RESPONCEが新型プリウスに付いての最新情報記事を掲載。
で、焦点を最廉価のLグレード(税込希望小売価格205万円)に絞った記事を書いているわけですが・・・
http://response.jp/issue/2009/0406/article122864_1.html
はい、この記事。
>そもそも、現行プリウスのスタート価格は233万1000円(車両本体価格)。
>新型は排気量もアップしており、おおよそ240万円からの価格で売り出すことを
>考えていたはず。
・・・は?
これの
前の記事でLグレードの装備内容を掲載しているわけですが、それを踏まえてなんでこの推測が出てくるのん?
以前私も
新型プリウスLグレードの205万円に関しての日記を記載しましたが、Lグレードの装備内容を見れば、ある程度の知識を持つものが見ればむしろ205万円と言う価格の方に納得するはず。
どうせこの記事の筆者はスタッフマニュアルも見ているでしょうから、駆動用モーター等の写真を見れば新型のTHSⅡは生産性向上に伴うコストダウンが相当に進んでいることぐらいわかるでしょうに(と言うかわからないならモータージャーナリストを辞めるべき)
これは私の推測なんですが、新型Lグレードは当初215万円(初代の登場時価格と同価格、まぁ初代は税抜き価格だけど)で売ることを考えていたのではないかと。
つまり、インサイト登場によるディスカウントは10万円程度と見ています。
これなら販売インセンティブの減額(販売店での値引き額が減少する為、実勢価格やメーカー販売店双方の利幅には大きな影響無し)で対応できる範疇ですので、充分合点がいきます。
そもそも原材料価格の高騰も今やすっかり落ち着いている状態で、値上げなどあるわけないと思いますよ。
そもそも最低価格240~250万円前後と言うのは勝手にマスメディアが推測していただけであって(トヨタからの情報だったとしたら、それは量販グレードSまたはGの価格だったのでは?)、言っちゃったものは訂正がきかないから辻褄合わせで「インサイト対抗で30万円値下げ」とか勝手なことを言っているに過ぎないと思っています。
で、それを見た何も知らない読者層は「トヨタのえげつないホンダいじめ」とか感じちゃうわけですよ。そりゃそうです、普通はマスコミからの情報ぐらいしか頼りに出来ないわけですから。
なんでもう少しちゃんと取材して書けませんかね。
ところでそうなると、インサイトが高いと思ってしまう方も多いかと思いますが、あちらは量産効果が出ていない影響が大きいですね(ま、あれだけ長くシビックHV作ってたくせに怠慢だ、という意見もありますが)。
このまま好調な販売が続けば、マイナーチェンジ等で15~20万円程度値下げなんてことも起こりえるかも?プリウスがこれだけ安くなるとね。
Posted at 2009/04/07 01:31:07 | |
トラックバック(0) |
ハイブリッドカー | クルマ