の米良美一さんの話の続き。でもそこから入ってきてくれたファンがたくさんいて、自分の歌をちゃんと理解してくれて、それを感じ、すべて飲み込んでからはその苦痛を感じなくなった、というもの。

自分が今回の映画で感じたのは、こういう部分。すべて飲み込んで、じゃあ最後ブワ~~ッと楽しませてやろうじゃないか!といい意味で開き直ったのがこの実写版『The NEXT GENERATIONパトレイバー』だったのかな、と。

多分生粋の押井守監督マニアには、物足りなさを感じる作品だと思う。
そして一般の人は前作を観てないと解りきらない内容だとも思う。
ただただ『パトレイバー』が好きな人への、映画だと思う。


だが、それがいい。

エンターテインメントとして、どれだけを対象とするか。
自分は『TNGパトレイバー首都決戦』は、ちょうどいい対象範囲のチョイスであったと思う。
これ以上でも以下でもない、絶妙のさじ加減。

いや、本当に面白かった。






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Posted at 2015/05/02 09:05:11 | コメント(0) | トラックバック(0) | その他 | 日記
2015年01月05日 イイね!

やっぱりガスだわ!

やっぱりガスだわ!やっぱりガスだわ!

昨年末、8年使った電気炊飯器が壊れました。エラーメッセージは“F01”、調べると断線とかなんとか。

最近の電化製品は部品保持期限を過ぎるとそもそも修理受付すらしてもらえない事があって・・・一昨年壊れた掃除機とかそんな感じででした。ちなみに電気炊飯器は6年が目安・・・これはついに。

ついに、というのはご飯の味について思うところがあったので。

自分の実家はガス炊飯器、それで炊けるご飯の味が電気炊飯器のそれとは全く違う。

そう、圧倒的に、実家のガス炊飯器の方がご飯が美味しい。

生まれてずっとガス炊飯器だったので自分で本格的に電気炊飯器を使い始めたのは家買ってからが最初。しばらくは炊き方がヘタなのかとも思ってたけど・・・やはり絶対的に、味が劣る。歯応え、ニオイ、甘さ、すべてにおいて。

かといって、この電気炊飯器も結構な値段がしていたので、「今度この電気炊飯器が壊れたら!ガス炊飯器にする!」と心に決めていた次第で。

さて、我が家のコンロは元々ガス、となるとそこから分岐してガスコックを設置し、ガス会社の友人にお願いして「一番旨くご飯が炊ける炊飯器はどれじゃああああい!!」と選んでもらったのが



リンナイ直火匠 RR-100MST



送信者 2015年1月5日




キッチンにニュッと生えたガスコック

送信者 2015年1月5日



鉄人28号もかくやという黒光りするボディを接続して


送信者 2015年1月5日




ご飯を炊いてみると・・・


送信者 2015年1月5日




とある自動車評論家さんが言っていた言葉だと記憶している「人間、誰にでも解る差というのは5%から。プロは1%の差でも解るけどね。」・・・まぁ味を数値化するってのはなかなかに難しいですが、さて実食。


旨ぁあああいぃぃぃぃぞぉおおおおおおお!!!






味皇さまなら絶対に家を破壊して、下手すると町内一つくらい破壊して全力疾走している、そんなレベルの感動。

「これはなんだ!ご飯の一粒一粒がまるでお餅のようだ!歯応えはモチモチしつつもべたつきは皆無、そしてその甘さたるや新鮮な刺身を乗せても負けない!さらにそのニオイたるやヌカ臭さなどまったくなく、食欲をそそる!日本人のDNAが叫ぶ!これがご飯だと!旨い、旨いぞおおおお!」

※味皇さまの声で再生して下さい。


いやぁしかしマジで今まで自分が食べていたのは何だったのか、と。

例えるならですね、



電気炊飯器をスマホのカメラとするならガス炊飯器はデジイチ、

電気炊飯器を軽ハイトワゴンとするならガス炊飯器はオープンスポーツカー、

電気炊飯器を100均のボールペンとするならガス炊飯器は万年筆、

電気炊飯器を100均のデジタル時計とするならガス炊飯器は複雑機械式時計、


そんな感じ。

前者で満足する人はそれはそれでいいんです、でも後者を知ってしまった者は、それはそれは幸せになれるんですよ!


撮れると言うだけなら、スマホで十分です。移動するだけなら、軽ハイトワゴンで十分です。書くだけなら、100均ボールペンで十分です。時間を知るだけなら、100均のデジタル時計で十分です。

でもデジイチで撮れる写真は空気も切り取り、オープンスポーツカーで味わえるハンドリングと風は別物であり、万年筆の書き味は常に脳を刺激し、機械式時計は凜とした存在感がある。


ガス炊飯器で味わえるご飯も、それです。



それくらい、違います。


もし家庭・立地環境でガスが使用出来るというお宅は、是非次の機会にガス炊飯器を選んでみてはいかがでしょうか。

「料理はガス」

これはハッキリと、絶対の自信を持って言い切れます。


日本人に生まれた幸せ、噛みしめませんか?


.
Posted at 2015/01/05 15:45:30 | コメント(2) | トラックバック(0) | その他 | 日記
2014年05月23日 イイね!

続レンズ沼。

続レンズ沼。続レンズ沼。


smc DA 21mm F3.2AL Limitedという広角単焦点レンズを持っていましたが、どうにも写りが気に入りません。

同じDA Limitedシリーズのsmc DA 40mm F2.8 Limited(35mm換算32mm)はかなり思った通りにピシッと写るのですが、どうもDA 21mm Limited(35mm換算61mm)は、良く言えば柔らかい画なのですが、自分にはボヤッと写っているようにしか感じません。AFでもMFでも、ライブビューでディスプレイに映っているのと、シャッターを切ったあとの画像でズレがあるように感じてしまいますし、ボケ具合も撮れた写真を見て気持ちいいのはDA 40mm Limitedの方。


送信者 2014年5月23日


↑smcDA21mmにて撮影。
なんとなく、シャッター切った時の感覚と撮れた写真の仕上がりに自分的ズレがあってイヤなんです。


↓こちら2枚はsmcDA40mm Limitedで撮影。

送信者 2014年5月23日



送信者 2014年5月23日



この雰囲気的な気持ち良さってのは、実際に普段自分の視力で見えているものに左右されるのかは解りませんが、とにかくなんとなく、DA 21mm Limitedは満足できませんでした。

まぁそうなると使用頻度も右肩下がりに減っていき、画角としては非常に満足なのですが、使わないものを持っていても仕方ないので売りに出しました。

レンズは資産と言われる所以です。ほぼ購入額に近い額で売却。

しかししばらく使って、画質では最高なのだけど、やはりDA 40mm Limitedでは子供を撮るテーブルフォトなどでは画角的にキビしい。かといってタムロンAF17-50mm F/2.8 XR Di II(モデルA16)は標準フラッシュだと本体が長いのでレンズの影が映り込んだり、普段持ちにはなかなかに重い(レンズ本体440g)。

さてどうしよう。このままガマンするか、もしくは新発売のHD DA 20-40mmF2.8-4ED Limited DC WR(レンズ本体283g)を買うか・・・ってDA20-40mm Limitedは8万円台とお高い・・・

いろいろネットを見ると、いくつかDA 21mm Limitedは柔らかい、もしくは甘い、というインプレを見かけた。そう、印象としては自分とほぼ同じ。そしてそのうちのいくつかに、そのマイナーチェンジ版といえるHDモデルは全然画質が違う、という話が。

むぅ・・・smc版(通称 緑帯)とHD版(通称 赤帯)でそこまで変わるものか?オフィシャルにはスーパーマルチコーティング(smc)からHDコーティングへの変更、及び絞り羽根の形状変更くらいしか書かれてないが・・・

価格的にはDA20-40mmの半額近い。先ほど売却した額にちょいとの追銭でイケる。

ええい、ポチッとな。

ダメだったらすぐ売ればいい、と。

そして到着。

送信者 2014年5月23日



さっそくPENTAX K-01に装着し、何枚かパシャパシャと。


送信者 2014年5月23日


送信者 2014年5月23日



送信者 2014年5月23日



あ、なんか違う!

柔らかい感じは一緒なんだけど、なんてぇか、違和感がない。

何これ。最初に買ったsmc DA 21mm Limitedと違うわ。中古扱いとは言え保証書付きのピカピカのだったんだけど、こんなに違うのものなの?それとも本体との相性?その辺りは素人の自分には解らないけど、このHD DA 21mm Limitedは違和感なく撮れて気持ちいい。あと・・・気のせいかもしれないけど、AFの合焦も速い。

む・・・メーカーが違うとかスペックやらラインナップが違うとかなら解るが、これ一応同じメーカーのほぼ同じ扱いのレンズなのに。レンズの世界、怖い。レンズだけでこれほどまでに変わるものか。

まぁいい勉強になったとともに、これでHD DA 21mm LimitedとDA 40mm Limitedの単焦点2本でよりガシガシ使える。

これで撮れる写真を知ってしまうと、スマホやコンデジには戻れないですな。



.
Posted at 2014/05/23 18:50:16 | コメント(0) | トラックバック(0) | その他 | 趣味
2014年03月03日 イイね!

スマホとコンデジとデジイチ

スマホとコンデジとデジイチスマホとコンデジとデジイチ

ふと思ったのですが、デジイチの画質がキレイ、ってのは確かにそう思います。しかしスマホのカメラでも今ではもう十分な画質。ならどこがどのように違うか、ちょっと比べてみようかと。

実際に同じ場所、同じ時間に撮り比べてみて、なるほど違うなと思ったのはまず画角の差。基本レンズ位置も同じで取ってますから、なるほど、用途やレンズによってこんなに違うものか、と。

ざっと並べてみます。
海王丸パークで午前11時過ぎ、天気は曇り。



デジイチK-01(A16)

送信者 2014年3月3日


ワイド側。ピンボケってます。




デジイチK-01(A16)

送信者 2014年3月3日


テレ側。




デジイチK-01(40mm Limited)

送信者 2014年3月3日





デジイチ Q

送信者 2014年3月3日





コンデジTX300V

送信者 2014年3月3日






スマホ XperiaA

送信者 2014年3月3日




基本全部オートで、です。

最初のピンぼけはともかく、この写る範囲と画質ってのはカメラのキャラクターを決めますね。コンデジTX300VやスマホXperiaAは広い範囲が写るように(離れなくても撮れるように)なっていて、かつエッジの立ったシャープな画像になるように調整されているのが解ります。

逆にデジイチK-01やQはその辺りの調整はレンズのチョイスに任せて、あとは自分でキチッと設定すると、ズバッと撮れるようになる、という事ですね。



ちなみにオリジナルサイズで拡大してみると、やはりデジイチK-01の単焦点40mmのシャープさがアタマ一つ抜きん出ています。




全体の写る範囲の広さはこれで大体理解していただけたかと。



では今度は移す位置を変えて被写体の位置が大体同じになるように写してみます。
今度は呉羽山周辺で。時間は午後1時前後、小雨です。




デジイチK-01(40mm Limited)

送信者 2014年3月3日





ミニデジイチ Q

送信者 2014年3月3日






コンデジTX300V

送信者 2014年3月3日






スマホXperiaA

送信者 2014年3月3日





立ち位置はデジイチK-01とQが路肩まで下がって、コンデジTX300VとスマホXperiaAは車道に立って、って感じです。高さそのものは顔の高さなので、若干縦方向の角度が変わっていますが、それらも含め、クルマの写り方などで全然違うのが解ると思います。



ではそれぞれの部分をアップしてみます。これはオリジナルサイズから640*480で切り出したものです。





デジイチK-01(40mm Limited)

送信者 2014年3月3日






ミニデジイチ Q

送信者 2014年3月3日





コンデジTX300V

送信者 2014年3月3日






スマホXperiaA

送信者 2014年3月3日



海王丸の時よりもちょっと日光が弱くなっている呉羽山周辺。明るいところだと差は小さくなりますが、ちょっと光量が下がると一気に差が出てきますね。

条件が悪くなると、やはり出るのはレンズの差、ですねぇ。


解像感ではK-01>>TX300V>Q>>>XperiaAといった感じですね。

K-01とXperiaAでは、さすがに「デジイチを持ち歩く労力の差」ほどはハッキリとあると思います。

そして色の表現に関しても、これもやはり大きな差が出ます。

色ではK-01>>Q>TX300V>>>XperiaAという感じ。

ちなみに前述の通り、すべてオートでの撮影ですので、撮影の自由度・伸びしろでいうとそれこそさらに差が付きます。


便利さと、引き替えの部分。ここにどれだけの価値を見いだすか、です。

確かにスマホでもそれなりの写真は撮れますし、かさばりません。ただやっぱり写りは明確に違います。いくらスマホがキレイになっていたとしても、けっして一緒ではありません。

あれです、軽四がいくら衝突安全性能が上がっても、普通車も同じ技術で作られている以上、サイズの差は衝突安全性能の差に明確に出る、のと同じです。この差は、ちゃんと評価してあげたいな、と思います。



個人的にはPENTAX Qの健闘っぷりが面白いなぁと思いました。素子は1/2.3でTX300Vと同じですが、写真としてちゃんとしたのが撮れるイメージは、やはりカメラカメラした外見から、でしょうか。

同じコンパクトさなら、コンデジよりもさらに遊び感とカメラ感に優れたコンパクトなミラーレスというのは、大いにアリだな、と思いました。


そしてやはり、レンズと素子のサイズは雄弁だな、と思ったのも。


K-01の写りは別物ですねぇ。

ちなみに絞りってのの差を解りやすくした写真をいくつか。

送信者 2014年3月3日


この写真と、

送信者 2014年3月3日



この写真だと、どちらが「NCロードスターが格好良く見えるか?」

まずほとんどの人は、後者というと思います。

絞り、まぁカンタンに言うと「どっちをハッキリ写したいか」です。前者は全体にピントが合っている写真、これはコンデジとかスマホで撮れる写真です。後者のピシッと狙った写真は、これはコンデジやスマホでは、なかなか出来ません。デジイチならカンタン、です。絞り優先ダイヤルイジってピント合わせるだけ、です。


画質そのものも全然違うけど、こういう自由度の部分も、もっとデジイチを持ち歩くめんどくささを上回ってもいいかなぁ、と思います。









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Posted at 2014/03/03 17:39:51 | コメント(1) | トラックバック(0) | その他 | 趣味

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