京都旅行~銃を撃つ時は必ず引き金を二回引け
先日
『和知』さんのお店が
10周年記念って事で7月の23~24日と
TACさんご一家と一緒にお邪魔して参りました。
久しぶりの旅行、それも京都という事でにょこさんはもう
ウキウキです。
朝の7時過ぎに出発し、高速に乗る。高速1000円は終わってるのだけど、なかなかに台数が走っている北陸道。時間帯がバッチリなのか、また
よく覆面がいるわいるわ。
げははははは、貴様お上の狗なんぞに捕まるか、げははははは!
と気分は
『鬼平犯科帳』の盗賊の気持ちで。
賤ヶ岳PAで。
結局高速機動隊の
鬼の平蔵はどうやらいなかったようで、
無事京都東ICに到着。
そしてバスで京都入りしたTACさんご一家と
京都太秦映画村で合流。
TACさん、北さん、ナナちゃん、お久しぶり~
そしてタケちゃん初めまして~
向かいにある定食屋さんで昼食を食べ、映画村へ。
,. -‐'''''""¨¨¨ヽ
(.___,,,... -ァァフ| あ…ありのまま 今 起こった事を話すぜ!
|i i| }! }} //|
|l、{ j} /,,ィ//| 『映画村に入って1時間は経つのに
i|:!ヾ、_ノ/ u {:}//ヘ まだ40mほどしか進んでいなかった』
|リ u' } ,ノ _,!V,ハ |
/´fト、_{ル{,ィ'eラ , タ人 な… 何を言ってるのか わからねーと思うが
/' ヾ|宀| {´,)⌒`/ |<ヽトiゝ おれも何をされたのかわからなかった…
,゙ / )ヽ iLレ u' | | ヾlトハ〉
|/_/ ハ !ニ⊇ '/:} V:::::ヽ 頭がどうにかなりそうだった…
// 二二二7'T'' /u' __ /:::::::/`ヽ
/'´r -―一ァ‐゙T´ '"´ /::::/-‐ \ 催眠術だとか超スピードだとか
/ // 广¨´ /' /:::::/´ ̄`ヽ ⌒ヽ そんなチャチなもんじゃあ 断じてねえ
ノ ' / ノ:::::`ー-、___/:::::// ヽ }
_/`丶 /:::::::::::::::::::::::::: ̄`ー-{:::... イ もっと恐ろしいものの片鱗を味わったぜ…
子供がいるとちっっとも前に進まねぇええええええええ!
何?真っ直ぐ前に進んだらアレなの?死ぬの?と言うくらい縦横無尽(この言葉の意味を身を持って知りました)に駆け回る子供‘s。(と同時に熱さであっという間に消耗していく親’s)
途中でスタッフさんにイベントがあるというのを聞いて、本館2階と3階に。
しかしアレですな、
同心姿の人に「
メイン会場3階で
30分後に
ショーがありますよ」とか横文字とか分とか使われると
違和感あるな。まぁ
「そこな本丸にて八ツ半から演劇があり候」とか言われても理解できんけどな。
2階に上がると、おお、
戦隊ヒーローがずらり。
そ~いやアレだ、
スーパー戦隊シリーズって東映だったな~と思いつつ見て回る。『シンケンジャー』のとか撮影で使われたホンモノなんだな~おお、
十臓とかドウコクとかスゲェなこれは。
そして
『ゴーカイジャー』のステージ。これも
想像以上にスゲェんでやんの。特にゴーカイチェンジでの一瞬の早変わりは
マジで大人の方が「おおおおおおッ」ってなってた。正直、自分も声出してしまいました、
「うおっマジか!」って。
なんてぇか、子供の真剣な後ろ姿って本当にいいね。
これを守る為なら、親はなんでもしてしまうな~と思う。
そしてやっと到着した江戸の町をフラフラする。
(この時点で映画村入って既に3時間近い)
ホテルにチェックインし、一休憩してから和知さんの所へ。
その前に、
当日和知さんにてお食事されていた方へ。
本来“お酒と煙草のある大人の場所”に子供を連れて行くのは正しい事ではないと思います。今回はお言葉に甘えさせて頂きましたが、私達が子供連れでいた事でご不快な思いをさせましたら、お詫び致します。申し訳ございません。
という思いを秘めつつも…
旨い、旨いよおおおおおおおおおおおおおおお!
ごめんなさい、そのような申し訳ない気持ちが、
最初のポテトサラダで砕け散り、続くラフテーで舞い上がり、そして冷製おでんで吹き飛び、ミートソーススパゲティととりもも串で味蕾のジャイアント螺旋によりクオーク(最微塵)と化しました。
料理が出てくるまではぶつくさしてたユキも、食べ始めたらもくもくもくもくと食べ続け、静かなもんです。むしろ調子こいて食べ過ぎて吐かないかの方が心配なほど。
他にも美味しいものがたくさん。
運転と映画村で疲れ切っててあまりビールを呑めなかったのがくやしい。
和知さん、ごちそうさまでした!美味しかったです!
そして10周年おめでとうございます!これからも長く美味しく心地良い空間をよろしくお願いします!
部屋に帰り、まだまだ寝ない子供達。お前らその小さい体に
どんなエネルギー詰まってんだよ。
夜も更け、静まってからTACさんと
だらだらと話す。仕事の話から人の縁の不思議さからくだらない話まで。
途中からは北さんとにょこも加わって、
お互いの出産の時のドタバタ話に。自宅出産、
怖え。
翌日朝はゆっくりチェックアウトしてから
清水寺へ。
京都駅と京都タワーの間の地下道に
めっちゃ美味しい鯖寿司があったはずッ!という古の自分の、ヒジョーに曖昧な記憶の元、京都駅周辺をうろつく。
結構な距離を歩くが、「これだ!」という場所には結局たどり着けず。うむむ、自分の記憶のいいかげんさに腹が立つ。
そしてバスに乗って清水寺に。
学生時代に来た記憶があるけど…
こんなに長かったっけ?というほどの坂道。
前日同様、
なかなかの外気温、清水寺にたどり着くころにはもうグロッキー。むぅ、しかし
無理して持ってきたデジタル一眼レフ、撮りまくらなければ!
とはいえあれですわ、いくら軽量のPENTAX k-rにパンケーキレンDA40mm F2.8 Limitedっていってもコンパクトデジカメに比べると
なかなか大荷物。当日は、むぅ~失敗したかな~と思っていたのですが、帰ってから写真を比べてみると、
なんというか、全く違うんですね。
コンデジSONY
TX-5はコンパクトでしかも防水な非常に使い勝手の良いカメラ。画質も上々で仕事に遊びに
かなりお気に入り。撮れる写真も非常に平均的に、それこそオートでほとんど失敗がない
優秀なコンデジです。が、逆にいうとつまり全部が適度にキレイに見える
のっぺりとした画像になっているのもまた事実。
そう、対照的にデジイチk-rの写真は、撮る対象とそれに対する設定が
バシッと決まると、人間の目で見ているそれに限りなく近く、ホントに
その場の空気事切り取ったような“見ていてスカッとするような写真”が撮れるんです。
なるほど、カメラにハマる人の気持ち、こういうのなんだろうな、と再確認。(今回のブログの中の写真、どっちがどっちの写真か、解りますか?)
まぁつってもその辺りのカメラテクニックなんざ
クルマで言うならフルブレーキングからのヒール&トウも同然、趣味としてハマらないと、なかなか。ええ、
その場にあったF値だとかシャッター速度だのはムズいんですよ。実際自分が撮った写真も、ハマッたのはハッキリ言って偶然の率の方が高いですし!特に撮影会とかじゃなく、タイミング勝負のスナップ写真となると、なおさら。
んでふと思い出した言葉が。
浦沢直樹
『MONSTER』で
いいか、パンパン!!二回だ。
銃を撃つ時は必ず引き金を二回引け。二度ずつ撃つことで、とどめをさす確率は飛躍的に高くなる。
それができない時は・・・・・・、お前の命がないと思え。
ってぇ下りがありますが、アレですな。
ド素人のデジイチにもこの教訓は有効ですな。
実際同じ瞬間でも何回かシャッターを切っていると、オートフォーカスのちょっとしたズレとかがハマる瞬間があるもんです。あとF値イジッてみたりとか。しかも今の世の中フィルムとは違いメモリーカード、しかも8GBや16GBが当たり前、そうなればもう
ド素人はバスバス撮りまくった方が良いスナップを撮れる率が跳ね上がる、と。
今度からはアレですわ、
ヨハンを確実に殺れるようにシャッターを切りますわ。
東日本震災の犠牲者に手を合わせ、
北さん一押しの
みずかけ観音様に家族の健康、仕事の順調をお祈りして。
そして来た時とは違うルートで帰途に。途中
老舗の甘味処で一休憩し、京都駅に戻る。
TACさん一家とまた近い再開を約束し、握手。楽しかったです、ありがとう!
地下鉄で四条烏丸駅まで戻り、先日に北さんが買ってきてめっちゃ旨かった
百年蔵醤油ロールをお土産に購入して、エクストレイルに乗り込む。
速攻で寝るユキ。そ~だろな~。疲れたろ、あれは。
混んでて高速に乗るまでに時間がかかったけど、そこからはスムーズ。休憩無しで一気に速度で走り抜ける。『アメトーーク』2話分(徹子の部屋芸人とエヴァンゲリオン芸人)と『紅の豚』の、ちょうど新造艇でアジトに帰ってきた辺りで富山に到着。エンプティランプが点灯してしばらくの
総走行距離645km。
久しぶりの家族旅行、ああ、面白かったなぁ。
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Posted at 2011/07/30 15:45:39 | |
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