松下幸のブログ一覧

　運転が上手い人。

　運転が上手い人とはどんな人か？そう聞かれたら自分はこう答えますね。


　サーキットでタイムが速い人

　であり、

　事故を起こしていない/起こさせていない人

　であり、

　警察に捕まってない人

　である、と。

　サーキットでタイムが速い人というのはもちろんクルマのコントロール技術が高いという事。タイムというのは冷徹に、小理屈など一切挟まず運転技術を具体的に表してくれる唯一のモノサシです。

　そして同時にもちろんサーキットという場所での運転は一般道ではそう簡単には得られないレベルの技術を安全かつ容易に習得する事の出来る場所。
　少なくとも自分が見てきた人では、サーキットを走った事がある人間と無い人間には文字通り、越えられない壁があるように感じます。

　そして事故を起こしていない人というのはもちろん危機回避能力に長けているという事。これは周囲への注意力、自己管理、認識力の統合の結果といえるでしょう。もちろん操舵・制動による運転技術的な事故回避能力も含まれます。

　そして同時に事故を起こさせていない、というのは相対速度差が理解出来てなかったり割り込みの車間の読み間違いなど、他車に対し負荷をかけるような運転をしていない、という事。自分さえ良ければそれでイイ的な運転しかできない人間は公道を走る資格がそもそも無い。

　最後の警察に捕まっていない人。もちろん警察の追走を振り切るとか馬鹿げた行為ではなく、事前の情報収集能力と、これも周囲への注意力そのものがものを言う。
　警察に捕まったという事に対し、「運が悪かった」等という人間に運転が上手い人はいない。捕まった時点で運転に必要な“注意力・認識力・想像力”が欠如している事の証明そのものなのだから。


　とまぁ理由を書き連ねるとこんな感じ。
　んでこれらを一文にまとめると


　踏むべき所で踏む、踏まざるべき所では踏まない、その判別が出来る事。


　かと。

　あとコレを踏まえた上で、自分が好きなクルマのキャッチコピーを一つ。

　スピードは好きだけど、急ぐのは嫌いだ。

　VWのキャッチですが、これ秀逸ですね、ホント。



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