Z32のテールランプは、
昭和なバルブ式です。
昔の設計なので光の拡散が良くなく、
バルブの部分が点光りし、
見栄えがイマイチです。
今風に面発光させるべく、
LED化することにしました。
ヤフオクで中古テールランプ左右を入手。
まずはヒートガンでシーリングを温めて殻割りしようとしましたが、
いくら温めても全く外れず。。。
なので段ボール作戦に切り替えましたが、
またもいくら温めてもシーリングが柔らかくならず、外れそうで外れない。。。
力任せに外そうとしたら、表面のカバーが割れてしまいました(泣
いや~、段ボール作戦で殻割りできなかったのは初めてです。
高い勉強代になりました。
殻割りは諦め、もう片方は、背面をカットする作戦にしました。
ディスクグラインダーでおおまかにカットした後、
鉄ノコやリューター+ダイヤモンドカッターで細部をカットします。
削りカスが大量に出るので、ブロアで吹き飛ばします。
細長くカットしたアクリル板にテープLEDを貼り付けます。
粒粒感が無く線状に発光する赤色LEDを購入し、これを3段重ねにしました。
そのままだと線発光するので、光を拡散させて面発光させるべく、
赤いアクリル板を用意しました。
ブレーキランプは、より輝度が高い赤色テープLEDを使うことにしました。
これらをテールランプの赤いレンズの裏側に設置します。
実際作業してみると、
テールランプ裏側をカットする方がアクリル板の設置がし易く、
結果的にこの方法で良かったみたいです。
試験点灯。
予想通り、赤いアクリル板の下からテープLEDを点灯させると、
上手く光が拡散して面発光します。
車両のバルブ式テールランプと比較。
まずは赤アクリル板無しで比較しました。
バルブ式のような点光りが無いのでこれはこれでいい感じですが、線光りが目立ちます。
赤アクリル板有り。
綺麗に面発光しています。
こちらの方が好みなので、赤アクリル板有りでLED化することに決定。
赤アクリル板の高さは赤いレンズの3/4の高さにしてあり、
残り1/4はブレーキランプ用のLEDが直接赤レンズを照射するようにしてみました。
少しでも輝度を出すためです。
目論見通り、面発光している部分より明るく点灯し、
しっかりブレーキランプの役目を果たします。
LEDの点灯のさせ方は決まったので、後は本番加工のみ。
問題は、テールランプ背面のカットの仕方。
グラインダーや鉄ノコを使うとどうしても削りカスが出てしまうのですが、
ブロアでこの削りカスを吹き飛ばすとテールランプのレンズ裏面に飛んでしまい、
取れなくなってしまいます。。。
これは非常に見栄えが良くなく、NG。
これを防ぐには削りカスが出ない方法でカットする必要があり、
そうするとホットナイフでカットする方法かな。
他に何かよい方法がないかもう少し考えてみます。
さて、オイル交換の時期になったので交換しました。
オイルは日産の100%化学合成オイルのエンデュランス 10W-50を選択。
ドレンボルトは鉄粉を吸着してくれるマグネット付きに変更しました。
赤いジョウゴは100均で買ったシリコン式で、折りたためるので収納に便利です。
外観いじりが一通り完了したので、走りの方のモディファイも開始。
まずはタワーバー取り付け。
フロントは、一体型でエンジンカバーを外さずに済む物で検討した結果、
このウルトラ製にしました。
写真は装着後。なんとか装着できたのですが。。。
仮組みしたところ、赤い部分がボディと干渉して、装着できない(泣
砥石を使って削りました。
なんとか装着できたので仮組みしてエンジンを始動したところ、
ステアリングに振動が伝わるように。
おかしいなと思いよくよく見てみたら、
赤丸の部分がエンジンと干渉し、
エンジンの振動がボディに伝わってステアリングが振動していたのでした。。。泣
赤丸の部分をグラインダーで削りました。
また、四角い部分は燃料配管と干渉し、
そのままで装着できないことはないんですが、
燃料配管に強いテンションがかかったままになって精神衛生上よろしくないので、
配管と当たる部分をグラインダーで削りました。
今までいろんな車種でいろんなタワーバーを装着してきましたが、
加工しないと装着できないタワーバーは初めてです。
ネットでこのウルトラ製タワーバーのレビューを殆ど見かけない理由がわかりました。。。
精度も設計も良くなく加工が必要なので、おススメはできませんね。
リアは、旧Z32でも装着していたオクヤマ製一体型にしました。
装着にあたっては内装をカットする必要があります。
TEIN製車高調装着時に既にカット済みでしたが、
タワーバー装着に合わせ、100均で買ったヒンジを使って、カバーを開閉式にしました。
これで見栄えを維持しつつ車高調の減衰力調整を可能としました。
加工時の傷が目立つので、今後補修塗装をして傷を目立たなくしようと思います。
タワーバーの効果ですが、本当に足が良く動くようになります。
クルマの動きにリズム感が出てきました。
まだまだ性能向上の余地があるので、
今後いろいろな補剛部品を試していこうと思います。
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Z32 | クルマ
Posted at
2022/10/17 00:30:11