珍しい?マウンテングレー。
街中はそうでもないけど、高速走行になると楽しい車。
フルモデルチェンジして直ぐのモデル。
◆良い点
コンパクトなのに車内が広々としている。
istを乗り換えた最大の要因が手狭になったためだったので、コンパクトながら車内を広くしたパッケージングは良かった。
必要十分な動力性能。
安定した高速性能は、さすがアウトバーンのある国で作られた車。
街中よりも高速を走るのが楽しかったし、長距離移動が苦にならなかった。
小さい入力は吸収し、大きい入力にはしっかりと踏ん張る絶妙なサスペンション。
車内のイルミネーションが良い。
明かりの欲しいところに車内灯が付いている。
それなりに良い燃費(平均12.55 km/L)
◆悪い点
エコモードでのアクセルのレスポンスの悪さ(電スロ制御)
アクセルを踏んでから2テンポ位遅れて反応するようなイメージなので、交差点を抜けて加速したいときなどは、加速ポイントよりも手前でアクセルを踏まないと、意図したタイミングで加速できないほど。
その癖が付いていたため、車を乗り換えて同じことをすると慌ててしまった(笑)
ゼロ発進時のクラッチのつながりの悪さ。
運転の下手なMT乗りの様に、なかなかクラッチミートしない。
エコモードだと、2速発進なので、クラッチミート、アクセルレスポンスと合わせて、最悪なダルさ(笑)
そのため、街中はダルダル。
(2016/8に最新型のB180に乗ったらその辺が全て改善されていた。)
ナビの操作性(ナビは国産に限りますね)
新車時こみこみ380が、購入ディーラーで4年3万キロで下取り査定93、小売査定145という、驚きのリセールバリューの悪さ。
◆トラブル歴
2014年09月
ビスを踏んでパンク。
ランフラットタイヤ採用は、室内空間確保の面では優れているけど、高い・・・
2015年10月
http://www.mercedes-benz.jp/myservice/recall/info/list/2015/0910.html
ドライブ・シャフト関連のリコール。
ドライブシャフトとホイール側ジョイント部のインナーレースを接合しているスナップリングの形状が不適切なため、走行中の振動で外れることがある。
その場合、走行中にドライブシャフトがインナーレースから抜けて、タイヤに駆動力が伝わらず、走行不能になるおそれがある。
2016年4月 30200km
O2センサー故障により交換。
こんなにすぐにO2センサーって壊れるものなの?
1回目の車検を終えて、営業マンの「滅多に壊れることはないから」という勧めで延長保証は切ってしまったので実費。
2016年7月 31000km
国道を60km/hで走行中に、突然インパネに電子式パーキングブレーキの警告灯が点灯。
直後に、プレセーフ機能の警告灯、タイヤ空気圧センサーの警告灯、ABS、ESP(横滑り防止装置)、チェックエンジン等全ての警告灯が点灯。
それと同時に、パワステが効かなくなるトラブルが発生。
原因は、左後輪の速度センサーの故障によるもの。
前回のO2センサー同様、頻繁にセンサー類の故障が起きても困るし、そのせいで走行中に全ての安全機能をとめてしまうというのも制御としてどうなんだろう。
車の走行機能は全く問題ない状態なのに。
トラブルが起きたのが、自宅から20km程度離れた場所で時間は22時頃だったのだけど、メルセデスの24hサポートに連絡したら、車をその場(コンビニの駐車場)に置いて、レッカーを手配し(延長保証を切ってしまったので、自分の保険会社のレッカーを使用せよ)、タクシーで帰ってくださいとのこと。
後ろに寝ている子供2人いるし、翌日は朝から用事があるので、仕方なくパワステは効かず、警告灯全点灯のまま運転して帰宅。
これが、高速のレーンチェンジ中だったり、キャンプに行った先の山奥の峠道だったら堪らない。
3年30000kmを過ぎて、故障が連続し、都度数万円コースの修理が必要になる等、乗っていられなくなり売却。
本当は15年乗り続ける予定だったのだけど・・・
メルセデスは、Aクラス、Bクラスで国産車ユーザを取り込むことに成功したけれど、「故障するよ。修理費は高いよ。乗ったら価値は激減するよ。」というところは改めないと、本当に国産車ユーザの心をつかんだとは言えないかな。
やっぱり国産車だ。
度重なる不具合に乗っていられなくなり売却。
2016/7/29
31826km