K11 エクストリーム クラッチケーブル交換。
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
  中級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
夏頃、ひっかかりというか、違和感を感じて交換したクラッチケーブル。
あまり体が大きくなくて体さえ柔らかければ、簡単な作業ですが、以外とアップされてるのが少ないようですので、アップしました。
しかし、相当エクストリームな姿勢を強いられるため、体が固かったり、腰を患っていたりすると、途端に難易度が一気にアップ(笑)
自分の体型、固さ、腰の具合だと星5つっす・・
2
写真は実は交換後の画像なんですが、こっちのが注目してもらいたい部位が光っていて分かりやすかったので、こちらの写真で説明します。
写真では作業、撮影をしやすくするためにバッテリー一式と付近のリレーボックスははずしてあります。
まずは、赤矢印の回り止めのナットを緩めて、
青矢印のクラッチ遊び調整ダイヤルを完全に張りがなくなるまで緩めましょう。
緩める前にネジ位置をマーキングしておいてもいいかもしれませんが、どのみち新しいケーブルになってしまいますし、適切な位置もかなり変わってしまってあまり意味はないです。
3
張りを緩めたら、緑の丸内にある固定クランプを緑矢印方向に引き抜き、ケーブル本体のはまっている部分を外します。
そうすると、レリーズフォークの腕に引っかけてはまっていただけのワイヤー先端のリンクが外れてくれるはずなので、オレンジ矢印方向に引き抜きます。
4
次にエアクリボックス裏辺りにある、赤矢印の金具にケーブルがはまっている所も外しましょう。
そしたらオレンジ丸内にあるバルクヘッドに刺さっている場所も、バルクヘッド側のユニクロメッキの金具に、ゴムの弾力で刺さっているだけですので、揉みながら引っこ抜きましょう。
5
さあ、このあとが、体が固い人には最難関ポイントです。
車内のクラッチペダルの下に潜って、ペダルの腕の根元あたりにワイヤーの先端が見えると思います・・
赤線でなぞった所にワイヤー。
赤丸のところがフックです。
ワイヤーの先端をフックからはずすだけなんですが、これをやったのは真夏・・
自分は肥満体のメガネ・・しかも体が固い腰痛持ち・・
腰をサイドシルに圧迫され悶絶し、冷や汗だか油汗だか普通の汗だかよくわからんもんを垂れ流しながら、汗で見えなくなるメガネと格闘しながら、デカイ頭とこれまた汗まみれのぶよぶよの両腕をものすごいせまいとこにねじ込みながらの作業・・
もちろん真っ暗なので、ライトで照らさないといけません。
いやあ、マジでしんどかった・・( ´;゚;∀;゚;)
これでクラッチケーブルは完全に外れます。
エンジンルームに戻って、バルクヘッドから引っこ抜きましょう。
6
外れたケーブルです。相応の劣化はあったもののさわった感じは動きは渋くなさそうですが・・こうゆうのってデリケートなんでしょうね。
ちなみに新品ケーブルのクラッチ遊び調節ダイヤルはそのままの位置で付けても、割といい塩梅の位置だったりするので、マーキングするなり、採寸しておくなりして、位置を覚えておきましょう。
さて、外すときと同じような方法で新品ケーブルをつけていきますが、折り曲げは厳禁なので気をつけて作業します。
順番は、
バルクヘッドに差し込む
↓
エアクリボックス裏の金具にはめ込む
↓
固定クランプを取り付ける
↓
クラッチペダル根元に引っかける
↓
レリーズフォークの腕に引っかける
の順番がよろしいかと。
7
無事、ケーブルを着けたら、クラッチがちゃんと適切な遊びで切れるように調節します。
ダイヤルを半時計回りに回し赤矢印の方向に回していくと、ワイヤーが伸びて、ペダルの遊びは多くなる。
つまりペダルを離すとき、より奥で繋がるようになります。
青矢印の方向に動かすとペダルの遊びは少なくなります。
最後は回り止めナットを締めるのを忘れないようにしましょう。
[PR]Yahoo!ショッピング
関連コンテンツ
関連整備ピックアップ
関連リンク