
昨日は一日中降り続いた雪。
夜中のニュースでは、札幌で積雪0センチから一気に49センチになったとか。朝までで55センチになったそうです。
札幌は、ここ数年、私の感覚では一気にドカンと降って積もるーみたいな冬の始まりのような気がします。
うちの息子も、昨日はコペンで初の雪道運転となりました。
朝、学校に向かう時はまだアスファルトが出ていたそうですが、授業が終わって駐車場に来てみると、
こんな状態だったそうで(笑)
LINEで、
「出られるかな?」
と聞いてきました。
初めての冬、学校の駐車場の除雪も間に合っていない状態。
道路までは結構距離があり、通路はまだ誰も走っていないので、このレベルで積もっている。
お父さんの指示は、
・取り敢えず、車の前の雪をスノーブラシでかき分けて積雪のレベルを下げて、車の下に雪が溜まって動けなくならないようにする。
・周りの車にぶつけないように、何度か前後に動いて、自分の周りの雪を踏み固める。
・足元が固まったら、車の頭を通路に向ける。(この積雪でハンドルを切って発進したらスタックする可能性が高いので。)
・サラサラ雪だから、車の方向が変わって、真っ直ぐ走れるようになったら、後は一気に道路までは突っ走れ。
でした。
昨日はGSでバイトしている友達を乗せて登校していたので、車の誘導はその子にお願いして、なんとか足元を踏み固めて方向も変え、通路は、色々やっているうちに、四駆のワゴンRが1台通ったお陰で、少し走りやすくなったようで、スタックせずに無事駐車場を脱出したそうです。
息子曰く、実はLSDのおかげで、多少道が悪くても走るらしく、FRのタクシーやFF車が進めなくなっている坂道も登ってこれたと。
そこがね、お父さんがLSD付きのクルマを選んだ最大の理由なのですよ。LSDは走りのためのものでもあるけど、雪道でも大きな武器になるのです。
さらに息子は昨日、その友達を送った後、坂道で動けなくなっていたE60のBMW5シリーズを助けてきたって言うから驚きです。
下り坂でUターンしようとしてスタックしていたらしく、フロントが下で駆動輪が上。これ以上坂の下に行っても、登るしかない状態で、除雪も入っていなかったので、息子曰く、
「どの道、詰み。」
状態。
子供の頃から乗っていたBMWだったので、その車に駆け寄って第一声、
「DTCモードにしていますか?」
と聞いてみたら、すでにそうなっていて、スタックしてタイヤを回したので駆動輪の下がツルツル、溜まった雪が車止め状態。
「取り敢えず、駆動輪をツルツルから新雪の上に載せましょう。」
と言って、グリップが効く路面に誘導した事で脱出成功したそうです。
「ツルツルの上にいたらいつまでも動けないと思ったし、そもそもFR車で坂道をバックするというのは1番駆動力がかからない状態だから、あの状態に陥ったのはそれが原因。」
と語っていました。まあその通りです(笑)
若葉マークのコペンから降りてきた、陰キャっぽいお兄ちゃんに
「DTCモードにしていますか?」
と声をかけられたBMWのドライバーは驚いたでしょうね(笑)
困った時に助けてあげる精神、大事です。いつか自分も助けてもらうことがあるでしょうから、よくやったと褒めて遣わすゾ。
しかし、コペンにはスタックした際に使う牽引ロープとヘルパー替わりに大きめの養生毛布(最悪、車で過ごさなければいけなくなったら着られる)を載せてありましたが、息子の学校の駐車場の状況を考えると、スコップも要るなあと思いつつ、コペンのトランクに載せられるものと言えばキャンプ用品の伸縮できる小ぶりのものくらいかなぁ?と、ネットを漁っている私でございます。
Posted at 2021/12/18 09:35:38 | |
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