シリンダーヘッドと、各部のO/H＆メンテナンス③

2023年3月27日、シリンダーヘッドを外しました。

カムシャフトの取り外しの時もそうですが、ボルト取り外しには順番がありますので、注意が必要ですよ。

取り外しは外側から対角線に内側へ…が基本です。

同時に、エンジンにジャッキ掛けて、運転席側のエンジンマウント、ラジエータも外します。

シリンダーブロックが、ヴィヴィオの頃のような完全なクローズドデッキタイプではなく、セミクローズドデッキタイプのような形状に変更されています。

まぁ水路だけでなく、トータル7kg軽量化する為にブロック側の肉厚やリブも抜かれているので、ブロック剛性が落ちており、出力を稼ぐ為の剛性と耐久性に乏しいとされています。

ヴィヴィオのように100ps出し続けたら、シリンダーの歪みが大きくなり、壊れるでしょうね…。

もう、そういう使い方はしない前提でしょうが。

外したシリンダーヘッド。

ボルト類やエキゾースト側のガスケットは再利用します。

外注に出します。

インマニとエキマニ、カムカバーも組んで、コア返却的な感じですかね。

まぁ、今回は外注先が取り外しと回収までしてくれました。

外したエキマニですが、マニホールド径がヴィヴィオやプレオのものより細く、スス汚れのパーセンテージも多めです(特に1番)。

取り敢えず、この状態で時間をあけるので、シリンダーにはメリヤスウエスを載せておきます。

それでは皆さん、サヨナラ、サヨナラ、サヨナラ。(淀川長治ふうに…)