【最終更新】2018.8.13
★こんな写真ですが、平成30年8月現在、まだ存在しているのです。
そしてなんと!
3度目の公道復帰・第4期運用を目指して、改造と整備が開始されたのです!
どういうこと?
興味お持ちの方、↓ここから読み続けてくださいww
紹介写真は2度目の公道復帰・第3期運用(公用車代替運用期)のものです。
★略歴★
第1期運用 1991.11~1999.?解体工場
前オーナー 見てくれEG6仕様
第2期運用 1999.7~2006.12廃車体
自己所有 関東広域・西日本広域運用
第3期運用 2010.4~2011.3解体工場送り
自己所有 公用代替化
動態保存 2011.6~
自己所有 赤穂車両基地留置
第4期運用 2018.8.13譲渡契約により転籍
新オーナー 特別改造中
★2018年8月13日を以て除籍となりました。
各車に付与される愛称は「凌栄(りょうえい)」
「上にのし上がり栄える」
何の取りえもなかったポンコツ車が大勢に支えられて素晴らしい車歴を歩むようにとの意味でしたがその通りになりました。
解体屋に2回も積まれましたがそういう意味ではありません。
この車ほど数奇な運命を辿ってきたシビックがどれほどあるでしょうか。
3度廃車になり、最後には解体工場に積まれスクラップ寸前に再び救出されました。
ここまで来たら徹底的に持ち続けるしか・・・
写真はその解体寸前の写真。
愛車の写真の一コマにこんな写真があるって、そうそう無いでしょうww
21万キロ以上走行した25才の大往生です。(H29.1現在)
末期は仕事や通勤専用で使っていましたが、さすがの老朽化で平成23年3月27日廃車となりました。?
色々公私共に活躍してくれた車で、支えてきてくれたことに感謝しています。?
が・・・?
解体工程に入りましたが、何か虫の知らせのごとく、解体工場へ見に行きたい衝動に駆られ。
最後の姿は見ないと決めていましたが、この何か居ても立っても居られない気持ちから現場を突撃。
すると解体工場と元請の店との間の契約違反事実が見つかり急遽抗議。これが同時に排出元の自分と店との間での契約不履行となり、解体処理が中止になったのです。
最終的には業者間の認識の相違と説明不足だったようですが、契約違反は契約違反です。(この点はこちら専門ですので)
そして解体工場の積み上げられた状態から2ヶ月の廃車リサイクル処理中止手続きを経て帰還しました。ww
現在は兵庫県にその後新たに設けた「車両基地」で動態保管されています。
(H26.9以降、発電系故障のため静態保管となっています)
結局その後継続してオーナーを続け、2018年8月に3代目オーナーとなる知人が4期目の運用に向けて引き継ぎました。
最初は1年程だけの「足」として乗るつもりだった格安の中古車。
どこかの解体工場で放置されていた車だったようです。
1番目のオーナーから引継ぎ何故かその後7年間も。
年間3万キロの走行に耐え、毎車検ごとに廃車に迷いながらも・・・
平成18年12月についに廃車になりましたが、なかなか処分することが出来ず、敷地の片隅で「ゴミ集積場倉庫」もどきになっていました。
しかし仕事で使う燃費の良い車が必要になり3年後白羽の矢が。
平成22年3月に再びオーナーとして起動させます。
泥まみれ、苔むした状態からの再生。
休日ごとにバラバラに分解して洗浄してゆきます。
そして4月にまさかの再登録を実現。
毎月2千キロを超えるハードな走行に、再び耐えてくれました。
1年だけの限定で走り、平成23年3月にまた廃車となりました。
今度こそ置く場所も無くなり、その座を後継車に譲り、ディーラーを介して完全シュレッダー解体の手続きが始まります。
しかし虫の知らせのごとく嫌な予感。
抜き打ちで解体工場を確認しに行った所、重大な契約違反行為が見つかり急遽抗議。
ディーラーの尽力により解体行為が中止となり再び自分の車として戻ってきました。
ところが車を置く場所が無い。
どうしようかと思っていたところ、EGシビックつながりの知人が廃工場を買ったとのこと。
ここでお世話になることになったのです。
偶然やってきた1台の「足」車が、度重なる偶然によって何度も「廃車の危機」、「実際の廃車」に合いながらも未だに自分の車でいる・・・
とても不思議な経緯を辿る車です。
なお、この同グレードの同年式は現在日本にたったの35台程度しか残存していないそうです。(H23.3末現在)
解体依頼時の条件を解体工場が確実に守っているとは限りません。破砕までしっかりとチェックしないと、知らないところで変なことになっているかもしれませんよ~
※H26より基地所有者の知人により管理され、完全移籍に向けて手順を踏んで行っております。
【今後の対応について】 H28.11.10
25周年を迎えたのちの対応について。
5年に渡って保管してまいりましたが、当初動態保管されていたものの機器類の不具合から現在は静態保管となっています。
今後の一般運用を目的とした車両としての再開の見込みもなく、再稼働するにも修繕費として高額を要し一般用途には見合わないと判断したため、除籍の方向で現在最終検討中です。
最終決定いたしましたら、ここでご通知いたします。
【今後の対応について】 H29.1.10現在
昨年末よりこのEG4の公道復帰を目指した車検のための改造及び整備が赤穂車両基地にて開始されました。
現時点では名義はまだそのままですが、新たなオーナーにこの車は引き継がれ公道復帰を目指してゆくこととなりました。3回目の廃車からの復帰となります。
新たなオーナーの運用に合わせた仕様に改造されるため本来のEG4の仕様からは大きく変更されてしまいますが、二度と再登録の見込みのなかったこの車が再び登録される見込みとなりました。
今後、譲渡覚書締結を経て名義変更を行い、本格的な整備、改造を経て再度ナンバー取得となる見込みです。
【今後の対応について】 H30.4.20現在
現在保管中の基地所有者の事実上所有となっています。名義変更はまだですので、籍としては自己所有ですが完全にその存在を任せています。
基地所有者の都合でしばらく復活のための工事が停滞していますが、車検通貨に必要な部位の補修と、7年にわたる保管によって破損、故障した箇所の修復を再開しています。
最終的な仕様は部品調達状況により随時変化しますが、軽量化や今後の部品調達を考えたDC2部品化などが検討されていると言うことです。
まずは年内を目標に車検を再取得し、公道復帰を目指してゆくとのことです。
【今後の対応について】 H30.8.13現在
同日を以て、所有権を知人に譲渡したため、19年に渡る2代目オーナーを終了しました。このシビックの2期、3期運用をし、3代目オーナーとなった知人に第4期運用を委ねます。
以降の3回目の再生に向けての履歴は、3代目オーナーのブログで記録されることと思います。
3代目オーナーはこのシビックの導入間もない2001年にこのシビックが縁で知り合ったシビック仲間です。
すでに17年の交流があり、このシビックを最もよく知る者です。
周囲から不謹慎な、無礼ともいえるこのシビックに対する悪質な勧誘も多かったと側聞しますが、これからは自身の車として再生に向けて整備してゆかれるとのことです。
これまで多数の方々からお支えいただき、幾度も危機を超えて3代目に引き継がれたことに感謝いたします。