
追突されて1ヶ月、修理はほぼ終わってナンバープレートの再発行を待っている状況との連絡がありました。フレーム修正の必要はありませんでしたがリアパネルは交換したので修復歴有りとなるかは微妙な所です。リアカメラも壊れていたらしく後継品に変わったそうです。
こちらに非がないので、こちら側の保険会社は介入できません。幸い弁護士特約があるので弁護士に間に入ってもらっています。特に修復歴ありになるかもしれないことに対して何の対価も受けられないのは納得できないので、査定協会に事故減価額証明書を発行してもらい、格落ち分を少しでも回収できないかを検討中です。
NSXの場合、本来フレーム修正が必要なのに直しきれず、外板パネルの交換だけでごまかした、いい加減な修理で修理歴有りとなっているものもあれば、技術がある所でしっかり直したもの等が市場に出回っていますが、いくらしっかり直していても修復歴ありとなると査定が下がるのが現状です。全くぶつけられ損です。
例えば、
このタイプT、自分のと同じNA1-130のMTなんか、フロントは何とか直したけどリアは歪み有りとなっており、きちんと直ってはいないままで売り出されています。それで1500万円(10月15日時点では100万円程値下げになってる)近くで販売してますが修復歴が無かったらいったいいくらだったのでしょう?
格落ち評価額は過去の判例からは訴訟しても修理費の30%程度になることが最大のようですが、新車から数年というものばかりで、30年近く経ったNSXの場合には認めてもらえないかもしれません。訴訟となるか相手保険会社との調整で終わるか、少しでも回収出きるかは弁護士次第かと。裁判となると何度か出廷しないとならないし、結果が出るまで1年程度かかる可能性もあります。
また保険会社によっては格落ち申請された場合、示談が成立するまで修理費を払わないという所もあり、その場合は被害者が修理費を立て替えて、車を納車してもらって査定協会に持っていかないと査定ができません。
今いま弁護士を通して、示談成立しなくても修理にかかった費用は修理業者に払うのかを相手保険会社に確認中です。
夏休みのイベントは出られなくなったし、T3TECに修理に出すのに高速代もガソリン代もこちらの負担だし、ぶつけられて、格落ちした上に、修理費も立て替えないと車が戻って来ないなんてことになったら本当にぶつけられ損ですよね。
修理費だけで納得して示談を終わらせれば、こんなにエネルギーを使わなくても済むのですが、きっとぶつけた相手は保険屋に任せたと言うことで、こちらの苦労を考えることもなく普通に暮らしているんでしょうね。
Posted at 2023/09/17 18:49:16 |
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NSX | 日記