傾斜地山林を苦労して開墾し、構築された石積みは、鞍掛山の転石や山崩れで流出してきた石だけを積んだ棚田であり、また石積みの土地に家屋も建築しており、独特の石垣風景を呈しています。
これらの自然石による石積み棚田、鞍掛山、豊富な水が正面から一望できる素晴らしい光景は訪れる人の心を和ませています。
早朝の霞にけむる棚田を撮影~
その後は三河大野に向けて県道32号を下って行きます。
レガバック号について駆け下りていく時にひとつ変化に気が付きました。
足回りをリフレッシュしてリヤスタビをGTスペB用のΦ19mmに変更したLB号。
明らかにロール量が減り、以前後追いした時より圧倒的にコーナリングスピード
が上がっていました(゚o゚;;
後ろからも楽しそうに乗っているのがうかがえました(^^
三河大野ではLBさんオススメの重厚な建築の喫茶店【蓬莱館】に。
もともとは地元銀行の建物だったそうで、その重厚さも頷けます。
ここでブレックファーストといきたいとこでしたが10:00開店との事で。
コレは事前に知っていたので想定内(^^
次回は是非営業時間に行ってみたいものです。
このころには梅雨時とは思えぬほど晴れ上がり、気温も上昇してきました
R151を進み、次に向かった先は【湯谷温泉】
この地に立つのは実に22年振り。
高校時代に所属していた写真部の撮影旅行で訪れて以来。
上りの大垣夜行で静岡へ、すれ違いの下りの大垣夜行で折り返して
豊橋に早朝着くという強引な車中泊で(笑
景色もほとんど変わらないまま。
来る列車が119系から213系or313系に変わっただけでした(笑
田口線跡にて鮎ラーたちのおかげで撮影できなかった為タイムスケジュール調整の為
駅周辺をブラブラしたり駅撮りをすることに。
幸いラッシュ時のため直近1時間に3本も(笑)列車がある模様。
1本目はちょっと駅から歩いて踏切付近から切通を狙って
普通 3505M 213系5000番台
ちょっとカブらせすぎたか?(^^;
名古屋周辺ではあまり見かけなくなった213系5000番台。
同系列のロングシート3扉の211系5000番台に比べ、
クロスシートでちょっとした旅行気分になれるのが好きでした。
2本目はホームで駅撮り
普通 520M 213系5000番台
載せ換えられたシングルアームパンタが今ドキ風だな~
のんびりした空気のなか撮影は続く・・・
3本目は快速 2524G 313系3000番台
前頭部の霜取りパンタが特徴
各々堪能と小休止ののち湯谷温泉を出発。
以降はやーまだプロデュースの秘境撮り鉄ツアーへ。
今度はやーまだが先頭を走ります。
三河川合~池場間
国道傍から橋脚を見上げて撮影。
1本予測より早く来て撮り逃す(笑
下り 普通 521M 213系5000番台
山かげから前触れなく飛び出してくるので難しいと好評(笑)でした。
次のポイントへ向けてR151をさらに北上。
東栄町からR473に入り一旦は佐久間ダムを横目にR152に入り水窪方面を目指します。
途中佐久間発電所で何となく発電所萌え(笑
ローカル線ゆえ到着時間の遅れは即撮影不可に繋がる恐れがありますが、
何とか予定時間に次のポイントに到着
西城~向市場間 第6水窪川橋梁 通称「渡らずの橋」
個人的に今回最も訪れたかった場所。
上り22M 特急「ワイドビュー伊那路2号」
飯田線がいかに不安定な地盤の中、難工事で建設されてきたかを如実に物語る場所。
本来、飯田線は城西駅 - 向市場駅間のこの箇所を水窪川左岸側に穿った全長45mの向皆外トンネルで抜ける予定でしたが、
向皆外トンネルは1954年2月に着工され同年6月に貫通したものの、
その後の降雨や台風の影響により坑内のアーチ、側壁のコンクリートに剥脱が生じ始め、
ついで地盤の変化によるトンネル中心線の移動や断面の変形が発生し、
ついにはトンネル周辺の地山全体が水窪川に向かって滑り始めたため、放棄せざるを得ないと判断された。
向皆外トンネルが放棄されたことにより、代替のトンネルをより奥に掘削することも検討されたが、
工期や工費に余裕がないことや、この付近の地山自体が天竜川断層に近く不安定であることから、
たとえ掘削しても「第二の向皆外トンネル」となる可能性も否定できなかったため、
最終的には水窪川上にU字形の橋梁を建設し、不安定な箇所を迂回する方法が取られた。
こうして建設された第6水窪川橋梁は、総延長400.7m、半径250mとなった。
対岸に近い箇所まで大きく「迂回」しているのは、向皆外トンネルのある部分の地山が
さらなる大崩壊を起こした場合に備えてのことだそう。
かなり真剣なシト
かなりお疲れなシト
早朝から行動してきてメンバーにも疲れがみえてきたのでお昼休みに。
水窪駅近くにある道の駅というよりは昔のドライブイン的食事処「国盗り」へ。
なんだか物騒な名前ですが、その昔県境を綱引きで決めた事にちなんだとか。
地の物をふんだんに使った「よくばり定食」を。
あげたての天ぷらはなかなかにまいうーでした。
昼食と少々の休憩ののちに後半戦へ。
まずは来た道をしょうしょう引き返し(R152はこの先青崩峠という自動車通行不可の酷道と化す)佐久間ダムへ。
ダム の湖岸沿いに走る県道1号線を進みます。
県道とはいえトップナンバーだけに整備の行き届いた道をイメージしていましたが、
見事に裏切られ、センターラインのない、直線もほとんどない、落石をかわしながら進む
なかなかの「険道」具合・・・(^^;
そんな県道を進んだ先に大きなつり橋があり、それを渡るとJR屈指の難読駅大嵐(おおぞれ)駅。
大嵐駅は佐久間ダム完成とともに水没した旧線の付け替え区間の始まりであり、
すぐ近くに廃線となった旧線のトンネル(夏焼隋道)がある為、本日2度目の廃線トンネル探訪
駅前に広い駐車場があったので自由に止め(笑)
(助さん・格さんの後ろから出てくる水戸のご老公(笑)
やーまだのアウトバックにみんな便乗でトンネル探訪。
出口ではやさしい(笑)お兄さんに助けられ満喫。
大嵐駅を出て北上、この区間では国道も並走するので、
疲労度を考えて、険道から国道へ。
途中ローリングしていたS2000コンビと追いかけっこ(笑
そして最後の目的地、秘境駅為栗(してぐり)駅へ。
秘境駅とは、人跡まれな山奥などにあり、存在意義が一見不明な駅のこと。
利用客がゼロに等しく、辿り着くことさえ困難な駅のことである。
飯田線にはこの秘境駅と認定(?)された駅の数がJRでも有数。
その中でも今回は入門編として、比較的アクセスが用意な
(ほとんどの秘境駅はクルマで接近することすら不可能(^^;)
この為栗駅をチョイスしました。
とはいえ、この駅も駅前までクルマで行くことは不可能。
われわれのクルマは写真の吊り橋の向こうに。
駅へはこの人道吊り橋以外にアクセス方法は一切ありません(^^;
秘境駅ももとより秘境駅であったわけではなく、
以前は周りに集落があったのですが、ダムの建設により
周りが水没してしまって結果的に秘境の中になってしまったそうです。
梅雨時でありながら最後まで好天に恵まれながら全行程を終了(^^
しかし、中央道飯田山本ICより帰路についた途端・・・
今日一日を取り返す様な大雨が(@@
ピーク時は東海豪雨を思い出させる土砂降りで
一時PAに避難するほど・・・。
写真は空が明るいわけではなく、雷の稲光。
肉眼ではまっすぐ落雷するのが見えました。
強烈な夕立をなんとかかわし、
旅の〆はLBさんに多治見のうなぎの銘店「うな千」をご紹介いただきました。
体が疲れていたのか財布が疲れていたのか(笑)並丼のチョイスとなりましたが、
味はホントにうまい。
おいしいうなぎ屋さんはどうしてこんなにうまいのか。
ごちそうさまでした(^^
多治見で解散となり、ナビまかせに中央道→東名→名二環→知多半島道で帰宅。
走った走った。
撮影しながらで420km 14時間
レガバックさんムムちゃんお疲れ様でした。
そして最後まで読んでいただいた方もありがとうございます(^^
イイね!0件
発進時のCVTショック(カクン又はガックン)を解消♪ カテゴリ:その他(カテゴリ未設定) 2025/08/11 21:56:14 |
![]() |
ストアオリジナル ルーフラック カテゴリ:その他(カテゴリ未設定) 2024/07/07 22:32:28 |
![]() |
サブウーファー取り付け カテゴリ:その他(カテゴリ未設定) 2024/07/07 11:03:51 |
![]() |
![]() |
トヨタ RAV4ハイブリッド みんカラを始めて16年、初めての乗り替え。 期せずしてアウトバックに16年乗ったので、 ... |
![]() |
トヨタ ヴェルファイア 2010.7.17納車 家族の増員にあわせ、プジョーとの入れ替えにて導入 2.4Z プ ... |
![]() |
ジャイアント エスケープR3 2016 (その他 自転車) ジャカルタでの機動力確保の為配備 2021年1月 4年間のインドネシア赴任を経て共に無 ... |
![]() |
スバル レガシィ アウトバック 気がつけば4台目のレガシィです。 結婚もしたので、車高を下げなくてもカッコイイアウトバッ ... |
2024年 | |||||
01月 | 02月 | 03月 | 04月 | 05月 | 06月 |
07月 | 08月 | 09月 | 10月 | 11月 | 12月 |
2023年 | |||||
01月 | 02月 | 03月 | 04月 | 05月 | 06月 |
07月 | 08月 | 09月 | 10月 | 11月 | 12月 |
2022年 | |||||
01月 | 02月 | 03月 | 04月 | 05月 | 06月 |
07月 | 08月 | 09月 | 10月 | 11月 | 12月 |
2021年 | |||||
01月 | 02月 | 03月 | 04月 | 05月 | 06月 |
07月 | 08月 | 09月 | 10月 | 11月 | 12月 |
2020年 | |||||
01月 | 02月 | 03月 | 04月 | 05月 | 06月 |
07月 | 08月 | 09月 | 10月 | 11月 | 12月 |
2019年 | |||||
01月 | 02月 | 03月 | 04月 | 05月 | 06月 |
07月 | 08月 | 09月 | 10月 | 11月 | 12月 |
2018年 | |||||
01月 | 02月 | 03月 | 04月 | 05月 | 06月 |
07月 | 08月 | 09月 | 10月 | 11月 | 12月 |
2017年 | |||||
01月 | 02月 | 03月 | 04月 | 05月 | 06月 |
07月 | 08月 | 09月 | 10月 | 11月 | 12月 |
2016年 | |||||
01月 | 02月 | 03月 | 04月 | 05月 | 06月 |
07月 | 08月 | 09月 | 10月 | 11月 | 12月 |
2015年 | |||||
01月 | 02月 | 03月 | 04月 | 05月 | 06月 |
07月 | 08月 | 09月 | 10月 | 11月 | 12月 |
2014年 | |||||
01月 | 02月 | 03月 | 04月 | 05月 | 06月 |
07月 | 08月 | 09月 | 10月 | 11月 | 12月 |
2013年 | |||||
01月 | 02月 | 03月 | 04月 | 05月 | 06月 |
07月 | 08月 | 09月 | 10月 | 11月 | 12月 |
2012年 | |||||
01月 | 02月 | 03月 | 04月 | 05月 | 06月 |
07月 | 08月 | 09月 | 10月 | 11月 | 12月 |
2011年 | |||||
01月 | 02月 | 03月 | 04月 | 05月 | 06月 |
07月 | 08月 | 09月 | 10月 | 11月 | 12月 |
2010年 | |||||
01月 | 02月 | 03月 | 04月 | 05月 | 06月 |
07月 | 08月 | 09月 | 10月 | 11月 | 12月 |
2009年 | |||||
01月 | 02月 | 03月 | 04月 | 05月 | 06月 |
07月 | 08月 | 09月 | 10月 | 11月 | 12月 |
2008年 | |||||
01月 | 02月 | 03月 | 04月 | 05月 | 06月 |
07月 | 08月 | 09月 | 10月 | 11月 | 12月 |
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!