
前回、前々回の「アレ」とは
そう。「スペアタイヤ」です!
知らない人の為に説明すると、レオーネのエンジンルームにはスペアタイヤが入って居るのです。
経験上、初めてレオーネのエンジンルームを見た人は相当驚きます。
メリットとしては、室内空間の確保、FFがベースの車の為のフロント荷重の確保が目的です(多分)
しかし、このスペアタイヤのおかげで前回の日記の通り、エンジンが多大な迷惑を被っているのです。
画像で見て解る通り、ターボからスロットルに行くパイプがスペアタイヤに「遠慮」してます笑
アルシオーネはそのスタイリングの為、エンジンルームにはスペアタイヤは置かず、トランクルームに吊り下げる形で搭載されています。確か・・・(ぼつさん、合ってますでしょうか?)
どこかで「EAエンジンはスペアタイヤが有るためインタークーラーが搭載出来ず、パワーが上がらなかった」と書いてある記事を読んだ事があった気がします。
自分の考えは違っていて「元からインタークーラーなんか付ける予定は無かった」と考えています。
シリンダーヘッドの作りや、その他もろもろを見てると、どう考えてもEAはパワー志向では無いのです。つまり低速重視の実用エンジン。
インタークーラーを付けてパワーを上げるより、吸気経路を短くしてレスポンスを良くしようと考えたのではないでしょうか?もしくは部品点数の削減と整備性の悪化を嫌ったのか。
逆にもし、EAにインタークーラーを付けたかったのならば、アルシオーネならば付けられたはずです。
スペアタイヤは入らなくても、インタークーラーを置くスペースくらいは有るように見えます。
レガシィ開発では「まずエンジンルームからスペアタイヤをどけてくれ」という話があったみたいです。
自分は昔は「スペアタイヤが前だと重量バランスが悪くなるから」と思っていました。
もちろんそれも有るのでしょうが、レオーネを所有する事で「真実」が見えて来ました。
エンジンをパワーアップさせるのにはどうにもスペアタイヤが邪魔だったのですね。
雑誌などでは余り語られる事は無い事ですが、レガシィからのスバル車がスペアタイヤをエンジンルーム積まなくなったのはこの為だと思います。
こんなスペアタイヤですが、外したら外したで、なんだかレオーネじゃ無くなったような気がするのは自分だけだろうか
スペアタイヤがエンジンルームにあるからこそのレオーネだと。
。
注!!これまでの文章は自分個人の勝手な考えですので、真実は全く違うかもしれません。
あくまでも一意見として見て下さい。
しかし、車は持ってなくてもこんなにも想像上で楽しめるとは。
素晴らしいぞスバル!
レオーネは決して世間では「名車」とは言えない、むしろダメダメな車ですが、それでも自分は大好きです。
それだけの「魅力」は確実に持っている車なのです。
現在の世の中に溢れる車達には、決して無い「魅力」です。
トレジアを「一生乗り続ける」「降りたけど、またいつかは乗りたい」と思う人は居るでしょうか?(これからのスバルしだいかもしれませんが)
レオーネには「それ」が有る車だと思っています。
若いレガシィ、インプレッサオーナーの方に、一度レオーネという車を知って欲しいです。
そうすれば、さらにスバルが好きになれると思いますよ。
レオーネのようなダメな車を出せ!とは言いませんが、レオーネのような魅力的な車をスバルには出して欲しいと思います。

Posted at 2011/01/17 01:44:57 | |
トラックバック(0) | モブログ