トヨタ・ハイラックスをKICKERでパワーアップ!その2
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
ショップ作業 |
難易度 |
![](/images/icon_difficult_on.svg) ![](/images/icon_difficult_on.svg) 中級 |
作業時間 |
12時間以内 |
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リアドアの外観です。
一般的な4ドア車の場合、リアドアの向かって左下はリアタイヤのフェンダーを避けるためにナナメに切りあがる形になっており、ぱっと見でリアドアとわかります。
しかしこの車の場合、リアタイヤははるか遠くにあり、遠慮もいらないので四角い形を保っています。じーっと見ていると、フロントドアの写真の幅だけを縮小したようにも見えてきて、不思議な感覚に陥ります。
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ビニールの色が緑に変わりましたね。
フロント用との識別のためなのか?もっともっと高次元の話なのか、世界最強の生産技術を持つ企業の判断は図り切れません。
リアドアのスピーカーは、セパレートツイーターのないフルレンジで、フロントに使用されているユニットと同じものです。
固定はフロントと同様に、ブラインドリベットでカシメてありますので、ドリルを通して壊して外します。
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インナーパネルが終わったところです。
アウターパネル側の作業は、工を配線を通したりスピーカーを取り付けたりと、バタバタしてるうちに飛んでしまいました。申し訳ありません。
m(__)m
リアドアはツイーターが真ん中にセットされた同軸スピーカーKSC6504で、ネットワークは付属しません。
よって、配線作業は、ドア内に引き込んだリヤ左用の1組をスピーカーに接続して終わりです。
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それではいったんフロントのツイーター周りの説明に移ります。
ミラー裏についていた、カスタム・ツイーターマウント形状の参画カバーを外し、裏から見ているところです。
所定の位置に純正のツイーターユニットが取り付けられています。
ラベルとみると、部品番号だけでなく、ツイーターの仕様が読み取れる文字が記されています。
4Ω 20Wこれは抵抗値と消費電力でしょうね。5kHz-20kHz。これは再生周波数帯域を表しているものと思います。市販品だと、下限は2kHz内外が多いので、だいぶ高め設定なんですね
THAはタイ製造ということでしょうか。組み立て工程のみならず、部品製造の一部も現地で行っているということなんでしょう。
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純正ツイーターと同じ位置に、KICKERのツイーターを取り付けました。
固定はおなじみ?のエポキシ系接着剤です。エポキシ系はネトネト・モリモリしていて、充てん剤的な使い方もできるので、このように対象物に距離があるときでも、うまい具合に繋げてくれて重宝します。
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最後にパワードサブウーファーの設置状況をご覧ください。
設置場所は定位置のシート下です。
このHS10はシート下設置可能製品としては、標準的な30.78cm×25.07cm×7.92cmというサイズです(数値が細かい・・・)
ウーファーのサイズは直径10インチ(25センチ)で、重量感のあるダイキャスト製ボディを採用しており、重量は6.35kgです。
定格出力は従来機HS8の150Wに対して180Wとスペックアップしています。
シート下設置の場合、後席の足元に向けてエアコンの送風口があり、かつ、サブウーファーとの干渉が起きる場合は、ふさぐか外すかの処置が必要になります。
今回は、干渉したので、送風口を撤去し、シートの電源ハーネスのステーを加工してスペースを作ってやりました。
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後席の足元クリアランスの確認です。
シートを一番前に出して、後席から見ると、ギリギリではありますが、レール内に本体が収まっている状態です。なんとか合格圏内ですね。
写真はフロアマットの上に置いていますが、マットの端を被せるようにして敷いても大丈夫です。
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今回はトヨタ・ハイラックスのサウンドアップ事例をご覧いただきました。
ナビヘッドにフロント2way+リア+サブウーファーと、DSPを含まないケースとしては、ご紹介の機会が多い内容でした。
DSPなしとはいっても、最近のナビ・オーディオデッキは簡易的なDSP機能をもっていますので、第一級の分解能力や、ミリ単位のタイムアライメント精度を求めて。。ということでなければ、これでもう十分だと思います。
音質の面では、繰り返しお伝えしておりますように、スピーカーの稼働環境の整備が何より大事です。
安定感のあるバッフルでしっかりと取り付け、目的に合わせた防振を行い、音の根源である「空気に波動を起こす動作」の精度を高めることは、アンプやDSPによって、その前段階にあたる電気信号の精度を高めることよりも、耳に聞こえる音質向上の点では寄与度が大きいのです。
その点において、今回の事例でも、ドア回りはしっかりやってありますので、スピーカーの性能を十分に引き出していますし、これは即ち、ヘッドユニットの信号の品質を歩留まりよく活かしているということでもあります。
再生・増幅系の機器に過剰にお金をかけて、出口がおろそかになっているのに比べると、健全な姿といえるのではないでしょうか。
◆
パワードサブウーファーも楽しいサプリメントとして不可欠の存在ですね。
キッカーのHS10は今回が初のご紹介となりました。
従来のHS8のユニット系は8インチ=20センチでしたが、今回のHS10では10インチ=25センチへと拡大し、アンプ消費電力も150→180Wとパワーアップしました。
10インチユニット・ダイキャストボディ採用という点では、当店超売れ筋のサーウィンベガ・VPAS10に並んできました。選択肢が増えていいことですね。
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ドラレコ・レーダー・ETC取り付けなどの軽作業から、サウンドアッププログラムによるスピーカー交換、フルーディオまで、ご希望とご予算に応じて柔軟にプランさせていただきます。
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