2018年01月11日
今、仕事でオイル消費が激しいって事で対策のピストンに交換すると言う作業をしてます。
正直、15w-50位のエンジンオイル入れたら減らないじゃないって思うのですがウチで扱ってない物を勧めれないですわね。
そもそもアウディのエンジンはアウトバーンでブンブン長時間走って丁度いい感じに作られてます。
簡単に言えばエンジンが結構な高温になって金属部品が熱膨張して始めて各クリアランスがぴっちりになるようになっているので日本のチョイ乗りだとクリアランスがガバガバでオイルが無駄に減ります。
が、そもそも適正温度でもオイルが燃える様に設計されてます。フリクションロス低減やらオイル交換時期を伸ばす為なんですが…
アウディのエンジンオイルは15000キロ交換なんですが本来はチョイチョイ注ぎ足して新しいオイルの成分を入れる事で実現してます。
だから注ぎ足す為にも少々は減らないとあかんわけですが
日本人には中々理解出来ん事ばかりなんですよね
で、出来た対策がそう言う国用のピストン
見た目では差は無いんですが変わるらしいです
で今日はピストンをシリンダーブロックに入れる所までいきました。
ピストン入れて気がついたけど燃焼室って本当に楕円なんだね。
目視で判るレベルだとは思わなかったょ。
後はオイルパンとクランクシールが組み上がりました。後はミッション載せてプロペラシャフト付けてマフラー付けてドラシャつけてシリンダーヘッド付けてカムシャフト付けてカムカバー付けてタイミングチェーン付けてフロントオイルカバー付けて高圧の燃料ポンプ付けてインマニ付けて、触媒フロントパイプ付けてコアサポート付けてバンパー付けてタイヤ付けてエンジンオイル、LLC、エアコンガス入れて…まだまだ続くめんどくさい作業。
でも、散らばってる部品が減って行くのは楽しい。
エンジンOHもやり出すまでが地獄なんよね。やり出すと重整備は楽しい
嫌なのは手がエンジンオイル臭くなるのよね。また嫌いなかすトロだから苦痛だわ。
ちなみにアウディで使っているカストロはR8でそれなりに攻めても大丈夫なレベルのオイルなんで、その辺の市販品とは別物。1リッター2600円は伊達じゃ無い。
かも知れない
とりあえずエンジンかかるまで不眠が酷い…
Posted at 2018/01/11 23:56:42 | |
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