
本日サクラを火葬にしました。もう触ることができないのが寂しいですね。ずっと側においておきたかったけど・・・・。
16日はどうしても外せない会議が夜にあり、直前までその資料作りがあって休みが取れず、金曜日なら午後に会社を抜け出せそうだったので、昨日ペット霊園に電話して17日の16時に火葬の予約をしておきました。15時前に家に到着し、遺髪として少し毛を切り、ベッドごとフィットに乗せて散歩コースを廻ってから火葬場へ向かうことにしました。妻が仕事の時に餌や散歩を頼んでいた喫茶店のマスターの店の前、ここできゅうりやレタスの葉の堅いところを貰うのが好きで、もらえるまで扉の前で黙って待ったものでした。吠えればいいのに絶対に吠えずにじっと待ちます、気がついてもらえない時はそのまま市役所のほうに向かおうとすると諦めきれずに何度も振り返ったものでした。その後、ゴールデンのベルちゃんの家の前、ダルメシアンのセナちゃんの家の前を通って、市役所脇の公園に向かい、ここは顔見知りのワンちゃんが集まる所、今日は時間が合わずに誰も居ませんでした。その後、コーギーのハナちゃん、クーちゃんの家の前を通って、ミニチュアダックスのハッピーちゃん、柴のマック君の家の前を通り、駅前のロータリーでサクラが好きな数少ないワンちゃんを見かけましたが、声は掛けずにそのまま駅を後にし、最後にコーギーのゲンちゃんの家の前を通って火葬場に向かいます。到着する頃になって一緒に燃やそうと思っていたビスケットとおもちゃを忘れたのに気がつきました。ごめんネ。
16時丁度に火葬場につき、最後の別れをして待つこと1時間ちょっと、骨のみの変わり果てた姿になって戻ってきました。一部青く変色している所もあり、火葬場の方が何か病気をしていたか尋ねてきたので、癌で最後は何も食べられずに死んだ旨を伝えると、薬で青くなることがあるとのことでした。妻と二人で同じ骨を箸で拾い、骨壷に納めて儀式は終了。くる時は嫌いなフィットの後部でしたが、帰りは妻の膝の上に乗って帰れます。
ここの所の寒さのおかげで家にあった保冷剤だけでも遺体の痛みも少なく、なんとか綺麗な姿のままで荼毘に付す事ができました。死んだのがこの季節だったこと、妻の仕事期間じゃなかったこと、私の仕事が一昨年の年末のような最忙時じゃなかったこと、全てがうまくかみ合ったのも単なる偶然じゃないのかも知れませんね。
目に焼き付けるだの、思い出にするだの、きれいごと言っても、これから先の人生の中で、結局記憶は薄れて、自分はいつかほとんどの事を忘れてしまうのだろうなあ。そうなる自分が悲しいなあ。
Posted at 2012/02/18 00:55:39 |
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愛犬 | 日記