命の授業

とても感動する日記に出会いました。


といっても実は、嫁さんが他のSNSで書いている日記なのですが、
・・・不覚にも読んで泣きました（///

身内贔屓で申し訳ありませんが、
是非皆さんにもお披露目をと思い転載します（嫁さん承諾済（笑））


（以下転載）
－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－

まみたんさんの日記
命の授業 2011年09月16日14:04


7月のある日、近所のママ友さんから「カブトムシいらない？」とメール。
物心ついた頃からムシが大っっっ嫌いなまみたん
「カブトムシ～いるわけないだろ」
と思ったものの

でも

最近あっくん、テレビや絵本を見て、嬉しそうに「カブトムシ」って言ってたっけ



よし頑張って飼ってみるか

ということで、カブトムシを飼うことを決断



虫かご、土、木の枝、昆虫ゼリー等を急いで１から揃え、
オス2匹、メス1匹が我が家にやってきました。
あっくん大喜び
「カブトムシ～」
「カブトムシいるね～」
「わ～」
と言いながら、ピョンピョン飛んで拍手

こんなに喜ぶなら、もらって良かったな
まみたんムシ触れないけど
どうやって世話しよ

なんて考えていると、

ブババババババ～
カブトムシが飛んだ～
（虫かごの中だけど）
ママびっくり
あっくんダッシュで逃走
しばらく怖がって近寄らなかった
カブトムシが飛ぶということは知らなかったらしい


大きいオスが『カッちゃん』
食いしん坊が『ブーちゃん』
メスは『トットちゃん』
と名付け、まみたんは割りばし片手にお世話する毎日
あっくんは、
「カッちゃんブーちゃんトットちゃん何してるかなぁ」
とか
「トットちゃん居ない！ネンネかなぁ？」
とか言いながら、虫かごをのぞく毎日


そんなある日、
トットちゃんがタマゴを産んでいる現場に遭遇
あっくんは、
「カブトムシの赤ちゃん産まれるね～」と大喜び
もしかすると、これからずっとカブトムシを飼い続けてなくてはいけないのかしら
と、若干不安になるまみたん


しかし、その数日後、
トットちゃんは死にました。


タマゴを産んで力尽きたのかな
カブトムシは、自分の赤ちゃんに会うことが出来ないんだな

と思うと、ムシなんて大嫌いなはずなのに、涙が出た


「トットちゃんネンネしてる」
と、あっくんは、まだ死を理解するのは難しく、
「カブトムシの赤ちゃん産まれるね～」と繰返し、
「楽しみだね～」と笑顔
まみたんがトットちゃんを土に埋めるのを見て、
「トットちゃん」
と、掘り起こそうとしていました。


オス2匹だけになっても、あっくんは、
「カブトムシにゼリーあげる」
「トットちゃんネンネかなぁ」
と言いながら、毎日お世話


そして、2日前
カッちゃんとブーちゃんは、仲良く一緒に天国へと旅立って行きました。


「カッちゃんもブーちゃんも、ずっとネンネなんだよ」
と言っても、あっくんは
「ずっとネンネしてる」
とニッコリし
「ゼリーあげる」
と、昆虫ゼリーが入っている袋をガサゴソ
何もわからずにお世話を続けようとするあっくんの姿に、切なくなったまみたん
「カッちゃんもブーちゃんも、もうマンマ食べられないんだよ」
「マンマ食べない…？？？」
「カッちゃんとブーちゃん、あっくん今までありがとうって言ってるよ」
「あっくんありがとう」

そして、
「どうしたのかなぁ～」
「ネンネしてるね～」
と、ずっとカブトムシを見続けるあっくんでした。


このことを、あっくんがいつまで
どのくらい覚えているかわからないけど、
命の大切さがわかる
思いやりのある
優しい人間に成長してくれるといいなぁ
と、まみたんは願っています