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2024年09月14日 イイね!

蒸気タービンのコージェネ発電の燃料がく

蒸気タービンのコージェネ発電の燃料がく子供と一緒に参加できるツアーがあって、大人も社会科見学で行ってきた。

飲み水が貴重品で、輸入に頼ってる700万人くらいの街では、トイレに真水を使うのが禁止で、海水を使う事になっている。

どうやって処理するんだろうと思ってたら、酉島ポンプのホームページに日本語の解説があって、家庭から出た下水は地下大深度にあるトンネルで集められて、集積場へ行って環境基準を満たす処理をしたあと汚泥として海へ埋めていたらしい。

https://www.torishima.co.jp/jp/pdf/result/hongkong-ja.pdf

でもドンドン出てくるので、体積を減らす事を目的としたプロジェクトができて、燃やす事にしたらしい。燃えたあとは10分の1の堆積になるんだそうな。ただ燃やすだけではなくて、熱で発電する処理を同時に行うプラントができたらしい。

テレビで、中央アジアの草原で乾燥したウシのフンを燃やしてたけれど、塩水の下水が燃えるイメージが全くなくて、重油でも混ぜて燃やしてるのか、と思ったけれど、空気を吹き込んで流動化させたら850度になったら燃えるらしい。

普通の蒸気タービンのイメージで、燃やした熱で別系統の水を沸かすサイクルかと思っていたら、元は下水なので、燃やした時に出る水蒸気で直接タービン回しているらしい。さらに効率を稼ぐために抽気して温水として利用してるそうな。高温で塩素があるのでダイオキシンも発生するのを処理してるそうな。最後に残った蒸気は凝結させると塩水なので逆浸透膜で真水にして施設内の水を賄っているそうな。

https://www.tpark.hk/en/process/

蒸気タービンの熱源はお湯を沸かせればなんでも良くて地熱でも原子力でも石炭でも良いと聞いたけれど、こんなの初めて聞いた。

バックトゥーザフューチャーの、ゴミを燃料にして空飛ぶクルマを見た時並みの感動だった。
ウンコで作った電気で走るEVなんて、ある意味その先をいってるかもしれない。遊牧民が草原で乾いたウンコを燃やして暖を取ったら効率は低く、都会で集めて燃やして発電したらガスタービン発電の効率で発電できてしまう!

プラント系のエンジニアって、メカ系技術者の華で、カッコ良いなあとか、立ち上げたゼネコンの世界を渡り歩くプロジェクトマネージャーとかをカッコよく演出したビデオを見たら、大学時代に就職担当の教授が言っていた、メカ系はオオモノ作った方がやりがいがあるぞ!と言うのを思い出した。確かにプラントとか漢のロマンだよなあ。

でも、冷静になって思うとこう言う熱反応は24時間止められないから、中途半端な責任者だとシフト出勤で大変そうだなあとか、世界中を飛び回ってたら家庭は崩壊だろうなとか、妙に現実的な事を思ってしまった。

前の職場の拠点縮小を機に、非製造業へ転職に打って出れて、その時の経験を糧にスクラムマスターとプロジェクトマネジメントとか資格取れたけれど、やっぱモノ作りの片棒を担いでた方が楽しいなあ。
Posted at 2024/09/14 23:06:41 | コメント(0) | トラックバック(0)

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