
エンジンのフケ具合を楽しみたいけれど、今までオートマ任せだったので、思い通りに出来なかった。
M/Sモードを積極的に使ったら意外と楽しい。マニュアル車の時の様に、各ギアの具合を把握したら、ここは4速!とか積極的にギアを使って楽しく乗れるはず。
しかし、ミッションは8速もあってステップ比も小さいので、一個だけ落としても、もう少し期待する加速に足りない!とか落としすぎ!と言う痛痒さがある。
マニュアルの時は、いやでもどのくらいアクセル踏んだらエンジン回転が上がって、増速するか、シフトしたらどうなるかの感覚が身について来る。
週末にオートマ任せになんとなく走ってるだけでは、そんな感覚は全く養われない。
回転計と速度計の針の回り方を見てたら、Dモードで表示がなくても、今使ってるギアを判定できて、次にシフトしたらどうなるか、だんだんわかってくるんじゃないかと思いつく。
要は低いギアだと回転計が大きく回っても速度計は少ししか動かない、高いギアだとその逆。
ZZTセリカの6速マニュアルは3速の時、回転計と速度計の針が動く速度が同じだった、気がする。
ぼんやり見ても気づきは無いので、8速を大雑把に3つのグループ、回転計より速度計の動きが少ない、同じ、大きいに分けてみる。
そしてどのくらい針が動くのか、各ギアの減速比から、それぞれ回転計の針の動きに対する、速度計の針の動きを計算してみた。
そうやって、計算してだいたいの前後の関係を覚えていたら、よりわかりやすくなるんじゃないか。
回転計の針の動きに対し、速度計の針が、その半分くらいで動くのが3速。
だいたい同じくらいで少し遅いのと早いのが5速と6速。
回転計より大きく動くのが7速と8速。
走ってみたらこれでなんとなく、今何速かをメーターの針の動きから読み取れる気がする。変速したら次どのくらいにいくのか、あたりが見えてきた気がする。
いつも走ってる高低差のあるバイパスは、3/4/5で走るとちょうど良い感じなのがわかった。
そんな計算しなくてもマニュアルモードなら、自分が使ってるギアは自分がした選択になるので、自明の事。
しかし、オートマ任せの時も、今何速かわかると、乗せられてる感覚から、積極的に走らせてる感覚に変わった気がする。勝手がわかってくると、クルマが一回り小さく感じられて、嬉しい。
新型では回転計が反時計回り。
乗りこなせる気がしない。。
計算のメモ
■メーターの文字盤の読み取り
読みやすそうなのは9時と12時の位置。
9時が40キロと500rpm
12時が130キロと3500rpm
計器の針が時計回りに90°回る時、回転数の変化分は3000rpm、速度計は90キロ。
90°針が回るくらい加速することはないので、半分の45°の時の変化は、回転計は1500rpm、速度計は45キロに相当。
■具体的な計算方法とデータ
エンジン回転数をギア比とファイナルの比で割ってタイヤの回転数。それにタイヤの周をかけて、時速、キロに換算。
エンジン回転数1500rpm
リアタイヤ径:627.8mm
ファイナル:3.39
1速の時、ギア比5なので、具体的に計算する式は以下。
=1500rpm * 627.8*3.14*/1000/1000 * 60 / 3.39 / 5
=1500*0.03488 / 5
= 時速10.46キロ
ギア比は以下。
1速:5.0
2速:3.2
3速:2.14
4速:1.72
5速:1.31
6速:1.0
7速:0.82
8速:0.64
ファイナル:3.39
■計算結果
回転計の針を45°回転、エンジン1500rpm分回す時、それぞれのギアでの、増速分とその時の速度計の針の角度変化はそれぞれ、以下。
1速:10.46 / 10°
2速:16.35 / 16°
3速:24.45 / 24°
4速:30.42 / 30°
5速:39.95 / 40°
6速:52.33 / 52°
7速:63.82 / 64°
8速:81.77 / 82°
回転計の針は45°。
速度計と比較すると、上述の通り。
3速で24°で回転計の半分くらい。
5速と6速は、40°と50°でだいたい同じくらい。
7速と8速は、回転計より大きく動く。
Posted at 2021/07/04 08:42:59 | |
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