サブウーファー・ロックフォードJPS-100-8の取付その1
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前車BMアクセラに積んでいた、ロックフォードのパワードサブウーファーJPS-100-8を移設しました。アクセラにインストールしたときよりも難易度が高く、自動ON/OFFが動作しないなどアクシデントがありましたが、なんとか使えるまでになりましたので、2回に分けて報告します。
●問題1<低域信号をどこから拾うか>
マツダ3とCX-30の純正オーディオはずいぶんと進化しており、スピーカーは、ツイーター・スコーカー・ウーファーの3つに分かれて設置されています。立派な3ウェイです。アクセラでは、サブウーファーへの信号はリヤドアのスピーカーから分岐していました。
しかしCX-30では、前後ドアに設置された小さなスコーカーは、ドアをエンクロージャーとして利用することはなく、内張をバッフル板のように使っています。つまりウーファーが別になったことで、ここに低域信号が来ていないのではないかという疑問がわいてきました。
フェーダーを操作してリヤドアスピーカーだけを鳴らしてみると、案の定スカスカの音。低域が鳴っていないのではなく、オーディオのセオリー通りなら、バンドパスフィルターで中域だけを流し込んでいる音です。
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ということで、サブウーファーへの信号は、純正ウーファーから分岐することに決定。
●問題2<ウーファーの配線は何色>
最近はディーラーへ行っても配線図はそう簡単に見せてもらえません。お世話になっているセールスの人でも、整備のアクセス権限が無いと勝手に見ることはできないそうです。そこを何とかお願いして、配線の色だけ教えてもらいました。
ウーファー右:ピンク色(+)と水色
ウーファー左:赤(+)と青
ちなみに写真は、運転席助手席の足元に頭を突っ込んで上を見上げるようにして撮ったもの。普通に座っていてもウーファーは全く見えません。
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ウーファーのコネクタから分岐するのは、どう見ても作業性が悪そうです。いろいろ調べると、運転席下にはアンプのユニットがあるのですが、そこもアクセスが困難。カバーさえ外れませんでした。
結局、運転席横の配線束から分岐することに。写真はサイドシルのパネルを外したところ。ここに配線束が通っているので、テープを切って開きます。
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開けてビックリこの配線の数!
間違えて切ると車が爆発するやつですね。
スピーカーだけでも、左右3種類計12本あるはずです。
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まあ赤と青、ピンクと水色が分かっているので何とかなるだろうと思ったら、赤もピンクも水色も複数ある。一瞬途方にくれましたが、よく見るとこのように2本ずつDNAのように束にしてあります。ウーハーのコネクターとここで通電を確かめて、分岐作業に入ります。
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被膜を剥いて、サブウーファーからのコードとハンダ付け。場所を取らず確実に分岐できるので、いつもハンダ付けです。そもそもこの場所は、エレクトロタップは入りません
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配線は後席サイドシルの中を通して、リヤシート座面の裏から荷室へ引き込みます。
リヤシート座面はアクセラと違って、何だか外れない雰囲気で、テーパーの付いたボルトも見えます。それでもヒンジのあたりから何とか通します。
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●問題3<後席付近のアースポイント>
アクセラでは、Cピラー内張を外すとアースポイントのボルトがありました。CX-30でも何かあるだろうと、内張を外そうとしましたが、まずリヤゲートをぐるりと一周するゴムパッキンが外れません。接着してあるので外したらアカンやつだろうと諦めました。あちこちガードが固くなっています。前席付近から後ろまで長々アースを引っ張るのもくやしいし…
そこで目を付けたのが、荷物固定用のフック。自分的には使うことがないので、これをアースポイントにします。念のため塗装を削り落として、確実に通電するようにしました。
これで配線は完成。ちゃんと音は出ました。
が、なんと電源が入りっぱなしに!
自動でon/offする機能が働いていません。これについてはその2で解決します。
![](https://cdn.snsimg.carview.co.jp/cvmaterials/minkara/user/css/037/contentstitle.gif)
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