2010/10/24 ヒストリック・オートモービル・フェスティバル・イン・ジャパン写真集 ①
投稿日 : 2010年10月27日
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ローラT70 Mk-Ⅲ
今回の目玉、まさか本物を拝めるなんて!
しかもカラーリングはあの1968年日本GPで戦った瀧レーシングそのもの。しかもここは富士。
もはや感動的です。解説によるとどうやら最近完璧なレストアを行い本邦初公開だそうです。
ごく最近エブロがこのカラーでミニカーを出していたのですがまさか日本にあったとは!
2
後ろから。
田宮からプラモも当時出ていたので知っている方も居られるかと思います。
T70はそもそもオープンボディで開発され、当時のプロトタイプカーカテゴリーに合致するべく量産を前提に製作されました。時代を先取りしたアルミ製ツインチューブ・モノコックシャーシに基本はシボレー製V8をミッドに搭載。基本はカンナムで大活躍しました。
3
ホームストレート爆走中。
そしてル・マン参戦を目指しクーペボディへと改良し、T70Mk-Ⅲとなりました。
でこの瀧レーシングは当時トヨタと日産の二大ワークスによる争いになっていた日本GPにプライベーターとして参戦したマシンで、ドライバーの一人にはあの長谷見さんが。
プライベーターでワークスに挑戦した瀧レーシングの心意気。今では頭文字から「TNT」対決なんて言われています。
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正に日本GP。
この瀧レーシングのマシンはシボレー製6300ccのV8を搭載していました。
実はこのときのライバルであったR381と同じ系列のエンジンです。
しかしアメリカンV8は本当にいい音色がします。
あの何ともいえない「どろどろ」、「べぇ~~~~ん~~」という音。名前で聞けて最高でした!あぁ~~本当にカッコよかった。
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フォードGT40MK-ⅡB
こちらもかなり稀少な一台。
実はこの黄色の個体、東京某所のお店で売られているのをたまたま目撃しガラス越しに穴が開くほど見た車でした。
まさかこんな形で再会できるとは。
お店の立て札には日本には本物のMk-Ⅱは数台あるような感じの説明が。
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爆走!
このGT40という車は、良く知られている通りフェラーリの買収を失敗したフォードが正にそのフェラーリにスポーツカーカテゴリーで勝つ為に開発した車です。
元はローラT70のルーツ、ローラGTをベースに徹底的にリファイン。
Mk-Ⅰではエンジンはフォード製4700ccのV8でしたが、性能不足等の問題からシャーシも含め改良されたMk-Ⅱではシェルビー製7000cc!のV8へ。
結構有名な個体のようで調べたら色々出てきます。
7
フォードGT40
そしてなんとGT40はもう一台。
このようなレースに参戦しているので当然レプリカではないと思うのですがもはや夢のよう。
こちらはカナードが付くなど結構珍しい雰囲気の個体です。
しかしどちらもアメリカンV8特有の野太い凄まじいサウンドを響かせていました。いやぁ~~レプリカでもいいから乗ってみたいです。
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夢のような光景。
お帰りの際にはこのような状態でトランポに。
う~~ん凄まじく豪華です。
と言うことで②は962Cから!
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