
ホンダ インテグラ タイプR(DC2 96スペック)
「ホンダのタイプRってこんなに凄いんだぁ!」と、友人のインテRを貸してもらった時に思わずこう叫んでしまいました。当時のベストモータリングなどでも絶賛されていました。ダイレクト感のある操作系、気分を高揚させるエンジン音。もう、一目惚れでした。それから数週間後、オーダーしちゃいました。ある意味、父が欲しくって「お前あれ買っちゃえよ・・・」みたいなオーラを放ってましたね。私としては本当は4ドアでレカロシートが黒の方が欲しかったのですが、オーダーすると数ヶ月待ちの状態でした。今すぐ欲しかったので3ドアのシートが赤をオーダー。(在庫がこれしか無かったはず。)
本当はこの頃、オートマのドマーニに飽きていた私は、友人とホンダオートテラスで車を物色中。インテを買う直前まで、プレリュードのSiVTEC(BB4)のマニュアル・白・サンルーフという車に目をつけていました。距離も乗ってなかったし、マイチェン後でメーターが自発光式になったヤツでした。多分インテに試乗していなかったら、間違えなく買っていたでしょうね。でも、その後、友人(この間のオデッセイの友人)がちゃっかり買っていましたから、乗れたので良かったんですけど。
そして、丁度雪解けも進んだ4月下旬、納車されました。でも、一番先に乗ったのは私ではなく父でした。当時の父の勤務先の会社の1部署である自動車整備工場経由で購入したので、納車も父の勤務先。父はディーラーマンに「これは慣らしとかいらないので最初からガンガン回しても大丈夫なんですよ」と聞かされ、私が取りに行く前に、近くのワインディングに試乗に行っちゃったんです。私が取りに行くと「ごめん、先に乗っちゃった。でも、この車すげーぞ!!」と興奮気味。そりゃそうです。私もそう思いましたから。
写真でリアウィングがないのは、ある晩、みんなで走りに行っていて白黒の車(あえて伏せますが)に追いかけられ、とある農道(若干坂道)に隠れていました。しばらくして、別方向に行った知人と白黒が気になり、車を降りて道路まで見に行き、ふとインテを見ると、勝手に下がって行ってるではありませんか!慌てて車に追い付くも、間に合わず、立木に衝突。ウィングはその時折れてしまったのです。インテはサイドブレーキがリアブレーキと共通でディスクブレーキだったので、甘かったんですね。
バンパーなども凹んでしまい修理となりましたが、どうも視界を妨げるリアウィングが気になっていたので、どうせなら外してしまえって思い、外して、取り付けの穴は、埋めてもらいました。普通のインテグラと見せかけてタイプRのスタイリングがお気に入りでした。
この車は、本当に乗りやすくFFを勉強することができました。運転する楽しさ、操る楽しさはBMWと同じぐらいと言っても過言ではないと思います。グリップで走っても早いし、雪道ではサイドブレーキを使わなくても、FR車の様なアングルでドリフトも可能でしたし。本当に楽しい車でした。
当時はこんな車が新車で220万円からあったのですから、良い時代だったんだなと思います。やはり、300万円を切る位でなければ、若い人達が買えないですよね。なんとかならないものかと、考えてしまう今日この頃です。
Posted at 2009/03/08 14:06:53 | |
昔乗っていた車 | クルマ