タイヤの
製造年ってご存知ですか?
食べ物などと同じでタイヤにも製造年と週が刻印されているのです。
こちらの画像をご覧ください。
この部分に記載されているのですが・・・
末尾の数字『2407』って刻印されていますよね!?
これは頭二桁が第何週か末尾二桁が西暦になります!
上記数字だと2007年の24週となる訳です!ヘー(´ν_.` )ソウナンダ
よくタイヤの製造年について質問をいただきます。
出来るだけ新しいタイヤが良いというのは当然のことです。
確かにタイヤは使用しなくても
日射、気温、オゾン、水分、油
などの外的要因によって疲労や劣化が徐々に進みます。
日射、水分、油の無い倉庫などで保管されている新品のタイヤは
劣化が進みにくいのですが、装着して走行していると
日射、気温変化、オゾン、水分、油などで疲労や劣化が進みやすくなります。
製造されて何年経っているかより、装着されて何年経っているか
のほうがどちらかというと重要なので2,3年前くらいまでの
新品タイヤであれば劣化もほとんどございませんので
特に問題なく使用していただけます。
タイヤの溝が余っていても使用開始後数年履いていれば
タイヤの性能が落ちているので現在タイヤを3年近く使用されておられる
お客様は販売店でタイヤの点検を行っていただいて
異常がないかを調べてもらってください。
今回はもう一つタイヤについてご紹介させていただきます。
それはタイヤが何故黒いのか!?
こんなことを疑問に思っているお客様は少ないと思いますが
カラータイヤがほしいというお問い合わせも時々いただいておりますので・・・
タイヤが黒いのは、タイヤのゴムの中に
「カーボンブラック」
という黒い物質を混ぜているためです。
カーボンブラックとは、炭素の粉のことで
見た目は石炭を粉末状にしたようなものです。
これが
カーボンブラック↓
ゴムだけですと強度が不足し、すぐにボロボロと崩れてしまうのですが
1912年にカーボンブラックをゴムに混ぜて化合させると
ゴムの強度が飛躍的にアップするということが判明しました。
それ以来、カーボンブラックは、耐久性や耐摩耗性を必要とするゴム製品に
使用されるようになったのです。カーボンブラックに代わるものは
現在に至ってもまだ発明されていません。
この説明の仕方だとタイヤはカーボンブラックとゴムだけで出来ている!!
というような説明になってしまいましたが
タイヤには他にもいろんなものが入っているんです!!
実はカーボンブラックの他には
硫黄もタイヤに入っているのです!!
硫黄って??と思われた人もいると思いますがあの臭い硫黄(イオウ)です。
この黄色くて臭いものがタイヤに・・・
硫黄にはゴムに弾力性を与えるという大事な効果があり
1kgのゴムに対して数10gの硫黄を使っています。
他にも使われている物もございますが、それは今日ご紹介せずに
今後この大阪本社ブログでご紹介することになるので今日はこの辺で・・・
次回の掲載予定は11月11日掲載なのでお楽しみに☆
Posted at 2008/11/06 21:15:24 | |
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