やっとできた…
動画のアップロードにえらい時間がかかってしまいました。
ということで遅くなりましたが、9月の3連休、中日に、iQでケイズケイサーキットを走ってきました。
3連休の中日の午後3時にも関わらず貸し切りでした。
私たち家族の他は、サーキットのオーナーとRX-8の常連さんと思われる方(後に黒石ゴロヲさんと判明(^^;)のみという状況でした。
虫の声と家族が遊んでいる声(最後の方)が響くサーキット。
なんとほのぼのとしたサーキットでしょう(笑)
秋晴れで暑くもなく、そよ風が気持ちいい、ピクニック日和でした。
右側のストレートの途中に計測ラインがありますが、そこから計測したタイムのうち良かった4周をピックアップしました。
各周のタイムは以下の通りです(
以前の速報タイムは1秒うそついていました(^^;)
54:347
54:981
54:318
54:916
最後の54:916の周回でガス欠症状が出て加速しなくなってきたので、この後はクーリング走行で終わってしまいました。
以下、iQでサーキットを走った感想です。
とにかく足がフニャフニャでした。
ノーマルの車で走るのは、ミラで初めてジムカーナ大会に出たとき以来、十数年ぶり2回目のことです。
ノーマルの車だと自分の下手くそぶりが良く分かります。
足が柔らかいのでごまかしがききません。
最初の数周は荷重移動ではなく、荷重変動をおこしていました。
次にABSですが、足の柔らかさとブレーキアシストのおかげて、軽くブレーキに足を乗せただけでABSがカリカリと効いてしまいます。
しかし、ABSが効きながらも曲がってくれるところは、止まらない曲がらないの危険なミラのABSよりは大分マシでした。
ミラのABSは公道で何回か事故を起こしそうになったほど危険なABSだったため、常にヒューズを抜いてABSを切っていました。
ロードスターはABSは付いていなかった(にも関わらずコントロール性が良くてとても安全な車でしたが)ため、ABS付きの車で走るのもほぼ初めてです。
そのため、ABSでの走らせ方が分からなかったためABSが効いてしまったらそれ以上ブレーキのコントロールは出来ないものと思い、荷重を乗せきれないままステアリングをこじって曲がっていました。
ABSが効いていてもブレーキのコントロールは出来るものなのでしょうかね?
ステアリングをこじって曲がると、サスペンション以外のフロント周りのなにかがグニャグニャしていました。
フロント周りの剛性感が足りない感じがします。
自称感覚派ドライバーなため、何がグニャグニャしているのかは分かりませんがフロント周りに違和感を感じました。
VSCはカットしましたが、コーナー立ち上がりで何やらインパネが点滅していて何かが作動しているようでした。
と思ったら、今調べていたらカットするボタンを押しただけではTRCがカットされているだけのようでした。
ボタン長押し(3秒)でTRCとS-VSCがカットできるようです。
ということで、TRCのみカットしてS-VSCは効いたまま走っていたようです(^^;;
説明書をよく読め(^^;;
リヤは意外にネバってブレークする事はありませんでした。
その要因として背の高い車に乗ると転倒恐怖心が湧き派手なアクションを起こせなかった事と、ABSの使い方が分からず荷重を乗せきれずに基本的にアンダーで走っていたためです。
さらには上記のようにS-VSCが効いていたためだと思われます。
エンジンは低回転トルクが足りないのに上まで回らないという、NAの良さが無いエンジンでした(笑)
ロードスターは低回転トルクはあるけど上まで回らないNAエンジン、ミラは低回転トルクはないけど上まで回るターボエンジンでした。
ギアに関しては、1速と2速が離れているため1速でもうちょっとひっぱりたいと思うところでレブリミットにあたり、2速につないだ瞬間フロントがカエルの様にぴょこんと跳び上がり(←かっこ悪い(笑))回転数が落ちてしまいます。
動画を見てみたら、2速に上げてクラッチをつないだ瞬間、キュッとタイヤが鳴いています。
こんな車見たことありません(笑)
せっかくの6MTなのに、1速と2速が離れすぎていてスポーツ走行をするには意味がありませんでした。
この辺りは、燃費重視の6MTなんですね。
このハイギアードなギア比は、高速走行時に恩恵が受けられました。
高速道路を走っているときは非力な1300ccの車にも関わらず回転数が低くエンジン音が静かでとても快適でした。
でも、加速する際には2速落としてからでないと加速できませんが(笑)
ヒールアンドトゥで上手く回転が合わせられませんでした。
自分が下手くそになったのと、電子制御スロットルのせいでアクセルレスポンスが悪くて回転が合わせ辛いのかと思いましたが最後の方になって原因が分かりました。
どうも、最初からガス欠症状が出ていたようです。
最初の頃、1速へのシフトダウンの時に回転が全く合っておらず急激なエンジンブレーキを効かせてしまっていたので、途中から半クラを多用しごまかしながら走っていたのですが、残り1/3くらいの時間帯からコーナー立ち上がりでエンジンストールするという、ガス欠症状が出始めました。
おそらく最初からガス欠症状が出ていて、急激なGがかかるコーナーでの1速のシフトダウンでアクセルあおっていても回転数が上がっていなかったものと思われます。
走り出しの時点で、メーター上で半分よりちょっと上までガソリンが入っていたのですが、うわさで聞いていたとおりiQでサーキットを走る場合は満タンでないとダメなようです。
入力(人間の操作)と出力(車の挙動)の間に、ABSやらTRC(今回はカットしていましたが)やらS-VSCやら電子制御スロットルやら、やたら電子制御が介入しているためダイレクト感皆無な車でした(^^;;
あと、小傷ひとつない新車だと、気持ち的に攻めきれませんでした。
コース幅いっぱいにとると、コース脇からはみ出ている草に擦ってしまうため控えめに走りました。
けど、1回パイロンに引っかけてしまいましたけどね(--;ボディに傷をつけてしまった・・・
まあ、iQに関してさんざんな事を書きましたが、この車が今の相棒です。
色々と不満なところはありますが、やっぱりサーキットを走れば楽しいですから、末永く楽しく付き合っていきます。
でもね自動車メーカーさん、こんな車ばかり作っていては、若者の車離れが進んでしまうのが分かった気がしましたよ。
面白くないですもん。
コンパクトカーでノーマルのまま乗って一番面白そうなのは、スイフトスポーツですかね(新型出ていませんが)
他の、ヴィッツRS、デミオスポルト、フィットRSはどうなんでしょうね?
また、サーキットに行きたいなー。