
週末EVのIXとテスラに挟まれた。
IXの小山の様なかたまり感がすごい。サッシュレスドアなのが、目を引く。
以前の勤務先は社長の送迎車はレクサスGSだったのが、買い替えでアルファードになり、用事があれば一定の職位以上なら使えるように民主化された。日本の本社も運転手さんが定年で社長車が廃止になった。
以前の社長に、バブルの頃は社長とか役員になれば、釣りバカのスーさんみたいになれたかもしれないけど、今時社用車すら風当たりが厳しいんやで。と飲み会で言われ、なんて夢のない話なんだ!と思った。
ESGだのなんだのと言われ、社用車もEVじゃないといけないと言う話があった時、同族経営の会社に勤める人が、BMWの7では高級度合いが足りないからEQSを待つんだ!なんて経営陣が言ってたと言うのを教えてくれた。
役割の下に平等と言う考えもあるけれど、職位が上がれば、待遇も良くなってほしい、偉くなったらいい車に乗れる、欧米のようなカンパニーカーみたいな制度があれば個人的にはモチベーションが上がる気がする。とは言え7じゃ高級感が足りない。な-んて、どんな思考回路でそうなるんだろう。快適性でGTシリーズを選ぶ人はそう言う思考なのかも。
個人的には7まで行かなくて、F13/F06の650でいいです。いやG10の550、でもいいです。いやE90のV8が1番小さくて軽くて更にNAで最高にいいんじゃないかなと言う気がする。でもイマドキ高年式なんだよなあ。
この前EQSが止まっていて運転手らしき人が、トランクを整理してた。電動のSくらいの認識でいたら、セダンなのにトランクではなくて、なんとハッチバック。キャビンとトランクは薄い布一枚で隔てられてるようだった。ホンコン映画とか、トランスポーターが、人間を積み荷にトランクに入れる時、あれ?なんか音がする!?みたいなシーンは発生しない気がした。アメリカでは、ガチにトランクで誘拐されるので、中から出れるような把手が必須らしい。コンプライアンス的に最適なのかも。
アホみたいな事をツラツラ考えてるうちに転職して1年経ってしまった。
子供と過ごす時間が増えてよかった。
部下だった新卒の人が辞表を出して次に行くと連絡があった。壮行会に呼んでもらえて嬉しかった。
連邦軍がジオン公国の勢力拡大にどんどん押されて、主要メンバーはシャブローに集結し、いよいよ次はコロニー落とし。と言う時にこれから落ちそうなコロニーに残るかどうか?と思って自分は脱出した。
連邦軍とかジオン軍と言ってもグループ会社間の勢力争いの話。こっちは小さくあっちは大きくと言う割り振りの話。結局、海外にある統括会社を、どこに置くかと言う話があった時、昔は香港にニッサン/インフィニティの本社があったり統括会社があったけれど、デモとかコロナの後はすっかり、香港から別の都市に移る雰囲気。例に漏れず、香港は役割変更があって、仕事の責任の範疇が売り上げの1/5に小さくなる縮小があって、4/5の仕事に該当していた出向者がゴッソリ帰って行った。
仕事は減っても雇用は守ると言われてたけれど、減る事になった人は2/3くらい辞めたらしい。壮行会に呼んでくれた彼はリアルにやる事無くなって、成長や昇給の機会も期待もなさそうで辞めたと言っていた。仕事をくれる人も目標をくれる人も教えてくれる人も、オマエがいなくなって誰もいなくなったと文句を言われて嬉しいやら悲しいやら。
比較的仲良くしてた営業の人もコロニーから脱出していて、ガンダムのつもりで頑張ってたら、1/5の世界ではガンダムはいらないといわれたらしい。決められた手順と標準化された対応で、仕事を進めるように言われたらしい。範囲外はできません。知らない事は分かりません。知る必要がない事は、教えられていませんので、知らない事を知ろうとしてはいけません。好奇心ネコを殺すと言うでしょう。と言うのが正しいらしい。と昇格試験で諭されて、やってられるかと思ったと動機を教えてくれた。
組織の都合にブンブン振り回されて、顔見知ったる振り回され仲間と一緒にいろんな決まらない会議をみんなで和気藹々として、帰りが遅くなってしまって、時々クルマでドライブがてら帰るのは、それはそれでたのしかった。
もしかして残ってたら、減った仕事を忙しそうに擬態して、実はスーダラ節のサラリーマンな感じなのを真面目なリーマンを装い、規定に従い仕事を進め、規定がない場合にはまず規定を作るところから始めましょう。とか言って、のらりくらり定年まで残り20年近く、楽にできたのかな。
そんな甘い話あるわけなくて多分無理で、もし仮にそうできても、そんな生き方で好きなクルマには乗れない気がする。
最近youtubeのおすすめで出てきた美味しんぼの話で、好きな時にトンカツを食べれるくらいがちょうど良いと言っていた。カーマニア的には、新車でも中古でも好きなクルマに乗れてるのがいい気がする。と言うわけで、頑張りましょう。
Posted at 2023/11/14 00:32:21 | |
トラックバック(0)