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2012年01月09日

ブローバイガスの処理とオイルキャッチタンクについて

ブローバイガスの処理とオイルキャッチタンクについて 昨日に引き続き、ご質問を頂戴する事が非常に多い「オイルキャッチタンクの装着(ブローバイガスの処理)」について、本日もみん友さんからご質問を戴いたので、お恥ずかしながら差し支えない範囲で公開させて戴きます。あくまでも個人的見解なので鵜呑みにはしないで下さい(^^;

画像については商業に用いている訳では有りませんが、著作権侵害警告を受けた場合は直ちに削除致します。

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早速ですが、ご質問の件について
どちらも自分では使った事が無いので構造面からの推察となりますので、ご容赦下さい。

先ずnism○製ですが、私の個人的な思いでは、
キャッチタンクにトラップされた”ガソリン成分の多く含まれるブローバイガスの混ざったオイル”をエンジンブロックへ戻すことには賛成できないのです。
なのでnism○方式をベースにトラップされた”汚ないオイル”をリターンさせずに捨てる方が良いと考えています。
オイルが減ってしまうのでは?との懸念については、純正もブローバイガスはオイルラインへは戻さず、吸気配管に戻して燃やしてしまうので遜色は無いと思います。
 
塚○さんとこのはキャッチタンク内にラビリンス(迷路構造)を設けてオイル分が持ち出されるのを軽減する構造なので純正と掃気効率は同等もしくはやや低下、その分オイルの持ち出しは減ると予測されます。
即ち、「何を優先するか」の考え方による構造様式の違いと思います。

ご使用の環境(ストリート走行主体orサーキット走行主体)にも拠りますが、
私は先ずは純正状態が最良で、例えばサーキット走行時のオイル消費が気になるなら「きちんと管理確認して、減った分を足せば良い」と考えています。
その上で吸気経路に還流させるブローバイ量を純正より軽減したければEX側カムカバーからタービン上流への経路途中にトラップ(キャッチタンク)を設ければ良いと思っています。
何故なら、ハイチューンエンジンでも負圧領域は純正とほぼ同等のエンジン負荷であり、正圧領域でのみエンジン負荷(エンジン出力)が大幅に増えるため、この条件で使用される経路側、即ち、タービン上流への還流経路だけに策を講じる事が理に叶っていると考えるからです。
尚、緩い市街地走行でもオイル消費が異常に多い場合は大元の処置が最優先ですね。

PCV(ポジティブクランクベンチレーション)はオイル劣化を抑制する為のもので、古くから現在まで継承されていますので、特殊な環境下での使用で無い限りは殺すべきでは無いと思います。

蛇足ですが、一般的に良くあるキャッチタンクの付け方(大気開放)では純正よりも掃気効率は低下しますし、Lジェトロの場合は計量誤差も出ますので、その影響も認識された上で決定される事をお勧めします。
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ブログ一覧 | オイルキャッチタンク | クルマ
Posted at 2012/01/09 01:34:47

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この記事へのコメント

2012年1月9日 10:20
私も同感です。>純正配管が最良
ブローバイやタービンシールからのオイル漏れが多いと感じたらホースの取り回しや配管を疑ったほうがトラブル解消の早道ですね。クランクケース内の圧をどんなふうに引っぱってやるかを考えるのが重要かと。
それでもブローバイが多いなら、エンジンOHして改善すべきかな?

と、無駄にタービン交換した経験からの実感でした(^^;


あ、昨日も楽しい時間をありがとうございました♪
コメントへの返答
2012年1月9日 11:26
昨日はお疲れ様でした~ m(__)m
そして、無事にお帰りに成られた様で安心しました!

ご賛同ありがとう御座いま~す(^^;

別にアフター業界に恨みが有る訳でも無く、むしろ大好きなのですが、迷信や悪しき慣例は少なくなる方が宜しいかと思います。

特に昨今は地球環境負荷軽減に努めねば成らないと感じている次第です。
昨日もお隣は超クリーンでしたネ(爆
2012年1月9日 12:10
こんにちはー!

流石です。 m(__)m

・・・とゆうよりか、

ここまでの考察は自分には無理ですが、
色々と試してここ数年、純正に戻しました。

ちょっと、自分が思っていた事と同じなので、、、

『素直に嬉しいです!』
 (^-^)
コメントへの返答
2012年1月9日 14:17
こんにちは~!

コメントありがとう御座います。
そう言えば今日は月曜日ですね。

>ちょっと、自分が思っていた事と同じ・・・
ご賛同ありがとう御座います。

あまり頭でっかちにならず、CBRさんの様に自分で色々とTryして自分の最適解を見つけることが一番だと思います。
人や車によって使用環境や仕様が異なれば色んな最適解があると思いますよね(^o^)
2012年1月9日 12:24
Yes!!
ただ、個人的にはニスモがベストと考えてます。
そもそもガソリン希釈はリッチ傾向が原因ですから、そこの対策を打った上で、水温油温の適切な管理を施すことで、オイルからガソリンを蒸発させて長鎖成分のみで潤滑を行うのが理想だと思います。

よって、ステップは「カムカバーバッフル」>「ニスモセパレーター」がよろしいかと。
ただ、個人的にはタービン側に樹脂モノやゴムものが増えるのはよろしくないと考えてるので、カムカバーバッフルだけが正解かもしれません。
コメントへの返答
2012年1月9日 14:48
貴重なご意見ありがとう御座いますm(__)m
仰る事は非常に正論と思いますし、故障確率まで含めて考えればそれが最有力解と思います。

かなり以前にH技研さん(だったかな?)の技報で”エンジンオイルの油温と劣化”の関係を調査したレポートが有り、興味深く読んだ覚えが有ります。
高温での酸化劣化はともかくとして、低温でガソリン揮発が少ないことから潤滑性能が低下していた結果になるほどって思いました。
なので、Mephistさんが言われるように温度管理は非常に重要で、
例えばローテンプサーモを組んで油温が殆ど上がらない状態で例の組み合わせは良くないかも知れません(^^;
2012年1月10日 20:42
エアフロの計量誤差っていうのが気になりますね。
僕のは大気開放なんですが、あのオイル量を見たら
配管に戻す勇気が無くなるというか・・・・。
オイルを継ぎ足すか、エアフロをまめに掃除するか
手間がかかりますね・・・・。
コメントへの返答
2012年1月10日 22:24
>エアフロの計量誤差
例えば、PCVを残して、EXヘッドカバー側のみ大気開放のオイルキャッチタンクに繋いでいる場合なんかは計量誤差大ですね。

サーキット走行等でオイルキャッチタンクに沢山溜まるのはガソリン成分が非常に多いので、案外オイルは減っていないのですが、通常使用にてオイル消費が多いのは困ったもんですね(^^;
2012年1月10日 21:37
こんばんわ。

いろいろ有りましたが(w)

わっきーさんの助言により中途半端な「キャッチタンク」はやめて現在純正配管です。

オイル消費

流石に鈴鹿走った後とかは、ブローバイは多いですが、オイルが目だって減ってることも無いのと、1,500km程で交換してるので足す事もない状況です。

地球環境にもいいし(w
コメントへの返答
2012年1月10日 22:34
>流石に鈴鹿走った後とかは、ブローバイは多い・・・
これらは粘り気が無く、ガソリン臭の強い液体ですよね。つまり、全開走行時は余計な燃料がステムシール等から沢山出てしまいます。なのでオイルは意外と減っていない(^^;

サーキット走行主体の場合はマナーとしてオイルキャッチタンクを付けるというケースも有りますので、これはこれで正しいと思っています(^o^)
2012年1月11日 23:06
毎度さまーーー!
かなり高度なネタですね。

原理と使用目的を理解しないと 誤解しそうですね。

キャッチタンクは突発的緊急時のオイル流出防止目的。
想定される場面は、ブロー時のオイルの噴出しもしくは横転。。。。

ブローバイガスのオイルミスト。。。。結局エンジン不具合(笑)
オイルリターン不良
要因は
1:ブロック内の内圧上昇によるオイル落下量不足(早い話ピストン変形による異常な吹き抜け)
2:オイル落下のためのラインの容量(径)不足
3:ヘッドへのオイル供給過多
4:加速時のオイルの偏り。。。。

吹き抜けゼロはありえないので多少はガソリンくさくなります。
が、正常であれば問題ないと思います。
が、正常なレベルを定量化するのは。。。。。ガスクロ(笑)
一度会社の奴に測定させてみようかな(爆笑)

この辺をよく理解すれば。。。解は見えてくると思います。


コメントへの返答
2012年1月12日 22:24
お疲れ様です (^o^)

>キャッチタンクは突発的緊急時のオイル流出防止目的。
まさにそれ!本来の目的ですよね!!

昔から良くある話だけど、
誰が付けてるのを見て理屈も分からず格好イイから真似して付けて見るとか、なんとなく必要なのかと誤解して装着etc
ストリートをチンタラ走るだけなら全く不要なのに。。。
ホントはね、コレが言いたかったんです (^^;


それからですね、
バルブステムシールは熱が加わると直ぐにカチカチになって、そこにバルブステムの痩せによる振れが加わってガスを噴出してるとの話も・・・

いやいや、キャッチタンクは不慮の際にオイルを貯めるのもので、ガソリンを貯めるものではありませんね(^^;

昨日から風邪引いてて、意識朦朧の状況なんです (;´_`;)

2012年1月13日 6:33
おはようございます。
連続ですみませんー>面白かったので(笑)

>バルブステムシールは熱が加わると直ぐにカチカチになって、そこにバルブステムの痩せによる振れが加わってガスを噴出してるとの話も・・・

私もプライベーターレベルですがRB系のヘッドを数回?OHしたことがあります。
が、常識?の範囲内で使用したEGの場合、異常と判断できるガタの確認はありませんでした。

私の場合は通常のOHと言うより、、、ブローを伴ったOHが殆どなので
走行距離が短いのもありますが(爆笑)

都市伝説的な「ステムシールの割れ/ガタ」ですが
8000回転以上を常時使用しない限り慢性的に発生するとは思えませんね。
材料のばらつきの突発性はあるとは思いますが。。。

次回のOHを希望しているのですが現在のEGが記録的に長寿なもので
すでに6万キロ以上使用しています。

そろそろ。。。。でも調子良いので放置です(^^;)v

コメントへの返答
2012年1月13日 22:08
こんばんは~(^o^)

ステムシール(=オイルシール)はカチカチじゃ無かったですか、素晴らしい!


私は過去8年間で現在4基目です。
殆どがブローによる修理でした f(^^;)

その中で1回はバルブガイドの欠損で、欠片がスキッシュ部に滞留しての打音発生でした。
そのエンジンはnsimoのBNR34S耐用で、本番で1,000km走ったものをそのまま載せたのですが、この有様です。
決して8000rpmオーバー常用では有りませんよ(^^;

純正のガイドは硬いのでバルブ側が痩せて来るみたいですね。

それにしても6万キロ以上もノントラブルとは大変素晴らしいです。
きっと使い方が上手なんでしょうね(^^/

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