先週の3連休に大町市にある高瀬ダムへ行ってきました。
ここへ行くに当たり、事前学習?として夏に大町ダムも行ってきています。
上流より、高瀬ダム、七倉ダム、大町ダムと続きます。
(大町ダムは国土交通省管理、高瀬・七倉ダムは東京電力が管理しています)
まず向かった先は高瀬川テプコ館
高瀬ダムについては、上高地のようにマイカーでの乗り入れはできませんので、高瀬川テプコ館よりマイクロバスで約2時間の観光ツアー(要予約)か、もしくは七倉ダムよりマイカーを置いて歩くor乗り入れ許可を得ているタクシーで行くことになります。
高瀬ダムは写真を見ればわかりますが、ロックフィルダムと言って岩石や土砂を積み上げて作ったものです。
日本一高い黒部ダムに次ぐ176mらしいですが、ロックフィルダムなのであまり高さを感じませんでした(^^;
↓ダムの頂上の展望台から見た写真はこんな感じです。
↓展望台より下流側を見てみます。
↓そして反対側は、本来ならエメラルドグリーン、のはずが・・・
台風が去ったあとだったため、残念ながら濁っておりました(~o~)
ちなみに、再びエメラルドグリーンに戻るには約1ヶ月かかるそうです。
ただ、本来は雲にかかっていて滅多に見られないと言われる標高3180mの槍ヶ岳がチラっと見えました(^^♪
↓尖った山が槍ヶ岳です。(何とも特徴的ですねぇ)
バスだったため、正面からの写真が撮れませんでしたが、ダム下より眺めた写真
奥に見えるスキーのジャンプ台のようなものは、洪水吐きです。
ロックフィルダムではダムの真ん中に洪水吐きは設けられないため、脇に作るのが一般的です。
ちなみに白馬のジャンプ台より傾斜があるそうです。(って当たり前か^_^;)
次に向かった先は、新高瀬川発電所。
写真撮影はダメということでしたが、太いシャフトが回転しているものを見ることができました。
この高瀬ダムの最大の特徴をざっくり説明しますと、電力を多く使う昼間に下流の七倉ダムへ水を放水して発電し、夜になると七倉ダムに溜まった水をポンプで吸い上げて、次の日の昼間に備えるそうです。
その役割を担っているのがコチラ!
日本一大きなポンプ水車ランナ。
水車として発電運転に使うだけでなく、ポンプとして揚水運転にも使えるというもの。
んー、何ともエコですなー(^v^)
この日はダム周辺が強風であまりゆっくり見ることはできませんでしたが、東京電力のガイド付き無料観光ツアーということで、満足しました(^_^)
それにしても東京電力、太っ腹ですねー(笑)
それほど遠くないところには黒部ダムがあり、県外から来る方はきっとココへ行くと思いますが(確かにあのアーチ型や、放水には魅力ありますが)、個人的には穴場だと思いますのでオススメです。
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Posted at
2009/10/18 23:15:56