【試作】JA4フロントダンパー流用アッパーマウント

JA2/JW3（以下ペンタ）のフロントダンパーに、JA4用を流用する場合、考えられる対策の一つ。

パーツレビューに以前アップしたビート用アッパーマウント加工は、フライス盤等、金属加工機械が無いと無理ですが、
頑張ればDIYで可能な方法として、昔、TSR東北支部が存在した頃、その支部長さんが支部サイトで公開していたネタの再現してみました。

左がJA4、右がペンタのフロントダンパーロッドです。

ロッドのアッパーマウントに入る細い部分が、JA4用は短く、
ペンタ用アッパーマウントに組んでも、ネジ部分が出て来ません。
ちなみに、
JA4用アッパーマウントは、ペンタ用よりサイズが大きい為、車体側の大改造無くして流用不可です。

そこで、JA4用アッパーマウントの芯を抜き、ペンタ用アッパーマウントに移植する改造を行います。

JA4用アッパーマウントの芯は、ハンマーで軽く叩けば抜ける程度に圧入されてますので、叩き抜きます。
ペンタ用アッパーマウントにホールソーで穴を開け、JA4用の芯を入れれば出来上がり。
今回は試作の為、ハンドドリルを用いましたが、真っ直ぐ穴を開ける為にはボール盤での加工をお勧めします。

そのままJA4用の芯を圧入すると、隙間が出来るので、
JA4用アッパーマウントのゴムを切り出してスペーサーとして使用します。

出来上がりです。

JA4用ダンパーを組んでみました。

今回、改造に使用したペンタ用アッパーマウントは、平成2年式まで使われてた100系タイプ（画像左側）。
200系タイプ（画像右側）と比べ、ゴムが硬化してヒビ割れた物が殆どなので、エコな廃物利用です。

ホールソーによるゴム加工の様子を動画にしてアップしてます。
http://www.youtube.com/watch?v=3P90Py2hVYU

ホールソーは100均工具を使用しています。