2011年04月16日
どうせやるのならば。
基本ネタのためなら労力を惜しまない人間の部類に入ります、松下です。
今年度からまたなんか同業者組合の県のナンタラの副部長とか、いろんな役目がつきました。まぁ肩書きだけは偉そうですが、ストレートに言うと、単なる雑用係です、はい。
まぁ面倒な役目でもどうせやるなら面白可笑しくやらないと損だ、という事でやれる範囲内で好き勝手やろうと画策しています。(なんか来年には国単位での集まりの会場が富山になるとかで、それも手がけなアカンとか、恐ろしい話も聞こえてきますが。)
こういった仕事の顔では品性方向(コメントでご指摘受けました、”品行方正”の間違いです、URYYYYY!)で通している自分ですが(いやマジで)、まぁやはりどっかネタを仕込まないと気がすまないのです。市の方で役目がついた時には名刺入れとかネクタイとかの無難だった組合青年部卒業記念品を“シルクの紅白フンドシ”にしたりとか、いろいろやらせていただきました。ええ、大好評でした。
んで今回の県の方でも段取りをする立場になったのですが、予算の用途上、総会参加者へのお土産として600~900円ほどの価格で80~100個ほどを揃えなければいけなくなったのですが、さて、ここでどうしようか。
このご時世、やはりどうせ使うなら東北へ、と考えるのが自然。その中でもこの価格帯で鉄板と言えば、300mlの日本酒の小瓶、だろう。
が、それでいいのか、それでいいのか、俺。
誰もが考え得るところは元々注文が集まる。だからこそそこまで知られていないところにこそ、注文すべきものなのではないだろうか。
そして無難なものはそれはそれで意味があるが、記憶はされないものだ。紅白のフンドシ同様、「こういうものをもらった」に「あの時」という事を付随する為にも、なにかちょっと変わったものである意味、あると思う。
そして複数の友人に上記の条件をメールして聞いてみた。
なるほど、自分が知らないいろんなものがある。こういうの、ネットで調べるのもありだが、やはり自分が信頼に足る人のナマの声は、やはり重みが違う。というかお知恵を拝借しすぎて、逆にどれを選んでいいか解らないレベルになったのは感謝の一言。
さて、何にしようか。
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Posted at 2011/04/16 09:53:02 | |
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2011年04月16日
緊急地震速報
今日初めて知りました、ソフトバンクモバイルにエリアメール・緊急地震速報対応機種が一つしかないという事を。(さらには何故か機能をオンにすると待ち受け時間が半分になるトンデモ仕様)
3年ほど前に開始され(正しくは2007年12月末でした)、基本それ以降に発売された機種は当たり前にこのエリアメール機能が実装されている、とフツーにdocomoユーザーの自分は思ってました。
実際このワンセグや防水などのガラパゴスと揶揄され小馬鹿にされた機能のほとんどが、日本で使うモバイルツールとしての重要な機能であるという事は震災以降明らかに誰もが実感した事でしょう。
その日本独自機能の中でも自分が買い換えたスマートフォン・T-01C REGZA Phoneに唯一実装されていないのがこのエリアメール・緊急地震速報でした。
確かにあの「ヴィッヴィッ」という音は非常に不快な音です。しかしもちろんそれは正しく計算され尽くした、耳に心地よい自然な音の正反対の機能を持たせたという、非常に優秀な”工業製品”だと思います。
自分はこの音を過去に聞いた事はありませんでした。富山ではそれほどの震度の地震は2007年3月の能登半島沖地震以来、無かったんですから。
しかしこの機能、今回にょこさんのケータイで鳴り響き、体感して、よく解りました。
これ、そのまま人の生き死にに直結する機能だ。
震源地直下はともかく、ほんの数秒でも、心構えがあるのとないのとでは、その状況判断は全く変わってくる。当然、それは結果に如実に反映される。
ちなみにシステムとしては、ケータイの通話やメールやネットなどよりもラジオに近いそうで、それ専用の受信機能がケータイ本体に無いと対応しない。これはサーバの混雑などでの通知遅延を回避する為の緊急通知としての性能を満たす為の構造。納得。(スマートフォンでもauはチップの関係上実装できているそうで、例えば同じREGZA Phoneでもau版のIS04はエリアメール・緊急地震速報に対応している。それも今回初めて知った。)
Androidアプリでも東日本震災以降、結構優秀なアプリが提供されたが、これとてメール通知を使うカタチなのでサーバが混み合えば最終的には遅延してしまう。(docomoでは夏以降のモデルはスマートフォンでも対応していくそう。ただ国際モデルはなさげ。)
なるほど、調べて初めて知る事ばかりだ。
そういう事も知らずに対応機種を持っていた自分の無知さに腹が立つ。(前使ってたF-08Aとか。)
そしていろいろさかのぼって調べると・・・このソフトバンクモバイルがエリアメール・緊急地震速報にガッツリ対応してない理由ってのは、なるほど、蓮舫がドヤ顔で災害時予算を切り捨てまくってた、アレと一緒か。
目先のコストや自分のフトコロ、口先やカタチだけのパフォーマンスは優先するが、都合の悪い事には蓋をする。後はうやむやにして一丁出来上がり、と。おいおい、東電・原子力利権者と何も違わないじゃないか。
いや、それも酷い、酷いが・・・それを助長したのはそういう胡散臭い連中を持ち上げて、実際にいざというときの為にコツコツやってきた人や会社を無駄遣いだとばかりに悪しく見てきた風潮そのものだろう。
何かを成す時には必ず、労力・コストがかかる。
これはシステムの構築もそうだし、設備投資もそうだし、研究開発費でもそうだし、人材育成でもそう。それらを安かろうの考えで自分が支払う対価の一つとして見なかった愚かさがここにある。
そしてそれ以外に、自分がそうであったように、それそのものを知らなかった無知の愚かさも。
高くて悪いモノは存在するが、安くて良いモノは存在しない
自分はこれは真理だと思う。
良いモノを殺すのは、いつでも愚かな人間である、という事か。
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Posted at 2011/04/16 00:48:37 | |
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