スバルプレミアムサウンドのレガシーツーリングワゴンをさらにグレードアップ!
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スバルらしいすっきりシャープなダッシュボードです。
ほぼ左右が平均して平面となるようなデザインで、ツイーターも一番遠い場所へ設置されているので音作りには申し分ない形状のように感じます。
また、車内も広いので音の広がりの良さの点でもアドバンテージがあると思います。
メインユニットはスバル専用に設定されているモデルで、取扱説明書にも明確なモデル名が記載されていませんでした。
正面右下の部分。市販デッキであれば「NR-MZ80LIMITED」と印刷されているところには「80Limited」と記載されています。
設定や背面は全く同じ内容ですので、スタンダードとPREMIの中間モデルという位置付けと見受けました。
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セダンもワゴンもドアの形状は変わりません。
ダッシュ同様、シャープなデザインです。
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ドアトリムを外すと、DIATONEの専用スピーカーが顔を出しました。
メタリックブルーのコーンが素性の良さを主張しています。
ドア全体に転じると、スピーカー以外には特に手が加えられていないようです。
おなじみのビニールをすべて剥がして脱脂、清掃を済ませたらアウターにオーディオテクニカのAT7560Rを貼ります。
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サービスホールを同じくオーディオテクニカのAT7550Rで塞いで、専用設計のスピーカーのブラケットもガッチリ強化します。
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フロントスピーカーとサブウーハー用、計2台のパワーアンプを助手席の下へ設置しました。
シート下のエアコンダクトが至近なので、完全に塞いであります。(元に戻せます)
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25cmのDIATONEのサブウーハーに合うように設計・制作したボックスです。
トランク内の好きな場所へ設置できるよう、ケーブルに余裕を持たせてあります。
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多くのスバル車は純正でスピーカーの向きに角度が付いており、こちらも同じように角度が付いていました。この辺のこだわりはさすがスバルという感じですね。
プラスチックのブラケットにネットワークがビルトインされていますので、作りなおしたりせず、ブラケットをこのまま使用するのが最良の方法だと思います。
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こちらも専用設計されたツイーターで、角度が付けられています。
純正の場合だと真上を向いているのに対してのコレですから、こだわりの跡がはっきりと見て取れます。
作業後記---☆
今回はオプションのスバルプレミアムサウンドに磨きをかけましょう!といった趣のお仕事でした。
アンプ投入によって分解能を向上させ、ドア周りの防振・バッフル(ブラケット)の強化によってスピーカーの稼働条件を整え、また、アンプ+サブウーファーの投入で音に厚みを付け、、と一通り手を入れたので、格段にパフォーマンスが向上した感があります。
しかしながら、今回強調したいのは、オプションのスバルプレミアムサウンドシステムのバランスの良さです。
比較的小さい音量でも綺麗に聞こえ、ボリュームを上げても変に崩れたり歪んだりせず、全般的に違和感なく聴けます。今の表現でいうと「普通」という表現になるんだろうと思いますが(笑)、この普通、あるいは自然に聞こえるというのが、実はすごいことです。
「注目させる」「オッ!と言わせる」ための味付けは、低音をブーミーにしたり、高域をキラキラさせたり等、基本的に特定の帯域をいじることで行えるので比較的簡単ですが、「リラックスさせる」音作りは、全体の音が凸凹しないようにバランスよく整えないといけないので、結構たいへんなのです。
そういった観点から、吊るしの状態でもそれなりにバランスよい音を出すこのシステムには、数あるオプションサウンドの中でも上位の評価を与えたいと思いました。
このような良い素材をベースに手を加えることで、より一層の音が出来上がったと思います。
ご希望と予算に応じて柔軟にプランさせていただきます。
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