2008年12月31日
早いもので、今日で平成20年も終わりです。
私にとって今年は激動の一年でした。秋には父が亡くなり、年末には友人までも。
来年は良い年でありますように m(__)m
さて、パワトラ連続撃破事件については色々と難儀しましたが、ここはひとつ考
え方を改める事にしました。この際、V-Proを使ってみようと・・・
と言う事で、V-Pro本体、ハーネス、圧力センサーetc を準備し、自分でセッティ
ングをする為に必要なものも一式揃えました。
V-Proで本格的にセッティングする場合は、空燃比やノッキングをモニターする
ためにHKSノックアンプが必要で、更にデータを常時モニターするとなると
F-CON NAVIGATOR Proも必要になります。
ところが・・・・・ゴキちゃんの本年度予算は既に超過▲¥なのデス _| ̄|○
そこで、手持ちのパワーFCとV-Proを併用する事にし、V-Proには燃料制御と
点火制御とISC制御を任せる事にしました。
こうする事でパワーFCのコマンダーが活かせますので、ノッキング、水温、吸気
温等の情報が今まで通りに常時モニター出来ます。つまり費用節約です(^^;
空燃比はこれまで使っているGRIDのA/F計を継続使用します。
これにはプログラム可能なアナログ出力が2系統ありますので、V-ProとFCPro
の両方に接続できます。
さて、初めてV-Proを使った訳ですが、機能が豊富過ぎて、まだまだ十分には
使いこなせていませんが、基本的な部分は理解できたので一応普通に走る分
には問題ないレベルになりました。
Dジェトロなのでアクセルオフでのプシュルル~(エアフロ吹き返し)もへっちゃら
デス!
シフトアップ時も含めて空燃比変動が少なくなって、アクセルレスポンスも向上
している感じです。
そして、何故かパワトラも壊れなくなりました v(^^)v
今後は少し時間を掛けて、非同期噴射や加速補正を詰めて行こうと思います。
今回は「タービンブロー~パワトラ故障~V-Pro導入」に関して、色々な方々に
大変お世話になりました。
皆様、本当にありがとう御座いました。
そして来年も宜しくお願い致します m(__)m
Posted at 2008/12/31 23:05:00 | |
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2008年12月16日
・「長~い沈黙を破って、久しぶりのブログです!」
実は、11月のタービンブロー以降、色々とトラブルが続いており、沈黙と言う
よりも、絶句状態だったんです(^^;
車はまだ完成してませんが、今回は自分の覚え書きとして、これまでの状況を
記載しておきます。
【その①】
・折角のタービンブローを好機と捉え、どうせならツインから憧れのシングルへと
YahooオクにてTO4Rカットバック(中古)をGET。既に気持ちは700ps v(^^)v
・知り合いの整備工場にて、その他補記関係と共に装着戴きました。
・その後の試運転で、何故かパワトラが連続して壊れる不具合が発生。
ECUは従来通り、パワーFCのエアフロ仕様+アイドルのみDジェトロの仕様。
OFFアイドル中はエアフロによる制御の為、加速後のアクセルオフで吹き返し
によるエアフロ出力の乱れが出て、A/Fリッチでエンストし易くなりました。
シングルタービン化により従来(ツイン)よりエアフロ乱れが大きくなっている事
はロギングデータでも確認できました。
エンストと同時にパワトラが壊れる事が多く、そうなると再始動は不能。
パワトラを交換すると何事も無かったかの様に始動可能となります。
・パワトラ故障は内部のトランジスタが過電流で破壊されていると思われたため、
IGコイル、IGコイルハーネス、プラグ、クラセンを全て交換するも、結果は同じ。
※この件でパワトラを5個ほど壊しました m(__)m
【その②】
・パワトラ故障の犯人はパワーFCかエンジンハーネスか?と言う事でパワーFC
を別のもの(シリアルNo.BCNR33L)に交換。
・試運転に出掛けると、今度はブーストが掛からない???
整備工場に戻って確認すると、にゃんと!タービンのインペラーがボロボロでは
あ~りませんか、おまけにシャフトも折れているゥ~~(・・) ←目が点
原因は知る人ぞ知る 『砲弾ナットの緩み&脱落』
(これは完全に設計不適切と思いますネ。TO4Zでは変更してますもんネ。)
・落ち込んで居ても仕方ないので、元気を取り戻すためにタービンを沖縄旅行へ
行かせました。帰ってくる時は「逆ネジ+緩み止めナット」の仕様です。
※その間に吸気系の掃除をしましたが、沢山のアルミ粉やインペラーの欠片が
出てきました。果たしてエンジンは大丈夫だろうか?
【その③】
・タービンがOHから帰って来たので、再度装着して戴き、いざ試運転へ。。。
慣らしなので無理は出来ませんが、軽~くアクセルを踏んで戻すと、元気の
良いバックタービン音がプシュルル~ン・・・Very Good(^^
・しかし、その後は吹き返しによるエンンスト・・・Oh、Bad(^^;
しかも以前よりかなり酷く、チョットのアクセルオフでエンストする始末。
これでは街中をまともに走れません(TT
・何か変?と思ってパワーFCを調べてみると、以下の事が判明!
シリアルNo.RB26⇒ブーストセンサー繋いで、「アリ」に設定でアイドルD
シリアルNo.BCNR33L⇒アイドルD機能が省略されている
私が以前から使っていたパワーFCはRB26で、パワトラ故障原因究明の為
に購入したパワーFCはBCNR33L。よってエンストし易いハズ(納得)
【その④】
・泥沼からの脱出を狙って、シリアルNo.RB26のパワーFCをYahooオクでGET。
出品者が知り合いだったので早期終了して戴きました 感謝 m(__)m
・早速、愛車に装着し、いざ試運転へ。。。
・確かにアイドルDになっているので、エンストは改善されたが、完全では無い
感じ。特にシフトアップ時の空燃比変動によるもたつきが大きい。
ロガーやMapトレースを見ながら、該当部の燃料を絞っても余り効果は無し。
他にもスロットルポジションセンサーを調整してアイドル判定を早めたり、ブロ
ーオフバルブの開弁圧を調整したりしましたが、効果は僅少。
・色々とやっているうちに、なんと、またもエンストして始動不能に!
残念ながら原因不明のパワトラ故障が再発した模様です。
パワーFCが2台も同じ故障をするとは考え難いので、原因がパワーFCでは
無いとすれば、以前から使っていたシリアルRB26も壊れていないと思われ
ます。それに、もしECUのパワトラを制御する回路が壊れていたらアイドルも
出来ない様な気がします。
もしかしてエンリッチ失火の際に、2次コイルからのサージが1次コイルを誘起
して過電流がパワトラのトランジスタに加わっているのでしょうか?
機械工学出身の我輩には謎です。
近況説明が長くなりましたが、今も寒い日々が続いています。
もう、手元にパワトラが有りません Oh God!
この世に神は居ないのでしょうか?
「捨てる紙有れば、拾う紙有り」=リサイクル
ゴキちゃんにはもう捨てる「髪」は無し。
こんな冗談を言っている場合じゃありませんが、
ゴキちゃんは拾う神を探しながら思案中・・・・・・・・・・・・・・・・・・・<続く>
Posted at 2008/12/17 00:06:49 | |
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