友達が買おうかなと言うのでネタにしますw
サーキット走るなら要るだろと言われたりエンジンルームの彩りなど本当に人気のあるアフターパーツです
そもそもはJAFの公式戦に出ようとすると装着義務がある様な部品でエンジンブローした時に吹き出したエンジンオイルをサーキットに流出させないとかの目的でつけられます
ちなみにレギュレーションには排気量にあわせて容量が決められており一般的に売ってる物では容量不足で意味無しになります。
なので用途に合わせて物を選ばなければ単なる無駄になりますし競技用は多分ただのタンクです。切ったこと無いけど値段的に🎯
よくある物はオイルキャッチタンクと言うよりオイルミストセパレーターです
ブローバイ中に含まれているエンジンオイルなどを気液分離するのが目的です

この様な単純なトラップでブローバイ中の液体などを回収します。配管を上手くレイアウトすると水分も分離出来ます
ブローバイは法律で大気解放出来ないのでエンジンに吸わせて燃やします。
その時に油分を入れると良くないと言われ付ける愛好家が多くいますし、元々ブローバイが多い車やオイル消費を気にする一部のエンジンには純正でオイルミストセパレーターが採用されていたりします。トラックのは遠心分離式や定期交換式のフィルターを使ってたりします。ブローバイが多いのでより強力な物が採用されてますが世界を探せば後付け用もあると思います
ちなみにブローバイとはシリンダー内の爆発で発生した排ガスがピストンリングの隙間等の隙間から漏れでたバイガスが主原因です
エンジン内部で撹拌や熱で蒸発したオイル、水蒸気を含んだガスです
構造上どうしても出てきます
フリクションロスを減らす為にクリアランスを大きくとってチューニングされたエンジンや過走行ですり減ってるエンジン、大排気量エンジンからは多くでます。高回転を多用しても増えますが基本排ガスなんで回転数や負荷に比例ですね
私的にはオイルミストセパレーターは最終手段であってあまり必要な車は無いと思ってます
その前に燃えたらヤバいエンジンオイルを使っている方が問題だからです。
エンジンの構造上どうしてもエンジンオイルは少しずつ燃焼室へ入りますから入れないより許容量を増やす方が簡単ですしオイルミストの量もエンジンオイルの品質や粘度で変化しますし、あまり多いエンジンの場合、そもそもがダメになっている場合があるから解決しないからです。
余談ですが会社に廃油ストーブが有りますが運送会社にしては珍しく良いエンジンオイルを使ってるので煤も燃カスも少ないしとても暖かいです。ただ鉱物湯のギヤオイルは凄い事になるらしいです。
オイルの品質次第では燃やしても大丈夫って証明の実験みたいで面白いです
オイルキャッチタンクも定期的なオイル抜きが必要ですし、配管が増える、物が増えると言う事はトラブルの原因も増えます。もちろん配管も傷んできたら交換ですし重量もフロントに増えます
安物は配管が純正より細い事もありこの場合はブローバイガスの排出量が絞られてエンジンのレスポンスが落ちる原因になる事があります。
この様なデメリットを書く人がいないので書いときました
ちなみにですがブローバイを出す口を増やすチューニングもあります

レース用品商社のオートスタッフの商品ですがコイツは高いけどオイルミストセパレーター内蔵のオイルフィラーキャップアダプターで優れ物です。
プロフィアにも同じ構造のものが付いてるエンジンがあります…数を増やしたいほどブローバイが多いんですね
脱線した…
しかしこの増設分を処理をどうしたらいいか悩みますねwマーチの場合ね
インテークホースに鉄パイプブッ刺すか
やっぱりコソッと大気解放ですかね🎵
Posted at 2024/02/11 20:16:28 | |
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