
続レンズ沼。
smc DA 21mm F3.2AL Limitedという広角単焦点レンズを持っていましたが、どうにも写りが
気に入りません。
同じDA Limitedシリーズの
smc DA 40mm F2.8 Limited(35mm換算32mm)はかなり
思った通りにピシッと写るのですが、どうもDA 21mm Limited(35mm換算61mm)は、良く言えば柔らかい画なのですが、自分には
ボヤッと写っているようにしか感じません。AFでもMFでも、ライブビューでディスプレイに映っているのと、シャッターを切ったあとの画像で
ズレがあるように感じてしまいますし、ボケ具合も
撮れた写真を見て気持ちいいのはDA 40mm Limitedの方。
↑smcDA21mmにて撮影。
なんとなく、シャッター切った時の感覚と撮れた写真の仕上がりに自分的ズレがあってイヤなんです。
↓こちら2枚は
smcDA40mm Limitedで撮影。
この
雰囲気的な気持ち良さってのは、実際に普段
自分の視力で見えているものに左右されるのかは解りませんが、とにかくなんとなく、DA 21mm Limitedは満足できませんでした。
まぁそうなると使用頻度も右肩下がりに減っていき、
画角としては非常に満足なのですが、使わないものを持っていても仕方ないので売りに出しました。
レンズは資産と言われる所以です。
ほぼ購入額に近い額で売却。
しかししばらく使って、画質では最高なのだけど、やはりDA 40mm Limitedでは子供を撮るテーブルフォトなどでは
画角的にキビしい。かといってタムロン
AF17-50mm F/2.8 XR Di II(モデルA16)は標準フラッシュだと本体が長いので
レンズの影が映り込んだり、普段持ちにはなかなかに重い(レンズ本体440g)。
さてどうしよう。このままガマンするか、もしくは新発売の
HD DA 20-40mmF2.8-4ED Limited DC WR(レンズ本体283g)を買うか・・・ってDA20-40mm Limitedは
8万円台とお高い・・・
いろいろネットを見ると、いくつかDA 21mm Limitedは
柔らかい、もしくは甘い、というインプレを見かけた。そう、印象としては自分とほぼ同じ。そしてそのうちのいくつかに、そのマイナーチェンジ版といえる
HDモデルは全然画質が違う、という話が。
むぅ・・・smc版(通称 緑帯)とHD版(通称 赤帯)で
そこまで変わるものか?オフィシャルにはスーパーマルチコーティング(smc)からHDコーティングへの変更、及び絞り羽根の形状変更くらいしか書かれてないが・・・
価格的にはDA20-40mmの
半額近い。先ほど売却した額にちょいとの追銭でイケる。
ええい、
ポチッとな。
ダメだったらすぐ売ればいい、と。
そして到着。
さっそくPENTAX
K-01に装着し、何枚かパシャパシャと。
あ、
なんか違う!
柔らかい感じは一緒なんだけど、
なんてぇか、違和感がない。
何これ。最初に買ったsmc DA 21mm Limitedと違うわ。中古扱いとは言え保証書付きのピカピカのだったんだけど、
こんなに違うのものなの?それとも本体との相性?その辺りは素人の自分には解らないけど、このHD DA 21mm Limitedは
違和感なく撮れて気持ちいい。あと・・・気のせいかもしれないけど、AFの合焦も速い。
む・・・メーカーが違うとかスペックやらラインナップが違うとかなら解るが、これ一応同じメーカーのほぼ同じ扱いのレンズなのに。レンズの世界、怖い。レンズだけで
これほどまでに変わるものか。
まぁいい勉強になったとともに、これでHD DA
21mm LimitedとDA
40mm Limitedの
単焦点2本でよりガシガシ使える。
これで撮れる写真を知ってしまうと、
スマホやコンデジには戻れないですな。
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Posted at 2014/05/23 18:50:16 | |
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