東京モーターショー2011!続き
お隣はダイハツ。
軽オープンのコンセプトモデル、
D-X。
コペンとはずいぶん違うデザインの方向性だけど、
こっちもまた格好良い!自分的にはこちらの方が無骨で好み!
…ダイハツは
コンセプトカーは格好良いんだけど実際に発売してくれないって所があるから…軽スポーツの火を絶やさぬ為にもこのD-Xは是非市販を!
ここで大手からちょいと離れて。
おお、
MR-SをEVにコンバートしたのが置いてあるじゃないか!
メーカーの技術者の方と、こちらからはEVユニットについて質問。そして逆にこっちにMR-Sの特性を掘り下げて聞かれたりと
マニアック極まりない会話を。前後重量バランスが純正に比べてどうだの、バッテリー搭載位置の規制がどうだの、左右のバランスが元々どうだの、コンバートの価格が250万円とかだの、一度レイアウトの型が出来ればどれくらいコストを下げれるだの、
うっわ、楽しい!
これはアリだな~
MR-SのEV、欲しいなぁ。これ面白いだろうなぁ。
あとEV関係ではこういうのとか。
電動三輪なんだけど、デザインがまた良さげ!しかもこのまま市販だとか!
予定価格は
50万円前後、トライクとかと同じ登録でノーヘルで乗れるとか。しかしこのデザインだと間違いなく
警察にいちいち止められ尋問されるに違いない!と談笑。
そして
東館。
今回トヨタと同等に力が入っていたのが
アウディ!
ブースのデザインからして
欧州各社の中でブッチギリ。
展示してあるクルマも自慢のW12気筒エンジンのカットモデルに始まり
日本代表カラーのA1からR8まで走りのモデルをフルラインナップでずらりと。
これでトドメだ!と言わんばかりにルマン出走車も。
こういう所で
本気に売り込みに来る情熱はその市場を重要視してくれている感じがして素直に好印象を受ける。ディーラー以上に、やっぱメーカーが片手間なのと本気なのとではラインナップや流通、部品供給やサービスも違ってくるし、それは
イコールで買う側の安心感に直結する部分なんだよね。
正直トヨタ以外の日本メーカーは
すべてアウディに本気度で負けていた。ホームで負けてどうするよ!こういう気持ち的な部分って、伝わるんだよ?こういうのはモーターショーに来たその当人だけの話じゃないんだけどなぁ、広がるんだよ?
あとVOX繋がりでヤマハに。
これはシンプルで素晴らしいね!これ125ccだから…市販されたら
中免取りに行きますよ、マジで。
ホンダは…今回一番
やる気なかったんじゃねぇか?と思うほど。よほど地方のディーラー主催の展示会の方が派手じゃないかと。
レイアウトも見づらかったし、大沢親分いたら
「喝!」って言われるよ。
日本メーカーもう
一つの目玉、スバル。
86と同じ…と
思うなかれ。バンパー開口部くらいしか違いが無いはずなのに、結構印象が違う。
そして想像以上に
白のボディカラーが似合う!
マットな質感のホワイトは斬新!ってこれ市販車に設定されているカラーなのかな?
スゲェ存在感あるんですが。
しかし86/BRZのこの
クルマの素体感はここしばらく無かった感じがする。そうだなぁ…
DC2インテR以来、かな?こういう感覚は
元々の出来の良さと、そこから先の許容範囲の広さがイメージとしてにじみ出て来るものだから…いや、86/BRZ、予想以上に面白そうかも!
ってそのまま順路的に歩くと仕切りパネルからいきなり
ヌッと出てくるのがその
“許容範囲”の頂点、GT選手権仕様のBRZ。素体を見てからのこのGTマシンはインパクトありすぎ。
どうみても速そうです、ありがとうございました
しかしそのブースのディスプレイに出てる今年のGTマシン・レガシィがなんか
2番手的な映像ばっかりだったんだよなぁ。これはあれか、来年はBRZでこの雪辱をはらすぜ!と言いたいんだろうか。まぁ中身は市販車と全然違うとはいえ、セダンのルーフラインとクーペのルーフラインだといろいろ出来る事も違うだろうしなぁ。こういう
レースシーンもどんどんCMに出していって欲しいね。インプレッサのラリーシーンも格好良いけど、BRZのサーキットでの姿もまた格好良いのだから。
個人的に最近一番お気に入りの欧州メーカー、
ルノー。
参考モデルとして
ウィンドゴルディーニが置いてありました。
これでベースモデル
255万円なんだから、お買い得だと思うよ、マジで。
運転席に座らせてもらいましたが、手に触れるシートの表皮そのものはそんなに柔らかくないんだけど、実際腰を据えるとシートがもう
ふっかふか。スゲェ、このサイズのシートでこの乗り心地かよ!
あと本気度は日本ではトヨタに継ぐ勢いだったのが
マツダ。
こういうモーターショーでの本気度ってそのままメーカーの勢いなんだな、と実感。トヨタとマツダには
ハッキリと攻めの姿勢が感じられました。
市販目前のCX-5にコンセプトのTAKERI、こう車種のカテゴリは違えども
“他社と一線を画した一貫性”が感じられると、嬉しくなりますねぇ。
あと今回のモーターショー、
インパクトナンバーワンはこちら。
日野のパリダカ車!
今まで写真で見たのはどれも砂漠の真ん中疾走中!とかだから
サイズがイマイチ解ってなかったけど…
実物は大迫力!
こんなのが
砂漠を爆走するとか、
素直に胸熱!
来年の出走時に向けての
応援メッセージ鯉のぼりが置いてあったので、
一言、書かせてもらいました!
「戦え!」GO!JAPAN!
関東自動車のブースには新型ハイブリッド、
アクアの関東自動車モデルが。
ヘッドライトとテールライトでここまで印象変わるか!ってくらい
別物の格好良さ。というかこれ見た後フツーのアクアみたらすげぇがっかり感を感じる。少なくともテールライトはアフターパーツで市販しようよ!ノーマルとここまで印象変わる事ってそうそう無いよ?
さて、ここまで
色気が無いとお思いの方々、お時間ですよ。
いや、事前のネット情報とかで見て、もう
モロ自分の好みのツボに入ったコンパニオンさんがこの関東自動車。最初いないな~、残念~、とか思ってたら来ました来ました、イベントタイム。
本日三度目のキタ━(゚∀゚)━!!!!!
キタ━q(゚∀゚)p━!!!!!!
そしてイベント後にアップで
キタキタ━(゚∀゚≡゚∀゚)━!!!!!!!!
なんというか素晴らしい!
ディモールトイイ!
アレですわ、
カメラ小僧諸氏の気持ちが解りましたよ!これはシャッターを切らざるを得ない!これがあれか、
「トリガーが指と一体化した」か!←多分違います
他のコンパニオンさんも。
いややっぱ関東自動車のコンパニオンさんは
別格だわ、俺の中で!
さてここで業務連絡です。
今回Cruiseメンバー諸氏に
「東モ、キタワ*・:*・゜(n'∀')η゜・・゜」的なメールを送らせて頂いたのですが、最初の一通はトヨタブースのオレンジの86の画像を。そして二通目はスバルの白いBRZとこの関東自動車のコンパニオンさんの画像を送ったのですが、
返信の数が
二通目>>>実に3倍近い差>>>一通目なのはどうかと!!
さらにに言うと一通目の
「86?ふーんすごいねすごいねー(棒読み)」に対して二通目は
「ふおおおおおお!!ガッ!マイガッ!!」くらい返事のテンションも違う!
お前らぁあああああああああ!!!
クルマのクラブとしての存続を考えてしまうほどですよ!
再び大手を離れて。
このモデルのリアのバケットシート、市販予定とか。座り心地、
素晴らしく良かったです。是非トヨタだけじゃなく、マツダ用のシートレール(もしくは汎用使用可能)もお願いします。
あと
着物のような折り返しの和のシート。これがなんとも心に残る。これ、純正採用するクルマ出ないかなぁ。次のロードスターとか、こういうの採用して
初代以上にもっとジャパンテイストデザインに突っ走ってくれないかなぁ。
あと最後に、VW。新しいニュービートル(紛らわしいな)これもイイ感じだね。初代はあまりに旧ビートルに引っ張られすぎてたけど、今度のはそういう部分が昇華されてて
バランスが良く感じる。
ふ~、満足満足。
と、外に出るともう
とっぷり日が落ちていました。
ある程度トバしての見学でも、
軽く5時間。じっくり見ると間違いなく1日では無理な量です。
いやしかし久しぶりに
クルマを見てドキドキした!(コンパニオンさんを見て
ムラム(以下略))
やっぱさ、
クルマって面白いんだよ。エコとかそういうのは二の次で、やっぱり
まず面白いって事が大事!
今回のモーターショーの熱意、これは
潜在的なものが爆発したがっているように感じた。ああ、
みんないろいろフラストレーション、溜まってるんだろうなぁ、と。開発者側にも、ユーザーの側にも。なんていうか、
面白さの飢餓感というのかな、焦燥感とかは違う、なんか渇望みたいな。
こういうのをみると、自動車業界、いやさ
日本の物作りはまだまだ伸び代があるなぁと思った。
最後に。
帰りに寄ったヴィーナスフォート。
これでもかってくらいカップルばかり。
リア充どもめ、チンコもげろ。
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Posted at 2011/12/06 17:31:28 | |
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