2014年12月29日
今年も終わりに近づきましたが、一つだけ書いておかないといけないことがありました。車に興味のある方ならほぼご存知の徳大寺有恒氏が今年11月に逝去されたことです。私にとってあまりにも現実感がなく、今まで書くこともできませんでした。
「好きな自動車評論家は?」と聞かれたら、今でこそ森慶太さんとか福野礼一郎さんと答えますが、私が車に興味を持ち始めた頃(大学生になってから)は徳大寺さんの影響をものすごく受けました。車雑誌のあちこちに登場されていて、そのうち「間違いだらけのクルマ選び」を買うようになりました。
大学生の身分で車を持つこと自体、今から思うと分不相応でしたが(ただし同級生の9割ほどは車を持っていました)、それに加えていろんな車にいろんな個性があることを知り、いろんな車に乗ってみたくなりました。アルバイトのお金を全てつぎこみ、車の乗り換えを繰り返しました。カスタムに目覚めなかったのは幸か不幸か。
乗り味というものを語るのはもう少し先で、社会人になり初めての外国車であるオペルアストラ(2000cc5MT)を買ったのが転機でした。1995年当時、身内がヤナセに勤めていたことで何となく買ってしまったようですが、不思議なほど外国車の知識がなく、本当に「間違いだらけ」を読んでいたのかと昔の自分に説教したい気分です。普通はゴルフを買うはずですよね。
その後アストラは結婚したばかりの妻に譲り、なぜかマーチ(1000cc5MT)をはさんで初代フィアットパンダ(1100cc5MT)を買いました。アストラにもマーチにも満足できず、乗って楽しい車が欲しくなり、いろんな本やネットで情報を集めてパンダに興味を持ったのでしょう。これが第二の転機となりました。
当時の私には徳大寺さんの記事は難しすぎました。相当理解力が悪かったのでしょう。国産車のことはボロクソに書いてありましたが、そんなのどうでもいいじゃんくらいに思っていたはずです。ただしちょっとアクセルを踏んだだけで加速するように作ってあるという部分は後に痛感することになりました。読んでてよかった。
ただ何もわかっちゃいなくても、外国車の空気感については十分刷り込まれたようです。アストラを買ったのはおそらくドイツ車の空気感を感じたかったからと考えると納得ですし、買った意義は十分にありました。もっともドイツ車ファンになったのは妻だったというオチですが(汗)。
今も心に残っている言葉が一つあります。「クルマはどこまでよくなればいいのか」です。10年とかじゃなくもう少し前だったと思います。当時は意味がわかりませんでしたが、今はよくわかります。車がよくなる=性能が上がる、ということでしょうけども、性能アップと引き換えに失ったものが、と考える機会が増えてきました。もちろん3代目パンダさんは例外です。
徳大寺さんのおかげで私は変態車好きになりました。私の生活に豊かな彩りを加えていただき、いくら感謝しても足りないくらいです。濃厚な人生を歩まれたと思いますので、ゆっくりとお休みください。
Posted at 2014/12/29 21:33:56 | |
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2014年10月13日
お値段を書いていませんでしたが、ここでお友達登録していただいている方ですと無料で送料のみ負担いただこうかと思っています。
ヤフオクに出してトラブルになったらいやですし、梱包の手間とか考えたら(本音は手間賃だけで3000円とか5000円とかほしい)、いきつけのショップで活用していただくか、さすがに資源ごみに出すのはなあ、と思っています。
もちろんお友達の方でしたら手間は惜しみません。喜んでいただけることが何よりの報酬になります。
<11/20追記>結局行きつけのお店で引き取っていただきました。お騒がせいたしました。
Posted at 2014/10/13 10:49:56 | |
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2014年10月11日
ザラザラ塗装のものを以前購入して、2本だけ塗装をはがして白く塗ってみたところいまいちだなあと思っていたのですが、大雨で倉庫に水が浸入してさびが浮いてしまいました。
さびが浮く前の画像は今年の4月とか5月あたりにあります。
結局自分としてはアルミホイールを購入してしまい、すっかり使わなくなってしまっているのですが、もし冬用タイヤのホイールとして欲しいという方がいらっしゃったら、いかがでしょうか。
もちろん塗装をはがしてさびを取って再塗装する手間は必要です。時間をかけて頑張ればDIYでも十分可能な作業かと思います。
「メッセージを送る」でご連絡いただけたらありがたいです。希望者がいらっしゃいませんでしたらヤフオクに出します。よろしくお願いいたします。
<11/20追記>結局行きつけのお店で引き取っていただきました。お騒がせしました。
Posted at 2014/10/11 21:57:34 | |
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2014年10月09日
ENGINEという月刊誌、年に1回「HOT100ランキング」という特集があるのですが、これだけは毎年買っています。なぜか毎年微妙に月がずれて今年は8月号でしたが、すっかり忘れていました。
今日本屋さんに注文しようとしたのですが、出版元に在庫がないとのこと。仕方なくAmazonで中古を注文しました。
この特集、前にも書いたかもしれませんが評論家数十名が特にお勧めの車を20台選び、それぞれ1点から20点まで点数をつけて集計するというものです。ランキングの順位で優劣をつけるのは意味がないのですが、自分と感性の合う評論家の方が何を薦めているか、かなり楽しみです。
ちなみに2013年ではトップ10に入った車はポルシェとマクラーレンが2台ずつ、ジャガー、BMWが1台ずつ。比較的リーズナブルなものとしてはボルボV40、ルノーメガーヌRS、アテンザディーゼル、フォードフォーカスがありました。
フィアット500ツインエアはデビュー年の2011年は1位、2012年は6位でしたが2013年は48位まで落ちてしまいました。さて2014年のパンダさんはどうだろうかと思うと、ENGINE ONLINEでは100位とありました。うーむ。
相変わらずポルシェボクスターが強いのですが、私としても一生に一度は体験しといてもいいかなと思います。車両本体価格600万円というお値段も10年乗るとすれば手が出ないほどではありません。しかし4374mm×1801mmという決して小柄とは言えないサイズと2700ccという大排気量は持て余すこと間違いなしです。
ちなみにカーセンサーに1997年式の初代ボクスターの右ハンドルMTが車両本体98万円コミコミ120万円で出ていました。NBロードスターを買う時にボクスターも検討したのですが、2000年式くらいの右ハンドルMTがなかったので断念した経緯があります。
今だったら・・・やめといた方がいいです(汗)。初代のサイズは4315×1780とやや小さめではありますが、NBロドさんの3955mm×1680mmというサイズでさえ大きい(特にロングノーズが気になる)と思っていますので。それに2005年のロドさんと比較してもさらに8年古いとなると何が起こるか楽しみ、いや怖いです。
Posted at 2014/10/09 17:45:00 | |
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2014年10月04日
「もし法律が改正されて、これから生涯の間に1台しか車を持てなくなったとしたら、どの車を選びますか?」
これは今週のカーグラフィックTVで出たお題です。松任谷正隆さんはポルシェ911(964)のMTを選ばれました。田辺憲一さんはナローポルシェだったか、ナレーターの古谷徹さんはウインタースポーツをするから、本当はポルシェカイエンが欲しいけどVWティグアン、と言われてました。
これかなり面白いお題です。車が好きな人にひとりひとり聞いて回りたいです。
私は間違いなく今の3代目パンダさんです。次点にアルファ147が来ますが、やはり私にとってオールラウンダーで満足度最大なのはパンダさんです。いろいろ買える環境にあるから現実は一生は乗らないと思いますが(汗)。
もちろん右ハンドルMTです。5速でいいです。4WDもいりません(乗ったら考えが変わるかもしれませんが)。その他の仕様としては今のでいいかな。エンジンは1200かツインエアかディーゼルか悩みどころですが、ツインエアターボにするんじゃないかなと思います。
まあ実際のところ30年経っても修理修理で乗り続けないといけないのかとか、つきつめるといろんな問題がありますが、常識的な経年劣化が永久に持続するものとして考えるのがいいでしょう。まさか全く壊れない古いアルファとかって想定も成り立つとか・・・うわあそれは反則。
皆さんはどの車がいいですか?
Posted at 2014/10/04 16:39:32 | |
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