2017年08月03日
東北ツアーから帰ってきました。仙台空港でマツダCX-3のレンタカーを借りて2泊3日で疾走してきました。合計500kmぴったりくらい。
CX-3は一言で言うと「普通にいいクルマ」と思いました。BセグメントのデミオベースなんでしょうけどCセグメント相当のしっかり感があるようです。サスペンションは柔らかめで、もう少し硬い方がいいと思う人もいるでしょうけど私はこのくらいがいいです。18インチタイヤでしたが乗り心地は不満なし。
一番気になったのはポジションですが、シートをやや上げてステアリングを目一杯上げて、という感じでぎりぎりメーターの数字が読める(メーターの真上はちょっと隠れる)というものでやや不満です。頭上にはこぶし1個分くらいのスペースがありました。そうすると窓下部のラインが高すぎて側方視界がかなり悪いです。
そしてそのせいかかなり幅広の車に乗っているような感じがしました。有料道路の料金所でお金を払う時に寄せきれずにシートベルトを外してお金を投入するということもありました。そして狭い道ではすれ違いがかなり怖かったです。まあ普通の人は慣れればいいんでしょうけども。
エンジンは1500ccディーゼルターボですが、アクセルの初期反応としてはそんなに低回転からトルクモリモリではないものの、全く過不足のない性能です。音についてもゆっくり発進して低回転を使う時だけディーゼルであることを感じる程度で、全く気になりません。
燃費ですが郊外走行と高速走行が大半なのに燃費計で18程度です。ツインエアだったら確実に20は超えているだろうという感じなのに(22くらいかな)、です。6段トルコンAT+ディーゼルなので高速では100キロ巡航だと2000回転を切るのに、高速オンリーでも(100キロ巡航をしたかどうかはさておき)18くらいでした。
そんなわけで普通の人には普通に勧められるCX-3ですが、私には大きすぎます。そしてMTだったらもう少し楽しめたんでしょうけど、ATでは・・・まあ仕方ないです。
Posted at 2017/08/03 23:10:19 | |
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2017年02月18日
10年落ちのVWポロ(先代)に乗る機会がありました。
近所をぐるっと回った程度なのですが、エンジンとトランスミッション(トルコンAT)の雰囲気はうちの現行ポロ(こちらは1.2ターボのDSG)と似ていて意外でした。特に面白いとか味わいがあると感じる場面はなし。
しかしフロントの足回りからギシギシときしみ音、ドアの立て付けもちょいボロい感じ。10年3万キロ弱にしてこの劣化はどうなんだろうと思いました。うーむ。
妻の現行ポロは5年が経つのですが、先代ポロは5年半ほどで乗り心地が頭にひびくようになり私が強引にプッシュして買換えとなりました。ということは足回りが劣化していた可能性が大いにあったということなんでしょうか。
Posted at 2017/02/18 08:59:11 | |
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2015年05月10日
現行シトロエンC3との比較も含めてプジョー208に試乗しました。
グレードはPremiumという(汗)5ドアの中では一番安いグレード。タイヤは195/55-16(展示車はミシュランでしたが試乗車は確認せず)、1200cc3気筒でMTベースの5段AT(以下ガチャコンシフト)、というものです。装備は今時の車らしくてんこ盛り。
シートに座ってまずおやっと思うのが小径ステアリングと、ステアリングより上に見えるメーターです。ステアリングとは干渉しない位置ではあるのですが、遠くに小さいメーターがあるという感じでやや気になりました。その他内装はいまどきの車っぽくてうちのC3初代の方がいいかも。
走り出すとエンジンはいい感じです。C3の1200の方が少し高級感があったような気もしますが、これはこれでいいです。加速はやはりかなりよく、あっという間に制限速度をオーバーしそうになります。シフトアップは2500回転あたりと結構回す設定です。エコモードというのはないようですので、この設定で燃費がいいということなら素晴らしい。気のせいかもしれませんが回しているという実感があまりなかったような。
しかしこのガチャコンシフトがくせ者で、C3の1200に乗った時と比べて明らかに気持ち悪いです。変速の瞬間ビヨーンと何かゴムが伸びるような感じ、もしくは巨大なゴムバンドでぐにゃーんと引っ張られるような感じ。これがホントのラバーバンドフィール(違うか)。そんなにアクセルは踏んでなかったと思うのですが。またお店の駐車場で動かす時、つまりかなり低速で一瞬ガクガクした動きが気になりました。
ステアリングについては走り出すと特に小径であることは意識しませんでした。駐車場の移動の時は結構軽いなと思いましたが、走っている最中は特に思わず。あとウインカーを出す時にクルーズコントロールのスイッチが付いたレバーに当たるのがちょっといやだったかな。
それからシートはちょっと硬めでした。これはうちのC3の方が好み。舗装状態のよい大きな道中心の乗り心地はうちのC3より少しいいと思いましたが、現行C3と比較するとどうでしょうか。同じくらいかもしかしたら現行C3の方がよかったりして。
ブレーキは全く違和感なく、シフトダウンが重なって意図するより大きなエンブレがかかることもなくノーストレスでした。これはうちのC3、大きく負けてます。
試乗時間が短めだったのでわからない部分も多かったと思いますが、今のところプジョー208は特に惹かれませんでした。うちの初代C3の方がいいですし、現行C3と比較しても同じです。外観はかっこいいですしトランスミッション以外は悪くないと思いますから、6段ATが追加されたら要注目です。
Posted at 2015/05/10 20:22:54 | |
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2015年04月16日
先日フォードフィエスタを試乗したのですが、すっかり書くのを忘れていました。
外見はかなりかっこいいです。実物を見るとネットや雑誌の印象よりさらにいいです。ただエアロが標準装備なのと45タイヤは個人的にはかなりマイナスです。ちなみに17インチと思っていましたがカタログには195/45-16と書いてありました。ハンコック製なのもかなり微妙。本国モデルは同じ100馬力のグレードで195/50-15、ノンターボ65馬力だと175/65-14もあるので45タイヤは日本向けでしょうか。
インテリアは電子装備満載という感じです。バックするときにリア回りがモニターに映るやつが標準装備とは。そのモニターにはカーステレオの今聞いている曲のタイトルなどが表示されるようです。素晴らしい。プッシュスタートエンジンとスマートキー、自動ブレーキ、クルーズコントロール、オートライト/ワイパー、など装備はコンパクトカーのレベルではありません。もう少しギラギラしていない方が好みではありますが。
あとフロントウインドーに熱線が張り巡らされていて、冬に凍結したら、つまりリアウインドーの熱線がフロントにまであるというやつです。若干運転時に気になるような。それからステアリングの上部でメーターが結構(私としたらこれだけで買うのをやめる)隠れるのも気になりました。座高が高いからか?
走ってみるとエンジンはアイドリングを含めて3気筒1000ccとは思えません。高級感すら感じます。加速は必要十分プラスアルファ、少しアクセルを踏み込んだ時の音は低音のちょっといい感じ。それ以上踏み込むことはあったと思いますがあまり印象に残らず。足回りはやっぱり硬めですが思ったほどではありません。ハンドリングはいい感じ。
デュアルクラッチ搭載とか装備の充実とかも含めると、すごーくいい車です。少し趣味性がプラスされたポロという感じ。
10分乗ったかどうかの試乗でしたので、もっともっと乗らないと何もわかりませんが、妻のポロを売り払ってこっちにしたいとは思いました。でも私は自分のシトロエンC3初代の方が好きかな。剛性感満載というのもよしあしということで、ゆるーいC3がいいです。
最近の車はどれもこれも個性が薄まり、無国籍な感じがだんだん強くなってきているようです。シトロエンC3もポロも。快適性能を追求したらそうなってしまうのは仕方ないのでしょうけども、だからこそ今のうちに乗れるものは乗っとこうと思います。
その点パンダさんはツインエアがあるうちは安泰でしょう。
Posted at 2015/04/16 19:59:23 | |
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2014年09月25日
実はローバーミニが相当気になっていた時期(今もわずかに)がありまして、試乗したのですが購入まで至りませんでした。いつなのかというとつい最近(汗)。
試乗したのは最終型に近い90年代後半のメイフェア4段MT、10インチホイール仕様です。小さいのは不思議と気にならなかったというか結構いい感じの室内空間。外観は当然素晴らしいです。エンジンの味はまずまず、乗り味は古ーい車という感じがほとんどしない(設計は40年以上前!)、悪く言えば普通な感じでした。
気になったポイントはブレーキがかなり(怖いほど)効きが悪いこと、ペダル間のスペースが狭くて私の大きい足(やや大きめの靴)ではブレーキを踏んだ際に少しアクセルペダルに触ることが数回あったこと、この2つです。たった2つではなくて結構深刻な問題2つなので早々と購入対象から外してしまいました。よかった(のか?)。
そのあとふと思ったのですが、ATだとしたらペダル間隔は問題ないかも、10インチ仕様ではなくて12インチ仕様のブレーキだったらもう少し怖くないかも。ATはちょっと邪道のような気もしますし、大昔はATなんてなかったはずですからオリジナルの雰囲気を味わうのはやはりMTかなと思います。でもこの味をまずまず普通に(クラシックカー扱いせず)味わえるのは今しかないかな・・・
おそらく買わないだろうとは思います。今までイギリス車を所有したことがないので、その空白を埋めるというようなコンプリート願望が出なければ問題ないはずなのですが、こればかりは。
手持ちのENGINEという月刊誌の特集で、2台持ち特集というのが何回かあります。実用車とクラシックカーという組み合わせが最強というのに妙に惹かれます。本当は古いアルファなんか持てたら最高なんでしょうけども左ハンドルであること、やはり故障が怖いこと、などがあり手を出せません。
本当は私のようなのは最近の車で満足しているのが一番です。古い車だとまた何だかんだと文句を言うに決まってます。新しい車でクラシックな味というのがあったら飛びつくのですが、なかなかこのご時勢難しいでしょう。
ツインエアはその数少ない例外であったりします。他のメーカーが2気筒を断念する中、よくぞ出してくれましたと言いたいです。まだMTは一度も試乗していないのですが、それは乗ったら買ってしまいそうだから、です(滝のような汗)。秋にヨンクのMTがデビューするといううわさがありましたが、素のモデルでなくてよかった。
そういえば市内で1台パンダさんを見掛けました。白っぽいクリーム色っぽいやつでした。いい色です。
Posted at 2014/09/25 10:26:08 | |
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