OPPO UDP-205の動画再生に関する忘備録

VW745を発注したものの、メーカー在庫が無く次回出荷予定が2月末とのこと。
落胆しつつも、もしや出荷が早まる可能性もあるのではとショップからの連絡を待ち続ける日々・・・。

それはそうと、購入当初はいささか失望気味だったOPPOのUDP-205ですが、今では非常に快適に使えています。
色々設定を変えてエンコードした動画がUDP-205でどう再生されるか検証した結果を忘備録として残します。

なお、利便性などの観点から「AviUTL + 自動フィールドシフト + x264or265」による可変フレームレートを必須条件としています。
※あくまでソースのオリジナルが24p(逆テレシネが必要なもの)のエンコードの話です。


H264

・可変フレームレートでBフレームを使用すると音が遅延する
　B-pyramidを使用するとさらに遅延する

・UDP-205で再生すると59.94iと認識される

・シーク、早送り、早戻しは正常に可能


H265

・264と同じく可変フレームレートでBフレームを使用すると音が遅延する
　B-pyramidを使用するとさらに遅延する

・平均フレームレートが25以上の動画は50iと認識され、25未満の動画は24pと認識される
　UDP-205の出力解像度を「オート」または「ソースダイレクト」に設定したうえで50iと認識される
　動画を再生すると色と解像度が大幅に劣化する
　(ただし出力を受ける機器の性能にも左右される可能性あり)

・自動フィールドシフトの設定で「24fps化」をチェックして作成したH265動画は23.976p固定フレーム
　レートと認識される
　そのためBフレームを使用しても音が遅延しない

・シーク、3倍速以上の早送り、早戻しが正常にできないことがある


というわけで、これまではPS3での再生を主眼にしていたためH264 8bit VFRでエンコードしており、UDP-205購入後もしばらくはそれを踏襲していましたがUDP-205での再生しか考えないのならH265 10bit VFR(24化)がベストのようなので、今ではH265に移行しています。

音ズレも無く、H265化と10bit化によって階調表現の質も上がり満足しています。
エンコード時間は1.5倍に増えましたが。