B級カーオーディオ(5cmフルレンジをメインスピーカーにしてみた)

会社のネットワークが不調です。
サーバーに保存したエクセルデータを読み込むのに５分もかかるので、ぜんぜん仕事になりません。
すばらしい言い訳ができたので、ネットカフェでサボりまくっています（笑）

昨年末ブログで書いたとおり、フロントスピーカーBEWITH ACURATEⅡは経年劣化のため音質が悪化したので、ワイドレンジツィーターA-50をあきらめて、DAYTON AUDIOのフルレンジスピーカーに換装しました。
国産高級ツィーターから中華製ミニスピーカーにダウングレードです。


ところが、このDAYTON AUDIO RS75-4というスピーカー。
1個約4000円とは思えないほどバランスが良く、元気な音で鳴っています。

せっかく良いスピーカーなので、もっと頑張ってもらって、このスピーカーが受け持つ音域を広げてみようと思いました。

現状、ミッドバスのA-130はネットワークをスルーしてフルレンジに、BEWITHのネットワークをそのまま利用してDAYTON AUDIO RS75-4をツィーター（C-50）の代わりにしています。

これを逆にして、DAYTON AUDIO RS75-4はネットワークをスルーしてフルレンジに、ミッドバスのA-130の方にローパスネットワークを入れてみました。

小学生でもわかる図にしました(笑)
この図から、すでに失敗の雰囲気が漂っています(^^ゞ

新しい構成はフルレンジDAYTON AUDIO RS75-4＋ウーファーBEWITH A-130です。
DAYTON AUDIO RS75-4をフルレンジとして使うことで、200hzぐらいまでの中音域をAピラーから出して定位をより良くできるのではと考えました。200hzから2khzを両方のスピーカーが受け持つことで経年劣化しつつあるBEWITH A-130の負担が減って音質が向上するのではないかとも期待しました。

ローパスフィルターを作ります。
コイルを１個通すだけのシンプルな-6db/octにしました。
コイルは0.39mH。約1.7khzのクロスオーバーです。
材料費は2000円弱。コイルが１個９００円ぐらい。


ハイできました。製作時間は約30分。半分はニッパーを探していた時間です(~_~;)
ケーブルを入れる穴は、あとで適当にあけます。


さっそくアテンザのBEWITHネットワークと交換して視聴。。。。。
ひでー音です。
低音ダブダブで聞けたもんじゃありません。
気持ちよく鳴っていた中高音も、濁ってしまいました。

メーカー製のカースピーカーには、２WAYと謳っていても、実はフルレンジ＋スーパーツィーターという製品があるそうです。しかし、フルレンジ＋ウーファーという構成はあまり無いようです。
その理由を身をもって知りました。
200hzから2khzぐらいの一番大事な音域は、ウーファー・スコーカー・ツィーターのいずれか１つに任せないと音が濁ってしまうからなんですね。メーカーが12dbや18db/octなど、急峻なカットのネットワークを採用している意味も、重なりを少なくして音の濁りを避けるためだったわけです。

しかし、失敗したからといって、もとのBEWITHネットワークに戻すのも癪なので、イコライザーで低音を絞って無理やり聴いています。

これはこれでいい部分もあって、低音の量感だけはあります。大型のフロアスピーカーのような、余裕のある低音で、走行中でもコントラバスの音程がしっかり分かります。ウーファーに高音域の信号が行かなくなったので、余裕が出たのでしょうか？
カットオフ約1.7khzのローパスをもっと下げ、重なる音域を少なくして再挑戦してみようか・・・・・

長文にお付き合いいただきありがとうございました。