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soundproの愛車 [トヨタ プリウス]

整備手帳

作業日:2023年11月25日

新型プリウスをDSPアンプ&BLUE MOONスピーカーでサウンドアップ♪♪その2

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目的 チューニング・カスタム
作業 ショップ作業
難易度

中級

作業時間 12時間以内
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助手席下の様子です。

ドンと座ってますのが、HELIXのDSPアンプM-SIX DSPです。
このクルマは後方に向けてエアコン送風口が取り付けられておりますので、ダクト部品を抜いた上で設置しています。
ダクト取り外し後の開口部はアルミテープでふさいで、アンプに風が当たらないようにしています。

ケーブルの束が見えますね。
白と赤は電源ケーブル、黒のうち、4本がデッキ裏とやり取りしてる4芯ケーブルで、残り2本がツイーターまで到達する新規に敷設した2芯ケーブルです。
あと、右側手前から出ているのはPC接続用のUSBケーブルです。
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冒頭のシステム図を再掲してご説明します。
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当店で作成したケーブル類です。

一番左のメスカプラが、B+Cに相当します。(4芯ケーブルが2本組み込まれています)
ディスプレイオーディオの裏には、フロント・リヤの4スピーカー(4ch=ケーブル8本)が接続されたメスカプラが刺さっていますので、これを引き抜いて、このカプラを刺してやります。写真で見切れているケーブルの反対側が、DSPの入力端子に接続されていますので、これによってデッキのスピーカー出力信号がDSPに取り込まれることになります。

左から2番めのオスカプラがA+Dに相当します。
見切れている側が、DSPの出力端子に繋がっているので、DSP処理後のフロント・リヤ4ch分のスピーカー出力信号がこのオスカプラに届けられることになります。このオスカプラと組み合わせられるのが、上述の「デッキから抜いたメスカプラ」で、このカプラを経由して、フロント・リヤの各スピーカーに向けて信号が届けられるという仕組みです。

最後の白い2本のオスカプラは、システム図のフロントスピーカーの手前に表示してあるXの位置に使うカプラです。
デッキからドアまで伸びている純正スピーカーケーブルの末端は、白いメスカプラになっています。このカプラをカットせずに接続をすませるためにこういうカプラをこしらえて準備しています。
純正のメスカプラと、写真のオスカプラを組み合わせて、見切れている反対側に取り付けられたファストン端子(平ギボシ)をスピーカーの端子に差し込むと、車両側には全く無傷で接続完了!となります。

なんだか文字数が多くてすいません。こういうお店です。
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デッキ裏へのアクセスに伴う分解作業中です。

右奥にメッシュを刻んだスピーカーグリル的な部品が見えます。
後学のために外してみましょう。。
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外した状態の写真です。

グリルの下には小型スピーカーがあります。
新型プリウスのスピーカー構成は、全車6スピーカー(フロント2way+リヤ)なので、オーディオ目的のセンタースピーカーはなく、これは「ヘルプネット」サービスのために使うスピーカーです。

公式サイトにおける説明では・・
https://manual.toyota.jp/prius/2301/hev/ja_JP/contents/nvch07se030401.php
「ヘルプネット(エアバッグ連動タイプ)は、交通事故発生時や急病などの緊急事態発生時に、自動またはボタン操作でヘルプネットセンターに電話接続し、車内からの通報救援要請を補助支援するシステムです。とあります。」

回路的には、純正デッキ(ディスプレイオーディオ)とこのスピーカーは繋がっておらず、テレマティクス用独立したアンプの出力が入力されています。
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今回は新型(60型)プリウスのサウンドアップ事例をご覧いただきました。

内容的には(1)フロント2wayスピーカーの交換と防振といった基本コースに、(1)DSPアンプによる音響セッティングを加えたシステムでした。
カーオーディオの発展性としては、Aピラーへの加工をすれば3way化は可能ですし、DSP投入にしても、電源の強化にしても、やろうと思えばぶっちゃけ車種に関係なくなんでもできちゃうわけですが、プリウスのオーディオは全車共通で6スピーカーとさっぱり仕様ですし、基本的にマイルドな性格の車ですので、今回の事例の内容くらいが「やった感」の点でも「音質改善効果」の点でも、多くの方にご支持いただけそうな気がします。

カーオーディオの基本であり、かつ、多くの方が満足される(1)スピーカー周りの環境整備だけでもよし、(2)DSP投入による精密な音響セッティングまで踏み込むもよし、はたまたスマホのデジタルソースの直接入力によるハイレゾ再生まで加えてもよしと、お好みに応じてお選びいただければと思います。


今回の事例では、DSPとデッキ裏とをつなぐ4芯ケーブルの使い方について詳述してみました。
昨今は、(1)一部のエンスー系の方に限らず、車両への負担を極力避けたいというお考えのお客様が増えてきたように感じます。加えて、(2)音質の改善効果と予算を天秤にかけた、いわゆる「コスパ」の追求があらゆる消費の局面で重視される傾向にもあります。

今回ご紹介した4芯ケーブルを使った接続方法は、DSP設置場所であるシート下とデッキ裏とを、純正カプラに適合するカプラを取り付けた4本の4芯ケーブル(合計約8m)で結ぶだけで、スピーカーケーブルの引き込み費用を完全に省略しつつ、DSPの組み込みを完了させることができる、ノーインパクト&ローコストのインストール方法です。
(※)今回の例では、ツイーター用のケーブルのみ新規に追加しています。
また、この発展形として、スピーカーケーブルの引き換えを実施するものの、デッキ裏を含めて純正の配線を損なわない施工方法もあります。
大切なお車の査定価値を維持しつつ、存分に趣味を楽しんでいただけるよう、いろいろ工夫をしていますので、プラン内容に加えて施工方法についても、どうぞお気軽にご相談ください。

メールフォームはコチラです。
https://www.soundpro.jp/contact/index.php
電話もお気軽に♪
03-5913-8450です!

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