先週の続きの修理
アイドリング不調と煤焼き不良のやつ
診断機で数値に違和感があったので燃料圧力の制御を強制的に弄って変化を確認する動画
コモンレール燃料圧力のアクティブテスト
https://youtube.com/shorts/cyHsexBKsXY?si=hqsW32UQHpeooZg2
コレで圧力制御をしてるバルブの不良を確認したので上司に報告して部品手配してもらう
昨日の配達後に入庫したらしく残してあったのでSCVサクションコントロールバルブを交換
交換後のアクティブテスト
https://youtube.com/shorts/GI9p0uK2hYQ?si=Q-tx1U3wkS8eKZ44
微妙にトロいけど圧力は安定しました
が…アイドリングは完璧になりましたが煤焼きはダメでした
白煙を吐いてマフラーの温度が上がりません
燃料系統がダメな症状に感じるのですが他の数値的にマフラー内部を見なきゃわからん感じ、たまに中のセラミックフィルターが砕けてる場合もあるし
で、マフラーを下ろしてから割

酸化触媒が煤で詰まってる
洗浄します
工場から離れてエアーで徹底的に吹き飛ばし、水洗いして、またエアーで乾かします
大体、洗浄に2時間位かかる
で、マフラーを付けて、診断機繋いで数値見ながらアイドリングで乾かします。
でも、数値がおかしいので、排気の圧力センサーから配管を外しても圧力表示
排気差圧センサーの特性ズレで0点が狂ってました。レンジャー…一回転走ってますしね
センサーを変えたら、納得の数値だったので試運転。
最近、試運転でよく走ってます。
マフラーの温度見ながら、排気口からの蒸気を見ながら…乾いたってなったら工場に帰り、強制再生。診断機があると条件を無視して、無理矢理煤焼きが出来ます
排気温度

400度を超えて、ある程度の時間を維持出来ると煤焼きは完了出来ます。トラックは乗用車より低いんです。又聞きの情報だとハイエースやダイナ、マツダは700度になるそうです。
でも、目標回転数より低くて上がりが遅いので、排気バルブの調整をしてみたんだけど、しばらくすると元の回転数に戻る
なぜ?
排気バルブのシャフトが捻れてるねかね?
まぁー回転数が少し低いけど許容範囲の時間で煤焼きは終わるし、しばらく戦場で戦って様子を見てもらいます。ダメならデュトロで直しに行きます
今日は一日で一台の作業でしたw
ディーラーでこのペースで仕事したら帰れないでしょね
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2024/04/23 19:54:46