カターレ富山vs徳島ヴォルティス~2011 J2 第2節
久しぶりにゴール裏で声出して跳ねてみました。あ~やっぱ面白いな、これ。
で、試合はゴール裏から見ていても
典型的な「ボールを持たされている」試合内容。
展開が薄そうなところでは好きに持たせてくれるんだけど、要所要所で
確実にシメて可能性を潰すって意志が全員からハッキリ感じられる。あと攻め方も、
サイドからのセットプレーにだけ集中、真ん中からは行けたらラッキー的な無理をしない組み立て。見事にこっちのカタチを読まれてる感ありましたね。
んで試合後。
安間監督を
ゴール裏に呼びつける声が。
まず最初に書いておきますが、自分はそもそも、
監督をゴール裏に呼びつけるという事自体、感心しません。
まず一つは、
いくらサポーターでもその権利があるとは思えないという事と、もう一つは
監督がやるべきはチームとしての結果を出す事で、釈明する事ではないという事。
それを前提にした上で、安間監督の話を聞いた身としては、思う事はいくつか。
選手への罵声はやめて欲しいという事、自分もこれには
賛成。しばらく勝ちが無いからゴール裏も荒れているとは思ったけど、それにしても
プロ選手に対してあまりに上から目線のヤジが多かった。それは違うだろう、と。
ただ他は
ちょっとどうかな、と思った。
今は土台をしっかり作るべきと言う話だったが、でもさ、プロフェッショナル/それでお金を貰う人ってのはそんな事じゃダメだと思う。
今やるべき事をやりつつ、さらに上を研磨錬成する、というのが自分ら職人・技術者の世界では当たり前なのだけど。
そしてその「今やるべき事」ってのが、昨シーズンの監督途中交代以降で「やっておかなければいけなかった事」に思えるのは自分だけだろうか。
それで思ったんだけど、これ聞きたかったな。
「監督が想定しているシステム、誰なら実現できると思いますか?」
だ。
今のカターレの選手では(頑張ってはいるが)出来ない、出来ていない、というニュアンスに自分は受け取った。なら
誰なら出来るんだろうか。そして今後ともこのメンバーで
出来る可能性があるんだろうか。
自分は現在のサポーターの監督不信は
勝ち点の数じゃなく、この「土台」に先が見えないから、だと思うのだけど。
と、だらだら思う事を書いてみたけど、なら自分にそれを解決できる良案が思いつくはずもないので、話はここまで。
以前にも書いたとおり、自分はまだまだカターレに勝利を求めていません。
例え負けようとも、ちょっと、ほんの一瞬でも、面白いサッカーを魅せてくれれば満足なのです。
あ、そういうとコアサポの人に怒られるか。
でもさ、
サポーターに出来る事の大事なものに「サッカーを楽しむ」ってのがあると思うんだよね。苦しさってのは伝染しないけど、楽しさってのは伝染する。
大変だけど、笑顔であるってのは、どんな事でも、どんな時でも、スッゲェ大事な事だと思う。
あ、こういうのもコアサポの人からしたらお気楽に考えやがって、と怒られるか。
でも最後に。
安間監督の
「選手がゴールの後もゴール裏に行かない状況、おかしいと思いませんか?」との言葉には
まさにその通りと思った。自分が友人から聞いた事がある某チームもそういう話があったなぁ。
そのチームとカターレには一つの共通点がある。それは、
一部の会社のお偉いさん達が一気に立ち上げたチームである、って所。
ん~そう考えていくと、安間監督が言ったカターレ富山の根本の土台作り、これもしかしたら・・・安間監督が考えるよりも
もっともっと深い部分からなのでは・・・とも思ったり。
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Posted at 2011/06/30 07:21:42 | |
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