2024年10月29日
たまには暇に任せてまともに書こうと
よく付けられてるOBD機器ですが私の考えでは付けるなとは言いません
ただ、安い変な物はダメです
OBDコネクターは本来なら整備用の診断機を繋げる為のポートですが診断機ではエラーコード閲覧や消去、各センサーのデータを見る、アクティブテストで各種アクチュエーターを強制駆動させる、データの書き換えが出来ます
要は車両を動かなくする事も出来ます
別によほどの大電力が必要な機材じゃ無ければECUに負荷が増えたりしないし、繋いだら診断モードになるとか変な事が起きたりECUに負担って事はありませんが、それは繋ぐ機器がまともな物の場合です。
OBDが繋げれる診断機の数は1台だけで仮に分岐して2台繋いだとしても2台目はほぼ何も出来ません
もし分岐してレーダーを付けている場合には診断機を繋いでも、この1台の縛りがあるのでレーダーが要求してるデータは診断機ではまともに見れません。優先順位も先に接続した方ってなってますので…
レーダーの情報が見れるのは、診断機ですょ〜データ教えて〜ってやるのでデータが見れますがレーダーは常時接続でイグニッションオフにしても画面は消えても繋がってる状態です
だから分岐してポートを増やしても診断機が繋がっても優先を取られてるのでまともにデータが見れません
ただ、レーダーの場合には要求してるのがライブデータなので、それ以外の項目なら後から繋いだ物でも見れます。要はページを多数の画面では見れないわけです
なのでレーダーが繋がっててもエラーコードは見れたりしますから何も無ければ大丈夫ですが、もしエラーがあった場合には診断機でライブデータが見れないので…誤診の原因になります。見れないってかカンストで表示されるんですよね。カンスト🟰センサー不良って誤診
なので、点検時には診断機の為に機器は外すか電源オフ出来るようにする必要性があります
車速連動ドアロックですがあれも車速セレクトレバー状態閲覧をしてるので、それは診断機には見れなくなるので…で厄介な事にアクティブテスト…アクチュエーター強制駆動の指令でドアロックを動かしますが、コイツが壊れたらどこに何をやるか分かりません。なので何かを動かすって物は繋がない方が良いです。
安い物だと回路へ変なノイズを入れてしまう物もあるのですが車両内機器の通信に使われてるCAN通信は低電圧で、小さな電圧変動で二進数の信号を作り通信するのでノイズが入ると通信エラーを起こします。
ちゃんとした接続機器だと、このへんも考慮されてますがヤバい物だと…。ノイズに関してはOBD機器だけじゃなく、ドラレコやモニターやLEDでもノイズが発生するのであんまり安い物を使うのは思わぬトラブルの素になります。高い物でも配線レイアウトがクソだと、たまに通信エラーが入ってしまう事もあります
なのでOBDコネクターには、ちゃんとした物以外は繋がない。何か動かす物は繋がない。
車検点検時には外す
これが大事になります
ちなみに診断機を繋いだだけでモードに入ることはありません。そんなんになったら修理が出来なくなるのでw
ちゃんと授業を受けてれば常識な事を書いてみました。
基本的な事なので、これを理解してない人だと電子制御は語れないですし語れば嘘800系です
Posted at 2024/10/29 09:32:55 | |
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