
前回の続きです。
画像は後期のアルシオーネのエンジンルームです。
改良されたインマニが見えますでしょうか?
本来ならパーツとして見せられれば良いのですが、残念ながら持っていません。
欲しいぜ、アルシオーネ後期インマニ!
形状を見るとチャンバーから滑らかにカーブして、ヘッドに向かっています。
これは良いと思います。
スロットルボディも、レオーネの「上置き」から、後ろに向けた「横置き」となっています。
これも良いと思います。
どういう事かというと、レオーネのように上にスロットルを向けると、高さ方向に制約(ボンネットがあるため)があるので、必然的にターボからのパイプの曲がりがきつくなります。レオーネではスロットルの上に弁当箱のような物が乗っかっています。
これがアルシオーネだとスロットルが後ろに向いているため、制約する物が有りません。
そのため(ある程度)緩やかな形のパイプに出来るのです。
ここまで書けばレオーネ用とアルシオーネ用。どちらが良いかは一目瞭然ですよね?
これも現物を比較できれば良いのですが・・・
さて、レオーネのヘンテコインマニに話を戻します。
今までの話は理解出来ましたか?
自分の文章能力が低いので、EA82乗りの方以外は理解不能かもしれませんね。ゴメンナサイ・・・
解らなかった人はレオーネのエンジンルームの画像を探してみて下さい。少しは解りやすくなると思います。
で。
何でレオーネはあんなインマニを採用したのか?
ああ成らざるを得ないんです。
つまりはレオーネではスロットルを「上に向けなければならない」という条件が有り、でも高さ方向は限られているわけで・・・・
限られた高さの中でインマニとスロットルとターボからのパイプを設置しなければなりません。さあどうしたもんか?
スロットルはどうしようも無いし、インマニの高さを限りなく低くするしかない!→あれ?インマニの曲がりがきつくなったぞ?
まあ、いいか。しょうがないよな~
何たって「アレ」が有るからな!これ以上どうしようも無い(・∀・)b
↑という事ではないか、と自分は考えています。
あの形状でしか作れなかったと。
「アレ」の為に・・・
続く

Posted at 2011/01/14 23:00:13 | |
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