718GTS4.0はケイマンがベターかも

ポルシェセンターつくばに718ケイマンGTS4.0の試乗車があるとのことなので行ってきました。


試乗車を撮り忘れたのでこれは展示車ですが。


基本的な車の性格はボクスターと同じ傾向で、クローズボディから来る静粛性やノーズの入りが良いというのは従前の通り。
ただ、ステアリングは以前に試乗した素やSの718ケイマンの方がもっと鋭かった気がします。GTS4.0は現所有の991後期型カレラに近い感じ。

しかし感心したのは今までのケイマン像を塗り替えるような快適さ。
低音のこもりも少ないし、乗り心地も変な硬さが無くてスムーズ。

GPF搭載及び4000回転以上にならないとPSEのフラップが開かないという仕様も最初は否定的だったけれど、慣れると「まぁこれはこれで快適だからいいか」とすんなり受け入れられました。歳のせいでしょうか。

ともあれ、これまでのボクスター／ケイマンは、少々ゆるさのあるボクスター、硬質なケイマンという印象で、オープンであるかどうかを抜きにしてもボクスターの方が好みだったのですが、GTS4.0に関してはケイマンの方がしっとりした乗り味で好みであると感じました。

オープンが必須というのでなければGTS4.0はケイマンがベターな選択かなと。

それにしてもPCつくばは開放的な店内で商談スペースもたっぷりあり、専用の納車ルームもあって、おもてなされ感が凄い。この店で納車される方が羨ましいです。

PC宇都宮も「ポルシェジャパンの新しいショールーム基準に合致しなくなりそうなので建て替えるかも」のような話を2～3年前に聞いていた気がしますが、未だに現況のままということは何かしらのお目こぼしがあったのかもしれません。
運営側からすれば経費の都合もあるのでしょうけれど、ユーザーの立場からすると残念なことです。