
こん○○は、@カトケンです、どうも。
晴れてLinkの内蔵Logが使える様になりました。
しかも元の500kBから4MBへと
8倍の容量にジャンプアップです!!
内蔵Logはサーキットでの走行など
PCLinkを繋ぐことが難しい場合に活躍すると思います。
で、じゃあ実際どれくらい取得できるのか?
というと
【計算式】
取得時間[sec] =
メモリ容量[Byte] / ( 取得パラメータ数 * 2[Byte] ) / サンプリング周波数[Hz]
となります。
仮の値で計算してみます。
【入力値】
・メモリ容量
→4MB(32Mbit)
→実際とは異なりますが、便宜上、4000000Byteとします
→Link G4+オールモデル、Vi-PECのvシリーズ、iシリーズは全て4MBです
→但し、Atom Serial No.21000以前は除く、~22000の中にも512kBモデルありなので注意
→その場合はNon Volatile Flashを4MBへ打ち換えが必要です
・取得パラメータ数
→25param(max)
・サンプリング周波数
→100Hz(max)
【結果】
4000000 / ( 25 * 2 ) / 100 = 800sec = 13min 20sec
マニュアル上だとアヴァウト値ということで14minになっているので大体OKです。
実際に計測してみたところ、試行回数はN1ですが、817.83secでしたので大体合ってます。
もしかするとチップには生データ以外も書かれているのかもしれませんが
その分は無視できると思います。
さて
上記の仮定だと、例えば1HEATが15分の走行だと間に合わないですよね。
Logは100%になっても停止せず、古い値から上書きしていく仕様なので
コースイン/アウトでの余分な計測時間も考えると余裕をみておく必要があります。
外部SWや条件設定で常時Logしない使用方法もありますが、
わたくしのユースケースで計算してみたいと思います。
【計測パラメータ】
・Engine Speed
・Driven Wheel Speed
・MGP
・TP (Main)
・Lambda 1
・ECT
・IAT
・Inj Duty Cycle
・Ign Angle
・Gear
・Accel Fuel
・Overrun Fuel Cut
・Batt Voltage
Atomなので少ないかもですが、、、とりあえず13パラメータとします。
【サンプリング周波数】
・5Hz
これはLinkのログデータをAviUtlで動画合成して、観て楽しむことを目的としているので
必要十分と思われるGPSロガーのサンプリングに合わせてます。
30fpsでの動画に対してだと、5Hzじゃ小さいんじゃ?と思われるかもしれませんが
VSD for GPSではフレームレートに合わせて値を線形補間してくれるため
カクカクとかしませんので動画として観るには十分です。
【結果】
・8h 32min 49sec
こんなに要らないですねwwwww
PCLinkでのサンプリング周波数のMAXが40Hz、
内蔵Logには40Hzがないので近しい50Hzとして、
25パラメータで取得しても26min 40secですので余裕です。
できるだけ長時間、たくさんのパラメータを取得したい場合、
パラメータ毎にサンプリング周波数を変えることもできるので
その辺りも活用すれば道が見えてくるかと思います。
これまでウチのAtomは512kBの半分までしか取得できなかったので
少し設定を考えて使う感じでしたが、ホント余裕になりました(#^.^#)
いやーLinkってば
至れり尽くせりです。。。