ステアリングスイッチ作製

ステアリング交換によってステアリングスイッチが使えなくなるので自作。
製作にあたっては、アライブ石井さんの「ど～だSC」やRprojectさんのステアリングスイッチを参考にさせて頂きました。。。<(_ _)>

構想としては・・・
・純正のスイッチは全て活かす
・後付けのサンキューハザードスイッチ追加
・ステア操作の邪魔にならない（小型）
・操作性を考慮しステアリング直近に取付け
・跳ね上げ式ボスに対応（ステアリングと一緒に跳ね上がる）
・安価で作製！
・・・などなど(^^ゞ

まずは純正スイッチユニットをバラして構造確認
因みに純正品番は[N247-66-4M0A]、価格\8,510（税込）

[写真上]
ステアリングからユニットを外し、裏にあるビス4本（黄○）と配線を留めているインシュロック（矢印）を外してバラします。


[写真下]
基板を取出し観察・・・細かすぎて老眼一年生のワタシには見えません(>_<)
それでも何とかテスターで各所測定、各配線の役割などを調べていくうち、だんだん診えてきました！
最悪この基板ごとスイッチハウジングに入れ込んでしまおうと考えてましたが、サイズ的に大きくなりすぎるのでボツに。

診えてきた構図を図面に起こし、必要なパーツを入手して基板を作製。
写真はまだ作製途中ですが、裏側は地獄絵図DETH！
ハンダ付け上手くなりたい・・・(^^;)

基板が完成したらテスターで各所測定。数か所が純正スイッチユニットの測定値と若干違っていたので、この時はちょっと不安でした。

基板やスイッチを収めるハウジング作製

①ステアリング（MOMO・TUNER）形状に合わせスイッチの位置決めをし、作図ソフトで図面に起こしてラベルシートにプリントしたものを前面パネル用の1.5mm厚のアルミ板に貼り切削していき・・・
②各スイッチ穴やビス穴等を開けます。
③裏面パネルは1mm厚のアルミ板で作製。
④前面パネルにホールソーでホーンボタンの穴を開けて前面/裏面が完成。

①側面パネルは1mm厚のアルミアングルを使い、アール部分はツバを切り取りフラットバー化してハウジング形状に合わせ手曲げ(^^ゞ、腕が未熟なため微妙に（かなり？）前面側と裏面側でズレがあります(^^;)
②前面パネルに側面パネルを接合し、前面/裏面にセミグロスブラックの住宅用カッティングシートを貼り付け。カッティングシートで隠れない角の部分などはマットブラックで予め塗装しておきます。
③側面パネルにもカッティングシートを施工し、側面スイッチ取付け箇所に穴を開けます。
④各スイッチを取付け、裏面の配線をハンダ付けで接続していきます。工程3で作った基板の各配線も同様に接続。完成後、各スイッチを押しながら再度テスターでチェック。基板製作時と値はほぼ同じですが、ホントに作動するのか・・・(-_-;)・・・不安はつづく。

①構想に挙げたようにスイッチハウジングはステアリングと一緒に跳ね上げ式とするため、予めラフィックスGTCのステアリング取付けフランジを挟むようにセットしておき、各配線をコルゲートチューブに通してショートボスのゴムカバーに進入させてボス内側から出し、各先端にターミナルを取付けて付属のコネクターにセット。
②ここまで来てやっと実機テストです。エンジンをかけスイッチを押してそれぞれの機能が動作するかチェックすると・・・・・・どのスイッチも正常に動作しました！ちょっと感動～( *´艸｀)
車両イルミ連動のスイッチイルミも点灯♪
③新しいステアリング装着時にスイッチもステアリング裏に設置
④ステッカーシートで作った各スイッチのアイコンを貼り付けて完成～♪

各スイッチの配置は・・・
①マニュアル車なのでシフト操作時に手を離す左手側にはあまり使っていないTALKやPICK-UP、HANG（HUNG）-UPを。ステアリングから殆ど離さない右手側には使用頻度の高いINFOやSEEK+、SEEK-を。
②同じくあまり使わない後付けのサンキューハザードスイッチを左側面に・・・横のやつはザクの動力パイプじゃありません(^^;)
③使用頻度の高いVOL+、VOL-を右側面に配置しました。

使用したスイッチには15mAのCRDが付属されていましたが、昼間でも明るいほど！夜間に眩しくないようかなり少電流のものを使いました。
①前面：アンバー/ブルー/グリーン/レッド
②左側面：アンバーに見えますがレッド(^^;)
③右側面：ホワイト


完成までには要所要所で手が掛かりましたが、ステアリング交換と相まって満足感はかなり高いです！・・・あ、自己満足感です(^^♪