パワーチェック！

チタンチャンバーも大分出来上がってきたのでパワーチェックをやってきた。







これは縦軸が馬力、横軸が回転数ね。
上がチタンチャンバー付きのグラフで下がノーマル。
グラフがちょっと変なのはスクーターだから。
ノーマルは7300回転位でクラッチがつながってスタート。
しばらく回転上げつつ走ったら変速開始。いわゆるCVTなんです。
変速中はダラダラ～～っとゆっくり加速しそのあと最後の最後にちょっと一伸びがあるけど、ほぼオーバレブ状態で全然実用域ではないです。
ナニゲニ1万回転回ってますが実際はすごく時間がかかってます。

比べて、上のグラフは9000回転近くでクラッチミート。
ミートしたところが最高馬力。
回転数が下がっているところがプーリー変速中であとはどんどんギア比を変えつつ回転数も上がっていくわけ。

このグラフは主に駆動系の合わせ込みが上手くチューニング出来ているか？
が分かるわけ。
ほぼ上手くチューニング出来てるようだけど、ベルトの長さを長くする必要があるのがわかったことと、クラッチイン回転数をもう少し下げてみたいと思ったかなぁ？




こっちは縦軸が馬力で横軸が時速。ノーマルと改造車の馬力とトルクのグラフ。
これの方が感覚的に分かりやすいよね。
ノーマルは馬力が4.15PS、トルクは0.38kg。
チタンチャンバー付は7.56PSの0.63kg。

ノーマルは出足でチョイッとでたあとすごく鈍い。
だけど60kmまでは割と普通に使えるし、国産と違ってリミッターもないから70km位まで出ちゃう。
まぁチューニング済みとは比べ物にならない位パワーないけどw

もう一つのチタンチャンバー付きの方。
今回の製作の狙いは低速トルクを充実させてスタートダッシュと交差点で綺麗に曲がれるってところ。
これは今のシリンダー自体の回転上限が10000回転そこそこで耐久性重視の低回転トルク型なんでそれに合わせて長所を伸ばしてあげたかったから。
40kmくらいまでの盛り上がりがそれ。
シグナルグランプリでシグナスやアドレス110をぶち抜いて交差点をコントローラブルにリアを流しつつ走れるようにって狙ったところが数字で見れてとてもうれしい。

80kmからの加速が鈍るのはベルトの長さが足りず、それ以上ギアが上がらないから。
チューニング済みの方はキッツイ坂道もガンガン加速するけどノーマルは全然加速しないし平地でもスポーツは出来ない。
欲しかったのは普段の生活でのスポーツとサビずに軽いチャンバー。
ほぼ達成できているのではないでしょうか。自己満足ですけど（汗

次はプーリーの上限一杯を使えるように部品探しをがんばってみようと思う。