
地震の影響で、原発や火力発電所も被災し、電力が足りない事態になってますね。
現時点で電力が足りないのであれば、今年の夏は大幅に足りない??
以前の新潟中越地震で、柏崎刈羽原子力発電所が停止しただけでも夏の需要がぎりぎりになっていたこともありましたが、福島第一、第二原子力、那珂火力、東海第二原子力、鹿島火力これらの主力発電所が被災しており復旧にはかなり時間がかかる見通しらしいです。
東京電力では、不足分を補うために比較的工期が短く建設できるガスタービン火力発電所をいくつか建設するらしいですが、今年の夏までには間に合わないでしょうね。
自分は風車が好きなんで風力で~なんて思いましたが、原子力発電所1基分を風車で置き換えるには・・・
福島第一原子力発電所 1号機 46万kw
布引高原風力発電所 1基 Enercon E70 0.2万kw (風速12.5m以上)
風速12m吹き続けるようなことは殆ど無いですから、それ以上に設置が必要ですね。
銚子の海沿いに設置した場合、平均風速は7mなので、上記の風車で0.04万kwの発電が可能です。
単純に1150基必要ですね・・・(^^ゞ
Enerconの世界一大きな風車(E126 0.75万kw(風速15m以上))を設置した場合・・・
風速7mで、0.125万kwなので、368基に減りました(^_^;)
茨城の神栖から千葉の銚子まで海岸線にズラッと並べれば年間平均では福島原発1号機と同等の出力が得られますね。
しかも、原発は一定期間毎に定期検査で発電できない期間がありますが、こちらは1基ずつ点検できますから、全体としてみると有利かも?
太陽光発電で賄う場合・・・
京セラの超高効率パネルを使用すると、1㎡で140w
福島第一原発1号機分の460,000,000wを発電するには・・・・
385715㎡の面積のパネルが必要です。
1片が621mの正方形の面積ですね。
メンテナンス用の通路等を考慮すると1.2~1.5倍の面積が必要ですが、こちらのほうがまだ現実的でしょうか。
メリットは、どちらの自然エネルギーも工期は非常に短く、完成したところから順次運転できるところですね。
問題は価格。建設費用がすごく高価。ですが、燃料代は一切かからないので、点検費用だけで発電できるのもいいですね。そして自然任せなので曇ったり風が吹かない日はダメです・・・・・
今日会社でこんな話題になったので調べてみました。
家庭用の太陽光発電をしている家で、停電すると停電せず電気は使えるのか?
答えは・・・△
太陽光パネルをつけた家で停電すると、単独運転防止装置により、自動的に系統連系からはずされて、普通に停電します。
自宅のブレーカーを落とし、パワーコンディショナーなどの設定を【自立運転】に切り替えると、自立運転専用コンセントから、最大15A(1.5kw)までの電気を取り出せます。
4kwのパネルを載せていても、一律1.5kwまでのようです。
もちろん曇ったりして発電量が消費電力を下回ると、停電します(笑)
地震で損傷した祖母の家を建て替えるらしいので、太陽光パネル載せるように説得してみようかな~?
すべての家で太陽光発電をすれば、夏の電力不足は解消されるはずですね。
原発作る金で、太陽光発電設置費用の9割負担!といって普及させると、意外と各家庭に設置してくれるかもしれませんね。
なんか書いているうちにまとまりが無くなってしまいましたので、このへんで・・・。
Posted at 2011/03/23 23:43:00 | |
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